Enterprise Vault.cloud™ アーカイブ管理ヘルプ
- Archive Administration スタートガイド
- アーカイブの概要
- My Config
- アーカイブコレクタ
- 役割管理
- ポリシー管理
- 分類
- 認証管理
- AD FS 設定ガイド
- 保持管理
- 継続性管理
- レポートと通知
- IBM Notes 用の Personal.cloud の配備
- 以前のリリースの Archive Administration の更新
- Archive Administration の既知の問題
分類について
構造化されていないデータがビジネス環境に累積すると、ビジネスまたは法的な価値のあるコンテンツをアーカイブするか削除するかの決断が難しくなります。分類ポリシーに基づいてデータを分類および整理すると、データ管理の意思決定を簡略化できます。
会社で Veritas Information Classifier サービスを有効にしている場合、Veritas Information Classifier で有効なポリシーに一致する Enterprise Vault.cloud の受信電子メールに、このサービスで分類タグを割り当てることができます。Discovery.cloud ユーザーは、調査や eDiscovery の間に、分類タグでタグ付けされた電子メールを検索できます。
[classification administrator]の役割を持つ管理者は、Archive Administration から Veritas Information Classifier にアクセスして、組織が使用するポリシーを有効化できます。各ポリシーは、関連する 1 つ以上の分類タグを電子メールに割り当てるために、電子メールが満たす必要がある条件を指定します。組み込みポリシーは、電子メールを分類するための基準となる、多くの規制上の必要条件や企業の規格に対応しています。
たとえば、個人識別情報を検出するポリシーを通じて、一般データ保護規則 (GDPR) などのプライバシー規制に対応できます。個人識別情報 (PII) ポリシーは、クレジットカード番号、電子メールアドレス、生年月日、パスポート番号、および運転免許証番号などのコンテンツで検索します。Enterprise Vault.cloud で受信する電子メールがポリシーの基準に一致した場合、関連する PII 分類タグが電子メールヘッダーに割り当てられます。Discovery.cloud レビュー担当者は、割り当てられている PII タグを使用して電子メールを検索できます。このように、分類は、組織の規制要件を満たすという側面において、レビューする電子メールの数を削減するために役立ちます。
分類ポリシーと分類タグの設定方法について詳しくは、Veritas Information Classifier で提供されているヘルプを参照してください。
分類タグを含む電子メールの処理について詳しくは、『Discovery.cloud ユーザーガイド』を参照してください。