NetBackup™ Web UI VMware 管理者ガイド
VM バックアップイメージからのインスタントロールバック
NetBackup 9.1 以降では、バックアップイメージから即座に VM をロールバックできます。インスタントアクセスをサポートするバックアップイメージのみがインスタントロールバックをサポートできます。
複数の VM に対してインスタントロールバックを実行できます。1 つの VM を任意のリカバリポイントに複数回ロールバックすることもできます。
たとえば、3 つのバックアップイメージ B1、B2、B3 がある場合、最初に VM を B1 にロールバックし、次に B3、その次に B2、のようにロールバックできます。
ロールバックが完了すると、選択したリカバリポイント以降のすべてのデータが利用できなくなります。
VM バックアップイメージから即座にロールバックするには
- 左側の[VMware]をクリックします。
- バックアップイメージを選択するには、次のいずれかの操作を行います。
VM をクリックする
VM を特定してクリックします。
[リカバリポイント (Recovery points)]タブをクリックし、バックアップが発生した日付をクリックします。
利用可能なイメージは、各イメージのバックアップタイムスタンプ付きで各行に表示されます。
イメージまたはイメージのコピーで、[リカバリ (Recover)]、[すぐにロールバック (Roll back instantly)]の順にクリックします。
チェックボックスにチェックマークを付ける
ロールバックする VM に対応するチェックボックスにチェックマークを付けて、[すぐにロールバック (Roll back instantly)]をクリックします。
複数の VM を選択してインスタントロールバックを実行できます。
次のいずれかのロールバックオプションを選択します。
ロールバックするポイント: 最新 (Roll back to: Most recent)
NetBackup は、過去 1 カ月間の最新のインスタントアクセスリカバリポイントを表示します。
ロールバックするポイント: 特定の日時前 (Roll back to: Before specific date and time)
日時を選択します。
NetBackup は、選択した日時より前の 1 カ月間で最新のインスタントアクセスリカバリポイントを表示します。
[ロールバック (Roll back)]をクリックします。
[処理 (Actions)]メニューを使用する
ロールバックする VM に対して[処理 (Actions)]、[すぐにロールバック (Roll back instantly)]の順にクリックします。
次のいずれかのロールバックオプションを選択します。
ロールバックするポイント: 最新 (Roll back to: Most recent)
NetBackup は、過去 1 カ月間の最新のインスタントアクセスリカバリポイントを表示します。
ロールバックするポイント: 特定の日時前 (Roll back to: Before specific date and time)
日時を選択します。
NetBackup は、選択した日時より前の 1 カ月間で最新のインスタントアクセスリカバリポイントを表示します。
[ロールバック (Roll back)]をクリックします。
- 必要なオプションを選択し、[ロールバック (Roll back)]をクリックします。
[アクティビティモニター (Activity monitor)]タブにロールバックの状態が表示されます。