NetBackup™ Bare Metal Restore™ 管理者ガイド
- Bare Metal Restore の概要
- BMR の構成
- クライアントの保護
- リストア環境の設定
- 共有リソースツリー
- 共有リソースツリーの作成
- 共有リソースツリーの管理
- ブートメディアの管理
- クライアントのリストア
- BMR ディスクリカバリ動作
- ネットワークブートによる BMR クライアントのリストアについて
- メディアブートによる BMR クライアントのリストアについて
- 指定した時点へのリストアについて
- 異なるディスクへのリストアについて
- 異なる システムへのリストア
- NetBackup メディアサーバーのリストアについて
- 外部プロシージャについて
- SAN (ストレージエリアネットワーク) のサポートについて
- 複数のネットワークインターフェースのサポートについて
- Windows ドライバパッケージの管理
- クライアントおよび構成の管理
- BMR ブートサーバーの管理
- トラブルシューティング
- クライアントバックアップからの仮想マシンの作成に関する問題のトラブルシューティング
- クライアントリストアの成功後もリストアタスクがディザスタリカバリドメインに完了状態で保持されることがある
- クライアントバックアップからの仮想マシンの作成
- Bare Metal Restore アクティビティの監視
- 付録 A. NetBackup BMR 関連の付録
外部プロシージャのログ 例
リストア処理時に、BMR マスターサーバーで次のログが作成されます。
/usr/openv/netbackup/logs/bmrrst/client_name/log.mmddyy (UNIX) install_path\NetBackup\logs\bmrrst\client_name\log.mmddyy (Windows)
UNIX および Linux システムでは、BMR リストア処理によって、外部プロシージャの開始および終了メッセージがログに書き込まれます。(Windows システムでは、BMR リストア処理で開始および終了の記録は行われません。)外部プロシージャスクリプトで bmrc コマンドを使用して、メッセージをログに書き込むこともできます。
外部プロシージャは、開始および終了時にメッセージを書き込みます。メッセージには、プロシージャが開始された日時、クライアント名、外部プロシージャ名の説明が含まれます。次に例を示します。
2005/08/02 12:10:38.180 w2k200,sol157 INFO: Executing External Procedure: sol123,sol123_prerestore. 2005/08/02 12:10:38.350 w2k200,sol157 INFO: Completed executing External Procedure: sol123,sol123_prerestore.
bmrc コマンドを使用して、メッセージをリストアログに書き込むことができます。次に、クライアント sol123 のリストア時にメッセージを書き込むbmrc コマンドの例を示します。
bmrc -operation create -resource message -client sol123 -msg " message text to log"
または、次の例に示すように、パイプを介して bmrc コマンドにデータを書き込むことができます。
echo "Hello World" | bmrc -operation create -resource log -client sol123
次に、前述のコマンドのログエントリを示します。
Restoration log start time: 2005/03/28 10:59:27 Hello World. Restoration log end time: 2005/03/28 10:59:27
外部プロシージャで bmrc コマンドを開始する場合は、次のようにリストア環境でフルパスを指定します。
UNIX クライアントと Linux クライアントの場合:
/usr/openv/netbackup/bin
Microsoft Windows クライアントの場合:
%SystemDrive%\BMR\NBU\bin
first boot 外部プロシージャポイントでの bmrc コマンドのパスは、Microsoft Windows クライアントでは
install_path\NetBackup\bin
になります。
bmrc コマンドについて詳しくは、『NetBackup コマンドリファレンスガイド』を参照してください。