Veritas NetBackup™ Plug-in for VMware vSphere Client (HTML5) ガイド
- 概要およびメモ
- NetBackup Plug-in for vSphere Client (HTML5) のインストール
- NetBackup リカバリウィザードとインスタントリカバリウィザードの構成の概要
- バックアップからの仮想ディスクの除外
- バックアップ状態の監視
- 仮想マシンのリストア
- トラブルシューティング
- 付録 A. インスタントリカバリのイベントとベストプラクティス
- 付録 B. NetBackup メディアサーバーおよびプラグインパッケージホストからの vSphere Client (HTML5) プラグインのインストール
除外ディスクのカスタム属性の設定
NetBackup plug-in for vSphere Client (HTML5) には、[仮想ディスク除外 (Virtual Disk Exclusion)]オプションが含まれています。このオプションを使用して、バックアップから除外する仮想ディスクの VMware カスタム属性を作成します。
カスタム属性を適用する対象の仮想マシンを最大で 50 個選択できます。
除外ディスクのカスタム属性の設定方法
- vSphere Client で、[Veritas NetBackup]をクリックします。
- [仮想ディスク除外 (Virtual Disk Exclusion)]、[仮想ディスク除外ウィザードの実行 (RUN VIRTUAL DISK EXCLUSION WIZARD)]の順にクリックします。
- [仮想マシンの選択 (Virtual Machine Selection)]画面で、カスタム属性を適用する仮想マシンを次のように選択します。
a.
[vCenter Server]ドロップダウンリストで、仮想マシンをホストする vCenter Server を選択します。
デフォルトでは、ウィザードは vSphere Client で選択したサーバーを選択します。
b.
[カスタム属性 (Custom Attribute)]フィールドに、属性の名前を入力します。
デフォルトでは、NB_DISK_EXCLUDE_LIST を推奨します。
c.
[検索 (Search)]フィールドをクリックして検索する値を入力し、次に[検索 (Search)]をクリックします。
その値に一致する VM をウィザードが表示します。
d.
検索結果のリストで、カスタム属性を追加する VM を選択してから[仮想マシンの追加 (ADD VIRTUAL MACHINE)]をクリックします。[検索結果 (Search Results)]の順序を変更するには、列見出しをクリックします。
画面の上部に、正常に追加された VM の数が表示されます。
e.
次のウィザード画面に進むには、[次へ (Next)]をクリックします。
- [除外する仮想ディスクの選択 (Select Virtual Disks to Exclude)]画面で、カスタム属性を適用する仮想ディスクを次のように選択します。
a.
仮想マシンのリストで仮想マシンを選択します。
VM の横にある垂直の省略記号をクリックして、VM の削除または表示の更新を行えます。
b.
[利用可能なディスク (Available Disks)]リストで、カスタム属性に追加する 1 つまたは複数のディスクを選択します。[ディスクを除外 (Exclude disk)]列ヘッダーの横にチェックマークを付けて、リスト内のすべてのディスクを選択できます。ディスクがすでに除外されている場合は、[ディスクを除外 (Exclude disk)]列に警告アイコンが表示されます。
c.
各仮想マシンについて手順 a と b を繰り返します。
d.
ディスクの選択が終了したら、[次へ (Next)]をクリックして次のウィザード画面に進みます。
- 次のように、[選択内容の確認 (Review Selections)]画面でカスタム属性を確認および設定します。
a.
除外するディスクの選択内容を確認します。
b.
選択したすべての VM にカスタム属性を追加するには、[ディスクを除外 (Exclude Disks)]をクリックします。リストボックスに操作の結果が表示されます。
c.
[完了 (Finish)]をクリックします。