Enterprise Vault.cloud™ アーカイブ管理ヘルプ
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- レポートと通知
- IBM Notes 用の Personal.cloud の配備
- 以前のリリースの Archive Administration の更新
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Enterprise Vault.cloud と連携するための AD FS の設定
このセクションでは、Enterprise Vault.cloud 認証サービスと連携するための、Active Directory フェデレーションサービス (AD FS) 環境の設定方法について説明します。AD FS 環境と Enterprise Vault.cloud 認証サービスを設定すると、Enterprise Vault Personal.cloud ユーザーにシングルサインオンアクセスを提供できます。
Enterprise Vault.cloud は現在、AD FS 2.0、2.1 および 3.0 をサポートしています。その他のバージョンの AD FS は、現在サポートされていません。
メモ:
ここに示す手順は、Personal.cloud ユーザーに対するシングルサインオンアクセスのプロビジョニングにのみ該当します。Discovery.cloud と Archive Administration に対するプロビジョニングについてサポートが必要な場合は、Veritasのサービスとサポートにお問い合わせください。
次の表は、Enterprise Vault.cloud 認証サービスと連携するために必要な AD FS の設定手順を示します。
表: Enterprise Vault.cloud 認証サービスと連携するための AD FS の設定手順
処理 |
参照先 |
---|---|
AD FS の管理コンソールを使用して、Enterprise Vault.cloud に対する証明書利用者信頼を追加します。 |
Enterprise Vault.cloud に対する証明書利用者信頼の追加を参照してください。 |
Archive Administration でのアップロード用に、トークン署名証明書を AD FS の管理コンソールから生成およびエクスポートします。 |
トークン署名証明書の生成を参照してください。 |
ここに示す手順では、AD FS 環境の設定方法に関する情報は提供しません。AD FS 環境の設定に関する情報は、次の Microsoft 社のマニュアルを参照してください。
Enterprise Vault.cloud は、Secure Assertion の認証および権限の交換の間に提示される NotBefore と NotOnOrAfter の条件を受け入れます。
SAML 交換中に Enterprise Vault.cloud に提示される値を理解するために、SSO オーソリティや ID プロバイダの設定を確認することをお勧めします。NotBefore と NotOnOrAfter の値とドリフト値が、セキュリティを維持しつつ、誤って認証の問題が発生することがないように設定されていることを確認する必要があります。Enterprise Vault.cloud は、外部のいくつかの UTC 時間ソースと同期しますが、ネットワーク間のドリフトを最小限に抑えるため、同様の設定にすることをお勧めします。AD FS 環境でのこれらの値の設定方法については、Microsoft 社のマニュアルを参照してください。
時間の不一致が許可されるようにするための NotBeforeSkew 条件の設定方法について詳しくは、サポート Web サイトで次の記事を参照してください。