Veritas NetBackup™ Plug-in for VMware vSphere Client (HTML5) ガイド

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Product(s): NetBackup (8.2)
  1. 概要およびメモ
    1.  
      NetBackup plug-in for VMware vSphere Client (HTML5) について
    2.  
      NetBackup plug-in for vSphere Client (HTML5) に関する注意事項
    3.  
      NetBackup plug-in for vSphere Client (HTML5) の機能にアクセスする方法
    4.  
      NetBackup 8.2 についての本ガイドの更新
  2. NetBackup Plug-in for vSphere Client (HTML5) のインストール
    1.  
      NetBackup plug-in for vSphere Client (HTML5) の要件
    2.  
      NetBackup plug-in for vSphere Client (HTML5) での vCenter の一貫した命名規則の使用
    3.  
      NetBackup プラグインのインストールを管理するための vCenter 権限
    4.  
      VMware PSC (Platform Services Controller) 環境での vSphere Client (HTML5) プラグインの使用に関する注意事項
    5.  
      NetBackup Plug-in for vSphere Client (HTML5) のインストール
    6.  
      NetBackup plug-in for vSphere Client (HTML5) のアップグレード
    7.  
      NetBackup plug-in for vSphere Client (HTML5) のアンインストール
    8. NetBackup リカバリウィザードとインスタントリカバリウィザードの構成の概要
      1.  
        NetBackup Web サービスのためのポート構成
      2.  
        NetBackup vSphere Client (HTML5) プラグインのポートの使用
      3.  
        NetBackup plug-in for vSphere Client (HTML5) のための認証トークンの作成
      4.  
        仮想マシンをリストアするための NetBackup vSphere Client (HTML5) プラグインの認可
      5.  
        外部証明書を使用するためのプラグインの構成
      6.  
        NetBackup CA が署名した証明書を使用するためのプラグインの再構成
      7.  
        仮想マシンのリカバリのための vCenter 権限の設定
      8.  
        認証トークンのホスト名または IP アドレスの追加または追加したホスト名または IP アドレスの削除
      9.  
        認証トークンの取り消し
      10.  
        認証トークンの更新
      11.  
        すべての現在の認証トークンのリスト
      12.  
        NetBackup プラグイン認証トークンファイルに対する権限の変更が必要な場合
  3. バックアップからの仮想ディスクの除外
    1.  
      バックアップから仮想ディスクの除外について
    2.  
      除外ディスクのカスタム属性の設定
  4. バックアップ状態の監視
    1.  
      バックアップ監視のための vCenter 権限
    2.  
      NetBackup plug-in for vSphere Client (HTML5) のバックアップ監視の表示
    3.  
      [概略 (Summary)]表示
    4.  
      [仮想マシン (Virtual Machines)]表示
    5.  
      イベント表示
    6.  
      バックアップレポートでの Veritas NetBackup プラグインの使用
    7.  
      バックアップ状態に応答する方法
  5. 仮想マシンのリストア
    1.  
      仮想マシンリカバリ設定の構成
    2.  
      NetBackup リカバリウィザードに関する注意事項
    3.  
      NetBackup リカバリウィザードにアクセスする方法
    4. NetBackup リカバリウィザードの画面
      1.  
        [仮想マシンの選択 (Virtual Machine Selection)]画面
      2.  
        [イメージの選択 (Image Selection)]画面
      3.  
        [宛先の選択 (Destination Selection)]画面
      4.  
        [トランスポートの選択 (Transport Selection)]画面
      5.  
        [ディスクプロビジョニング (Disk Provision)]画面
      6.  
        [仮想マシンオプション (Virtual Machine Options)]画面
      7.  
        [ネットワークの選択 (Network Selection)]画面
      8.  
        [リカバリ前チェック (Pre-Recovery Check)]画面
    5. NetBackup インスタントリカバリウィザードの画面
      1.  
        インスタントリカバリ: [仮想マシンの選択 (Virtual Machine Selection)]画面
      2.  
        インスタントリカバリ: [イメージの選択 (Image Selection)]画面
      3.  
        インスタントリカバリ: [宛先の選択 (Destination Selection)]
      4.  
        インスタントリカバリ: [仮想マシンオプション (Virtual Machine Options)]画面
      5.  
        インスタントリカバリ: [選択内容の確認 (Review Selection)]
    6.  
      インスタントリカバリ: リカバリ環境のクリーニングと NetBackup リソースの解放
  6. トラブルシューティング
    1.  
      プラグインのインストール中に NoPermission というメッセージが表示される
    2.  
      NetBackup plug-in for vSphere Client (HTML5) のロード時間の短縮
    3.  
      NetBackup マスターサーバーを、インスタントリカバリウィザードのマスターサーバーリストで利用できない
    4.  
      NetBackup plug-in for vSphere Client (HTML5) が、リストされたイベント内でバックアップイメージを見つけられない
    5.  
      vSphere Client (HTML5) 用 NetBackup リカバリウィザードが特定のバックアップイメージを検索できない
    6.  
      vCenter Server 名の不一致(大文字と小文字)により VMware 接続性テストが失敗する
    7.  
      NFS マウント制限値の超過によりインスタントリカバリ操作が完了しない
    8.  
      インスタントリカバリ準備完了バックアップイメージを選択できない
    9.  
      vCenter Server 名と NetBackup マスターサーバー名を検索できない
    10.  
      インスタントリカバリの優先宛先オプションが保存されない
    11.  
      リカバリ前チェックの前に仮想マシンの表示名の競合が表示されない
    12.  
      リカバリ前チェックのエラー原因
    13.  
      NetBackup マスターサーバーのリスト生成に時間がかかりすぎる
    14.  
      NetBackup プラグインが登録後も vSphere Client (HTML5) インターフェースに表示されない
    15.  
      インスタントリカバリウィザードの特定の vCenter Server に対して、適切な NetBackup マスターサーバーが選択対象として表示されない
    16.  
      プラグインのリカバリポータルでのマスターサーバーの通信エラーのトラブルシューティング
  7. 付録 A. インスタントリカバリのイベントとベストプラクティス
    1.  
      利用できない仮想マシンに対するインスタントリカバリイベント
    2.  
      インスタントリカバリ操作のベストプラクティス
  8. 付録 B. NetBackup メディアサーバーおよびプラグインパッケージホストからの vSphere Client (HTML5) プラグインのインストール
    1.  
      NetBackup メディアサーバーおよびプラグインパッケージホスト (Web サーバー) からの vSphere Client (HTML5) プラグインのインストール

NetBackup プラグインが登録後も vSphere Client (HTML5) インターフェースに表示されない

この問題は次のいずれかの理由で発生する可能性があります。

表: vSphere Client に NetBackup プラグインが表示されない理由

理由

説明および推奨処置

NetBackup プラグインが、vCenter のバージョンをサポートしていない。

次のようなメッセージが vsphere_client_virgo .log ファイルに表示される場合があります。

javax.net.ssl.SSLHandshakeException: Received fatal alert: 
handshake_failure

プラグインでサポートされる vCenter のバージョンのリストについては、次のドキュメントを参照してください。

仮想環境での NetBackup 7.x、8.x のサポート:

https://www.veritas.com/support/ja_JP/article.000006177

プラグインの ZIP ファイルのダウンロードに、(NetBackup マスターサーバーによって安全にホストされる) デフォルトの URL を使用していない。

代わりに、プラグインのダウンロード URL に安全な HTTPS プロトコル (https://) ではなく HTTP プロトコル (http://) を使用している。

この場合、デフォルトの vCenter 構成では、プラグインのダウンロードおよび配備が許可されません。次のようなメッセージが VMware の vsphere_client_virgo.log ファイルに表示される場合があります。

The plugin package download was blocked because the URL 
is not secure. To allow http URLs add allowHttp=true to 
webclient.properties

HTTP URL でのプラグインのインストールを許可するにはの手順を参照してください。

NetBackup プラグインの以前のインスタンスが、アンインストール後に正しくクリーンアップしない。

次の手順を実行します。

  1. vCenter Server で、vSphere Client サービスを停止します。

    このサービスは、vsphere-uivsphere-client です。

    コマンドラインまたは vSphere Client について詳しくは、VMware の記事「vCenter Server 6.x サービスを停止、開始、または再開する方法 (2109881)」を参照してください。

    https://kb.vmware.com/kb/2109881

  2. 次のようにプラグインへの参照を削除します。

    a.

    vCenter アプライアンスで、次の find コマンドが返すディレクトリまたはファイルを削除します。

    # find / -iname "*netbackup*"

    b.

    Windows vCenter で、次の dir コマンドから返されたディレクトリまたはファイルを削除します。

    dir "%programdata%\*netbackup*" /s /a /b

    dir "%programfiles%\*netbackup*" /s /a /b

    メモ:

    vCenter が複数ある VMware Platform Services Controller (PSC) 環境では、プラグインがインストールされた vCenter でのみプラグインをアンインストールする必要があります。ただし、PSC によって管理されているすべての vCenter からプラグインへの参照を削除する必要があります。

  3. vCenter Server で、vSphere Client サービスを開始します。

    このサービスは、vsphere-uivsphere-client です。

HTTP URL でのプラグインのインストールを許可するには

  1. vCenter の webclient.properties ファイルに次の指示句を追加します。

    allowHttp = true

    webclient.properties ファイルは、次のディレクトリにあります。

    Windows の場合: C:\ProgramData\VMware\vCenterServer\cfg\vsphere-ui\

    Linux の場合: /etc/vmware/vsphere-ui/

  2. vSphere Client サービスを再起動します。

    次の VMware の記事には、vSphere Client サービスの起動に関する詳しい情報が含まれています。

    https://kb.vmware.com/kb/2109887

  3. vSphere Client に再度ログオンします。

    ログオンすると、プラグインがインストールされます。

    NetBackup Plug-in for vSphere Client (HTML5) のインストールを参照してください。