Veritas NetBackup™ リリースノート
- NetBackup 8.3 について
- 新機能、拡張機能および変更
- NetBackup 8.3 の新機能、変更点、および拡張機能
- 操作上の注意事項
- NetBackup のインストールとアップグレードの操作上の注意事項
- NetBackup の管理と一般的な操作上の注意事項
- NetBackup 管理インターフェースの操作上の注意事項
- NetBackup Bare Metal Restore の操作上の注意事項
- NetBackup クラウドの操作上の注意事項
- NetBackup と Veritas CloudPoint に関する操作上の注意事項
- NetBackup データベースとアプリケーションエージェントの操作上の注意事項
- NetBackup の国際化と日本語化の操作に関する注意事項
- NetBackup for NDMP の操作上の注意事項
- NetBackup Snapshot Client の操作上の注意事項
- NetBackup 仮想化の操作上の注意事項
- 付録 A. NetBackup ユーザーの SORT について
- 付録 B. NetBackup のインストール要件
- 付録 C. NetBackup の互換性の要件
- 付録 D. 他のNetBackup マニュアルおよび関連マニュアル
ユーザーセッションのデフォルト値の変更
NetBackup 8.3 では、セキュリティを強化するために、2 つのユーザーセッションパラメータのデフォルト値が変更されました。
許可される失敗サインイン試行のデフォルトの数は 5 です。以前、この値は 0 でした。
NetBackup Web UI で、[ユーザーセッション (User sessions)]、[ユーザーアカウント設定 (User account settings)]、[サインイン試行失敗の許容回数 (Number of failed sign-in attempts allowed)]の順に移動します。
NetBackup 管理コンソールで、[NetBackup の管理 (NetBackup Management)]、[ホストのプロパティ (Host Properties)]、[マスターサーバー (Master Servers)]、<サーバー名>、[ユーザーアカウントの設定 (User Account Settings)]、[アカウントロックアウト (Account lockout)]、[ログイン試行失敗の許容回数 (Number of failed login attempts allowed)]の順に移動します。
CLI では、コマンドで GUI_MAX_LOGIN_ATTEMPTS パラメータを使用します。例: bpgetconfig -X GUI_MAX_LOGIN_ATTEMPTS
アカウントロックアウト期間のデフォルト値は 15 分です。以前は、この値は 1440 分 (24 時間) でした。(ユーザーアカウントは、ロックアウト期間が終了すると自動的にロック解除されます)。
NetBackup Web UI で、[ユーザーセッション (User sessions)]、[ユーザーアカウント設定 (User account settings)]、ロックされたアカウントで[ロック解除 (Unlock)]の順に移動します。
NetBackup 管理コンソールで、[NetBackup の管理 (NetBackup Management)]、[ホストのプロパティ (Host Properties)]、[マスターサーバー (Master Servers)]、<サーバー名>、[ユーザーアカウントの設定 (User Account Settings)]、[アカウントロックアウト期間 (Account lockout duration)]の順に移動します。
CLI では、コマンドで GUI_ACCOUNT_LOCKOUT_DURATION パラメータを使用します。例: bpgetconfig -X GUI_ACCOUNT_LOCKOUT_DURATION
デフォルトでは、これらのユーザーセッションの設定が有効になっています。これらの設定は、NetBackup Web UI、NetBackup 管理コンソールから、または bpsetconfig コマンドを使って無効にできます。