Veritas NetBackup™ Appliance セキュリティガイド
NetBackup appliance ポートについて
NetBackup ソフトウェアによって使用されるポートに加えて、NetBackup Appliance はインバンドとアウトオブバンドの両方の管理にも対応します。アウトオブバンド管理は、別のネットワーク接続、リモート管理モジュール (RMM)、およびインテリジェントプラットフォーム管理インターフェースを通って行われます (IPMI)。必要に応じてファイアウォールを介してこれらのポートを開くことで、リモートのノートパソコンや KVM (キーボード、ビデオモニタ、マウス) から管理サービスへのアクセスを許可します。
初期構成の前後にデフォルトで開かれているアプライアンスポートのリストについては、次のトピックを参照してください。
NetBackup Appliance ファイアウォールについてを参照してください。
メモ:
NetBackup Appliance Web コンソールは、デフォルトポート 443 で HTTPS を介してのみ利用可能です。Web コンソールにログインするには、https://<appliance-name>
を使います。appliance-name はアプライアンスの完全修飾ドメイン名 (FQDN) で、IP アドレスになる場合もあります。
表: アウトバウンドポートに、アプライアンスのアウトバウンドポートを示します。これらのポートは、対象サーバーへの警告や通知の送信を許可します。
表: アウトバウンドポート
ポート |
サービス |
説明 |
---|---|---|
443 |
HTTPS |
ベリタス社へのコールホーム通知 SDCS 証明書のダウンロード |
161 |
SNMP Polling |
アプライアンスの更新のダウンロード |
162** |
SNMP |
アプライアンスの更新のダウンロード |
22 |
SFTP |
ベリタスへのログのアップロード |
25 |
SMTP |
電子メール警告 |
389 |
LDAP | |
636 |
LDAPS | |
514 |
rsyslog |
ログ転送 |
** このポート番号は、リモートサーバーと一致するように、アプライアンス構成内で変更できます。
メモ:
リモート管理モジュール (RMM) ポートの一覧については、次のトピックを参照してください。
RMM ポートを参照してください。
適用可能なすべてのポートの一覧は、『NetBackup ネットワークポートリファレンスガイド』で参照できます。