Usage Insights for NetBackup - スタートガイド
- Usage Insights for NetBackup
- Usage Insights でのプロキシサポート
データ保護、プライバシー、およびセキュリティ基準
Cohesity は、お客様のプライバシーとデータのセキュリティをお約束します。Usage Insights は、個人識別情報を含むお客様のデータコンテンツを Cohesity に対して可視性がある形で提供することはありません。Usage Insights は、ホスト名や IP アドレスなど、お客様によっては重要であると見なす可能性がある構成データを限定的に収集します。Cohesity は、お客様の視点でこのデータの重要性を認識し、厳しい慣例に従って安全に保護します。NetBackup は機密性の高いデータを難読化します。Cohesity は、EU 一般データ保護規則 (GDPR) を順守します。Cohesity がお客様のプライバシーを管理する方法と GDPR に対する弊社の責任について詳しくは、次のサイトを参照してください。
https://www.veritas.com/ja/jp/company/privacy/
Cohesity Usage Insights は、ユーザーデータまたはビジネスデータを収集しません。さらに、Cohesity Usage Insights は、ファイル、データベース、およびその他の機密情報を記述するデータを収集しません。
ローカルコンピュータにデータが収集されると、顧客固有の情報はハッシュアルゴリズムを使用して覆い隠されます。NetBackup は、ユーザー情報の入力を求めるフィールドをすべて難読化します。ポリシー名およびサーバー名が、難読化されたデータの例です。Cohesity は、暗号化ハッシュアルゴリズムを使用して顧客固有のデータをマスクします。
json から次のフィールドが難読化されます。
master_server
policy_name
client_name
cluster
datacenter
host
NetBackup 8.1.2 以降では、次のフィールドが難読化されます。
master_server、policy_name、client_name
最新の NetBackup 8.1.2 nbdeployutil EEB をダウンロードまたはインストールしている場合、または全ライセンスをサポートする NetBackup 8.2 以降を使用している場合、NetBackup 8.1.2 以降および NetBackup 8.2 以降で次のフィールドが難読化されます。
cluster、datacenter、host
NetBackup 遠隔測定については、NetBackup 8.2 以降で次のフィールドが難読化されます。
IP アドレス
ホスト名
FQDN
IP タイプは、IPv4 と IPv6 のどちらを有効にするかを示すため Yes または No の値 (1 または 0) を返します。
ホスト ID は遠隔測定エージェントによって生成されます。これは、ホストを一意に識別し、それ以外のソフトウェアや値を特定しません。
プラットフォームとアーキテクチャのデータは難読化されません。これは、個人識別情報ではありません。
データを収集し、顧客固有のすべての情報が覆い隠されると、データは業界標準の暗号化方式を使用して Cohesity に安全に移動されます。さらに、ネットワークからのすべての Usage Insights のトラフィックはアウトバウンドのみです。
Usage Insights は移動中のデータを保護するために HTTPS プロトコルを使用します。Usage Insights を活用するには、ネットワーク外への HTTPS トラフィックを許可するようにファイアウォールを構成する必要があります。Cohesity サーバー上のすべてのデータは、ベリタスのプライバシー基準に従って安全に維持されます。
Cohesity は、次の基準を使用して Cohesity に送信されたデータを保護します。
MD5 および SHA256: 顧客情報を難読化するために使用されるハッシュアルゴリズムです。
HTTPS (SSL/TLS 暗号化): データ伝送に使用します。
オンサイトで難解化し、Cohesity に安全に伝送したデータは、Amazon S3 クラウドに格納されます。S3 のデータは AES 256 で暗号化されます。