NetBackup™ Bare Metal Restore™ 管理者ガイド

汎用的な BMR を使用して Windows クライアントをリストアする方法

1. Windows SRT を使用してクライアントをブートします。図に示すように、表示される画面で Windows SRT を使用してクライアントをブートした後、任意のキーを押して Veritas System Recovery Disk ウィザードに移動します。
   
2. Veritas System Recovery Disk ウィザードで、［汎用的な BMR リストア (Generic BMR Restore)］
   
   をクリックします。
3. 図に示すように、表示される画面で以下のネットワークの詳細を入力します。

   • IP Address

   • Netmask

   • Gateway

   • NetBackup master server IP address

   • NetBackup master server name

   手順 3 に示されているすべての詳細を入力したら、［マスターサーバーに接続する (Contact Master Server)］をクリックします。

   
4. NetBackup 8.1.1 以降をインストールしているクライアントの場合は、クライアントが通信を確立しようとしている、選択したマスターサーバーが信頼できるサーバーであるかどうかを確認する必要があります。

   マスターサーバーを信頼する場合は、［はい (Yes)］をクリックします。

   認証局 (CA) のハッシュ証明書の検証方法について詳しくは、『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』の「CA 証明書の指紋の検索と通信」を参照してください。

   http://www.veritas.com/docs/DOC5332

   
5. NetBackup 8.1.1 以降をインストールしているクライアントの場合は、再発行トークンを入力して［OK］をクリックする必要があります。

   NetBackup 管理コンソールの［証明書管理 (Certificate Management)］ノードで、再発行トークンを生成します。

   再発行タイプの認証トークンを生成する方法について詳しくは、NetBackup 管理コンソールのヘルプまたは『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』の「再発行トークンの作成」を参照してください。

   https://www.veritas.com/support/en_US/article.DOC5332

   
6. クライアント構成ドロップダウンリストで、リストアするクライアント構成を選択して［クライアントのリストア (Restore Client)］をクリックします。

   メモ:

   NetBackup 8.1.1 リリース以降では、クライアント構成ドロップダウンリストに、指定した再発行トークンが関連付けられている特定クライアントのみの構成のリストが表示されます。

   再発行トークンを指定したクライアントに関連付けられているすべての構成のリストを表示する場合は、［すべての構成を表示する (Show all configurations)］チェックボックスにチェックマークを付けます。

   
7. リストアが始まります。これ以上ユーザーが操作する必要はありません。
8. NetBackup 8.1.1 以降をインストールしているクライアントの場合は、リストアが正常に完了した後、リストアしたクライアントにホスト ID ベースの証明書がコピーされます。