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NetBackup™ Web UI VMware 管理者ガイド
Last Published:
2021-08-19
Product(s):
NetBackup & Alta Data Protection (9.1)
VMware エージェントレスリストアについて
NetBackup 8.2 以降では、VMware エージェントレスリストアがサポートされています。エージェントレスリストアを使用すると、NetBackup クライアントがインストールされていない仮想マシンに個々のファイルとフォルダをリストアできます。VxUpdate を使用して、NetBackup で仮想マシンにリカバリツールを配備し、ファイルやフォルダをリストアして、必要なクリーンアップを実行できます。ファイルをリカバリするターゲット仮想マシンに NetBackup が接続する必要はありません。すべてのリカバリが VMware vSphere Management API を使用して ESX Server 経由で処理されます。
NetBackup VMware のエージェントレスリストアについて説明するビデオをご覧いただけます。
エージェントレスリストア処理の概要
- NetBackup プライマリサーバーで NetBackup Web UI または Agentless Recovery API から入力を受け取ります。この入力には、リストアするファイルとフォルダに加え、ターゲット仮想マシンの VMware 認証クレデンシャルが含まれます。これらのクレデンシャルには管理者またはスーパーユーザーの権限が必要です。
- 要求されたデータがプライマリサーバーからリストアホストに送信されます。
- リストアを実行するために必要な VxUpdate リカバリパッケージがリストアホストにあるかどうかが確認されます。必要なパッケージがない場合、リストアホストは VxUpdate を使用してプライマリサーバーからパッケージをダウンロードします。
- リストアホストは、vSphere Management API を使用して仮想マシンにリカバリツールをプッシュします。
- ユーザーが選択したファイルとフォルダを含むデータストリームが一時仮想マシンに関連付けられている vmdk でステージングされます。Veritas がエージェントレスリストア用の一時仮想マシンを作成します。
- NetBackup によって一時仮想マシンに作成された vmdk がターゲット仮想マシンに接続されます。
- リカバリツールが起動され、ファイルとフォルダがリカバリされます。
- NetBackup で必要なクリーンアップが実行されます。処理の一環で作成された一時的なファイルとオブジェクトがすべて削除されます。削除されるオブジェクトには、リカバリツール、一時仮想マシン、ステージング vmdk があります。
- これでジョブは完了です。