Usage Insights for NetBackup - スタートガイド

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Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (11.0, 10.5, 10.4, 10.3, 10.2, 10.1.1, 10.1, 10.0, 9.1, 9.0, 8.3)

Usage Insights についてよく寄せられる質問

このセクションでは、Veritas Usage Insights に関してよく寄せられる質問を取り上げます。

次のトピックでは、ライセンスに関してよく寄せられる質問を取り上げています。

ライセンスについてよく寄せられる質問を参照してください。

表: よく寄せられる質問

質問

回答

Usage Insights の概要

Usage Insights ではどのようなブラウザがサポートされますか

Usage Insights は、Google Chrome および Mozilla Firefox と互換性があります。Microsoft Internet Explorer および Microsoft Edge では正しくレンダリングされない情報があるため、これらを使用することはお勧めしません。

左側でクリックしたときに、[カスタマ登録キー (Customer Registration Keys)]画面が表示されない場合があるのはなぜですか

Usage Insights 画面の URL には、接続が途切れる問題があります。左側の別のオプションのいずれかをクリックし、[カスタマ登録キー (Customer Registration Keys)]をもう一度クリックすると、URL は https://taas.veritas.com/#/enableTelemetry にリセットされます。

Usage Insights でサポートされているライセンス形式は何ですか

Usage Insights は、次のライセンス形式をサポートしています。

NetBackup 8.1.2

  • NetBackup Platform Base Complete Edition

NetBackup 8.1.2 (EEB あり) または NetBackup 8.2 以降

  • NetBackup Platform Base Complete Edition with Flexible Licensing

  • NetBackup Platform Base Complete Edition

  • NetBackup Platform Base Limited Edition

  • NetBackup Platform Base Big Data Workload Edition

  • NetBackup Platform Base NDMP Edition

  • NetBackup Enterprise Virtual Client Edition

  • NetBackup Traditional Licensing Model Edition

NetBackup Flex Scale 2.1 以降

  • NetBackup Flex Scale Edition

Alta Data Protection

  • Alta Data Protection for NetBackup Cloud

NetBackup 10.3 以降

  • NetBackup Enterprise Edition

  • NetBackup Data Mover Edition

容量ライセンスの使用状況は、NetBackup Web UI または bpsetconfig コマンドを使用してライセンス形式を設定 (次のセクションの手順 3 を参照) しないかぎり、デフォルトでは NetBackup Platform Base Complete Edition ライセンス形式に表示されます。

Cohesity Usage Insights の有効化を参照してください。

NetBackup 10.0 以降では、NetBackup Web UI を使用してライセンス形式を設定できます。bpsetconfig コマンドを使用して、NetBackup 8.2 から 9.x のライセンス形式を設定できます。

Base Complete Edition with Flexible Licensing を購入した場合、容量ライセンスの使用状況が Usage Insights の NetBackup Platform Base Complete Edition Flex タイプの下に表示されます。

Complete Edition と Base Complete Edition with Flexible Licensing が両方ともある場合は、容量ライセンスの使用状況が Usage Insights の NetBackup Platform Base Complete Edition + Flex タイプの下に表示されます。

Alta Data Protection for NetBackup Cloud ライセンスのみがある場合は、そのライセンスに対して報告された使用状況が表示されます。

ADP (Alta Data Protection) と他の NetBackup ライセンスの両方がある場合は、ADP 内でクラウドポリシーの使用状況が報告され、残りのポリシーの使用状況は他のライセンス形式に対して報告されます。

容量ライセンスを使用しない場合も、NetBackup のインストールまたはアップグレード中にカスタマ登録キーが必要ですか

はい。NetBackup のインストールまたはアップグレードを完了するには、現在のライセンスで登録キーをダウンロードする必要があります。

登録キーを追加すると、Usage Insights でライセンスを管理および追跡できます。

Usage Insights で顧客名が誤って扱われるのはなぜですか

このような状況が 1% 未満のケースで発生します。このような場合、ERP システムの顧客名を修正するために、テクニカルサポートにお問い合わせください。

Usage Insights は 360 度データ管理バンドルで機能しますか

NetBackup ソフトウェアコンポーネントについてのみ、使用状況および資格が表示されます。

Usage Insights が遠隔測定情報を処理する仕組みを教えてください

Usage Insights は、ユーザーデータまたはビジネスデータを収集しません。さらに、Usage Insights は、ファイル、データベース、およびその他の機密情報を記述するデータを収集しません。ローカルコンピュータにデータが収集されると、顧客固有の情報はハッシュアルゴリズム (MD5 と SHA256) を使用して覆い隠されます。Usage Insights は、ユーザー情報の入力を求めるフィールドをすべて難読化します。ポリシー名およびサーバー名が、難読化されたデータの例です。ベリタスは暗号化ハッシュアルゴリズムを使用して顧客固有のデータをマスクします。

Usage Insights で難読化するフィールドを参照してください。

収集されたデータの種類とデータの収集イベントを参照してください。

データを収集し、顧客固有のすべての情報が覆い隠されると、データは業界標準の暗号化方式を使用してベリタスに安全に伝送されます。さらに、ネットワークからのすべての Usage Insights のトラフィックはアウトバウンドのみです。Usage Insights は移動中のデータを保護するために HTTPS プロトコル (SSL/TLS で暗号化) を使用します。Usage Insights を活用するには、ネットワーク外への HTTPS トラフィックを許可するようにファイアウォールを構成する必要があります。

遠隔測定データはどのように Usage Insights ポータルに移動しますか

nbtelemetry プロセスは Veritas SORT インフラの一部である https://telemetry.veritas.com にデータを安全に送信します。その後データは、処理目的で Usage Insights に安全に伝送され、ポータルに表示されます。

Veritas Usage Insights で共有されているデータが安全であること、およびマスクされていることはどのように確認できますか

使用状況レポートの .out ファイルと .xls ファイル (nbdeployutil で作成) では、レポートを処理できるようにするためデータはマスクされません。使用状況レポートは Veritas Usage Insights の情報とは共有されません。

NetBackup の場合

  • Veritas Usage Insights と共有されている JSON ファイルは、プライマリサーバーの次の場所にあります。

    UNIX および Linux の場合: /usr/openv/var/global/incremental/

    Windows の場合: install_path\Veritas\NetBackup\var\global\incremental

    ファイル名:

    hostuuid_startinterval_netbackup_capacity-utilization.json

  • JSON ファイルは、標準の nbdeployutil レポート (.out ファイルおよび .xls ファイル) とは異なります。

    たとえば、次の例では、master_server、client_name、policy_name がすべてマスクされています。

    Usage Insights を使用している場合は、対象の JSON ファイルを確認できます。

    メモ:

    JSON ファイルは、Firefox またはその他の JSON ビューアツールを使用して確認できます。

NetBackup Flex Scale の場合

  • NetBackup Flex Scale と NetBackup の両方の容量使用状況ファイルを NetBackup Flex Scale 2.1 コンバージド環境からアップロードする必要があります。

    NetBackup Flex Scale の場合は、次の場所に移動します。

    • /vx/MASTER_FS/data/usr/openv/var/global/telemetry/tmp

    • ファイル名: clusterhealthid_startinterval_flexscale_capacity-utilization.json

    NetBackup の場合は、次の場所に移動します。

    • /vx/MASTER_FS/data/usr/openv/var/global/incremental/

    • ファイル名: hostuuid_startinterval_netbackup_capacity-utilization.json

ベリタスはデータプライバシーをどのように管理しますか

ベリタスがお客様のプライバシーを管理する方法と GDPR に対する弊社の責任について詳しくは、次のサイトを参照してください。

https://www.veritas.com/ja/jp/company/privacy/

Usage Insights ではライセンス監査用の nbdeployutil が置き換わりますか

Usage Insights はライセンスの使用状況を測るための正式なツールです。ただし、nbdeployutil コマンドは Usage Insights に情報を提供します。そのため、nbdeployutil はそのまま使用されます。さらに、nbdeployutil はその他すべての NetBackup ソフトウェアライセンスモデルの記録元として引き続き機能します。

インターネットに接続していない場合に Usage Insights を使用できますか

できますが、インターネット接続があるコンピュータから容量の使用状況の情報を手動でアップロードする必要があります。

ログを転送する目的で Usage Insights を使用できますか

現在この機能は使用できません。

Usage Insights を試したいです。カスタマ登録キーはどのように入手できますか

ベリタスとの ERP アカウントをお持ちであれば、Usage Insights にアクセスし、登録キーからキーをダウンロードできます。

現在ベリタスの顧客ではありませんが、NetBackup 8.1.2 以降と Usage Insights を試せますか

NetBackup 8.1.2 以降のインストールに必要なカスタマ登録キーをサポートにお問い合わせください。また、Usage Insights にアクセスするためのベリタスとの ERP アカウントも必要です。

NetBackup サポートユーティリティ (NBSU) は、nbdeployutil や Usage Insights に関する情報、たとえば、有効な登録キーがあるかどうか、キーの種類 (一時キー、集計キー、通常キー)、nbdeployutil 構成ファイルの設定、およびトラブルシューティングに役立つ証拠となるその他の関連情報を収集しますか

NBSU は、nbdeployutil ユーティリティまたはその構成に関する情報を収集しません。

遠隔測定の収集や ping の詳細についての問い合わせ先を教えてください

遠隔測定の収集または ping による影響がある場合は、サポート窓口に直接お問い合わせください。セールスエンジニアや営業担当が代わりにサポート窓口に連絡することもできます。

Usage Insights にあるコンテンツをエクスポートしてマネジメントチームや監査チームに渡したいのですがこれは可能ですか

Usage Insights のコンテンツは、表形式で CSV にエクスポートできます。

OpsCenter、Usage Insights などの統合計画はありますか

ベリタスは、お客様のデータに関するあらゆるニーズを視覚化するための最適なソリューションを検討中です。

プロキシサーバーはどのように指定できますか

Usage Insights のデータをベリタスに中継するために NetBackup が使用する、認証済みのプロキシサーバーおよび認証されていないプロキシサーバーを指定できます。

Usage Insights でのプロキシサポート を参照してください。

プライマリサーバーから System Health Insights アプライアンスの詳細を表示するにはどうすればよいですか

[Usage Insights]、[プライマリサーバー (Primary Servers)]の順に移動します。

右上隅の列の選択リストから、[アプライアンスのシリアル番号 (Appliance serial number)]を選択します。

NetBackup プライマリサーバーを実行しているアプライアンスのリストが表示されます。シリアル番号をクリックすると System Health Insights に移動できます。ここに、アプライアンスに関する情報が表示されます。

アカウント、資格、ライセンス

従来のライセンスを持っていますが、登録キーが必要ですか

はい。アップグレードおよびインストールには登録キーが必要です。

Usage Insights ワークフローは、形式 2 試用版を使用し、VEMS から資格を取得するときに、概念実証にどのように影響しますか

Usage Insights ワークフローでは、概念実証への影響はありません。概念実証で消費されるデータは、その資格に対して測定されるため、その特定の環境で超過を示すことはありません。概念実証プライマリサーバーのインストールでは、一時的なカスタマ登録キーを取得するために、サポートに問い合わせる必要があります。

Usage Insights にある現在の私の顧客情報が正確であることをベリタスはどのように確認しますか

お客様には、すべての情報が正確であることを確認する責任があります。不正確な情報が入力されると、Usage Insights からも不正確な情報が報告されます。

顧客が事業を分割または統合した場合はどうなりますか

アカウントの統合または分割に関する要望を解決するには、技術的な問い合わせではない案件としてケースをオープンしてください。

詳しくは、次の記事を参照してください。

https://www.veritas.com/support/en_US/article.100044856.html

Usage Insights は、他のシステムが更新され、次の手順が実行されたときに、使用状況の情報を取得します。

  • プライマリサーバーがバージョン 8.1.2 以降で実行されている

  • 更新された登録キーがプライマリサーバーに追加された

  • データ伝送が設定された (手動または自動)

サービスプロバイダはチャージバックのために Usage Insights を使用できますか

はい。パートナーとお客様の両方にこのポータルへのアクセス権限があるため、同じデータを一緒に表示し、容量超過に対処できます。

容量を増やすために新しい資格を購入した場合、新しいカスタマ登録キーを入手することになりますか

  • 新しい資格が同じアカウントに結び付けられている場合、次回 Usage Insights ポータルにログインしたときに、容量が更新され新しい資格の合計が表示されます。

  • 新しい資格が同じアカウントに関連付けられていない場合、次のように対応します。

    • テクニカルサポートにお問い合わせください。

    • 新しい登録キーをダウンロードし、Usage Insights の指示に従って適切なプライマリサーバーにキーを追加します。

自分の資格が正しく表示されない場合の修正方法を教えてください

サポートチームまたは営業チームにお問い合わせください。

VEMS (Veritas Entitlement Management System) にあるアカウント ID の数を減らすにはどうすればよいですか

技術的ではない案件としてケースを開いて、お客様のアカウント情報を更新してください。

詳しくは、次の記事を参照してください。

https://www.veritas.com/support/en_US/article.100044856.html

または、新たに注文するときに、アカウント名がすでに所有しているものと同じであることを確認します。

たとえば、ABCD Incorporated というアカウントがすでにある場合は、ABC Inc. という名前で送信しないようにします。

ユーザーとしてビジネスパートナーに Usage Insights データへの表示アクセス権限を付与するには、どのようにパートナーと連携すればよいですか

Usage Insights データの表示アクセス権限を付与するには、次の手順に従います。

  • パートナーに次の操作を依頼します。

    サポートページ (https://www.veritas.com/support/) からベリタスアカウントを作成し、クレデンシャル (ユーザー ID とパスワード) を共有します。

  • パートナーと連携して次のように操作します。

    パートナーが Usage Insights を使用して表示するための VEMS アカウントを識別します。

  • VEMS アカウントを識別したら、次のように操作します。

    • VEMS にログインします。

      メモ:

      表示アクセス権限をパートナーに付与するために管理者権限を持っている必要があります。

    • メインメニューで[資格 (Entitlements)]をクリックしてすべての資格を表示し、[アカウント (Accounts)]列を確認してパートナーが表示するアカウントを識別します。

    • メインメニューから、歯車アイコンをクリックし、[ユーザーの管理 (Manage Users)]ページで[ユーザーの追加 (Add User)]をクリックします。

    • パートナーの情報を追加し、各 VEMS アカウントにパートナーのアクセス権限を設定します。管理者、ライセンスキーの生成、ソフトウェアのダウンロードまたは表示の各権限を使用できます。

      メモ:

      パートナーには適切なアクセス権限を付与してください。表示オプションによって、パートナーは Usage Insights のデータを表示できるようになります。

詳しくは、https://www.veritas.com/support/en_US/article.100040083 の VEMS ユーザーガイドを参照してください。

評価版または概念実証 (POC) の登録キーはどのように取得できますか

登録キーを見つけられない場合、または評価版または POC の新しい登録キーが必要な場合は、営業チームにお問い合わせください。

プライマリサーバーの使用状況を Usage Insights で追跡するアカウントを変更するにはどうすればよいですか

次の手順を使用します。

  1. Usage Insights で、[登録キー (Registration keys)]タブに移動し、[集計キーをダウンロードする (Download aggregate key)]をクリックするか、各アカウント番号の横にあるダウンロードアイコンをクリックして、登録キーをダウンロードします。

  2. 次のパスにある既存の登録キーを新しい登録キーに置き換えます。

    <install dir>/var/global/customer_registration/veritas_customer_registration_key.json

メモ:

集計キーをダウンロードした場合は、NetBackup Web UI にログオンするときに適切なアカウントを選択する必要があります。

期限切れのライセンス資格または無効なライセンス資格を破棄するにはどうすればよいですか

資格 ID に関する情報が必要な破棄証明フォームが、営業担当者から提供されます。フォームを更新すると、営業チームが処理のためにフォームを注文管理チームに送信します。その後、Veritas Center of Excellence がライセンスを破棄し、記録から削除して、Usage Insights で変更内容が更新されます。

どのような手順でホスト UUID を使用してプライマリサーバーを識別できますか

プライマリサーバー名は、データプライバシー要件 (機密情報) に準拠するために、Usage Insights で難読化されています。

次の手順を使用してサーバー名を識別できます。

  1. プライマリサーバーでは、ホスト UUID は次の場所で確認できます。

    • VMware、hostUUID ファイルの場合: /var/veritas/telemetry と /usr/openv/var/global/telemetry

    • UNIX の場合: /usr/openv/var/global/telemetry/hostuuid ファイル、Windows の場合: <Install Path>\NetBackup\var\global\telemetry\hostuuid

  2. (オプション) プライマリサーバーが識別されたら、Usage Insights にログオンし、[プライマリサーバー (Primary Server)]タブをクリックします。

  3. プライマリサーバーのリストで、編集する (サーバーの) ホスト UUID に対応する[未割り当て (Unassigned)]をクリックし、プライマリサーバーの名前を割り当てます。

    表示名は、実際のサーバー名とは異なる場合があります。

Usage Insights の設定

ドメインのアップグレード中に登録キーが必要になったときに Cohesity アカウントがわからない場合、ベリタスのテクニカルサポートからどのような支援を受けられますか

テクニカルサポートは、Usage Insights にできるだけ多くのお客様が適合するように可能なかぎりサポートします。お客様の NetBackup 環境が機能するように、あらゆる関連情報とキーを提供します。ただし、正確な情報を取得するためには、お客様が実際のキーをプライマリサーバーに接続する必要があります。

新しいバックアップ管理者の場合、すべてのカスタマ登録キーを再度ダウンロードする必要がありますか

いいえ。管理者によって VEMS 内のアカウントを表示する権限が付与されたら、Usage Insights にサインインできます。ビューに、以前の管理者に対して表示されたのと同じ使用状況と資格情報が自動的に配置されるはずです。

ベリタスシングルサインオン (SSO) のクレデンシャルを持っている人物が組織を離れた場合、Usage Insights プロセスはどのような影響を受けますか

お客様の組織は、更新されたクレデンシャルとアクセス権限のために、お客様の新しい連絡先情報を Cohesity サポートおよび VEMS システムに提供する必要があります。

NetBackup の設定でネットワークが停止した場合、NetBackup と Usage Insights が管理するポータルでどのようなデータの差が生まれますか

使用状況データの自動アップロードが試行されますが、失敗した場合、データはアップロードされません。このような場合は、使用状況データを手動でアップロードできます。

nbdeployutil 構成ファイルはカタログと一緒にバックアップされますか

はい。nbdeployutil 構成ファイル (nbdeployutilconfig.txt) はカタログバックアップと一緒にバックアップされます。

ディザスタリカバリシナリオでは登録キーはどのような影響を受けますか。カタログバックアップまたは DR パッケージに顧客 ID ファイルは含まれますか

キーファイルは DR パッケージには含まれません。基本ライセンスキーと同様に、インストール時に再適用される必要があります。

使用状況レポート

Usage Insights は、nbdeployutil ツールを使ったレポートの生成後に、手動で解決する必要があった重複や不正確なデータをどのように解決しますか

NetBackup 8.1.2 以降での重複削減と精度の改善によって、重複データの問題は解決されます。

重複と正確性は、すべての主要な従来の作業負荷 (Oracle、ファイルシステム、SQL、Exchange、VMware、および NDMP) と、新しい作業負荷 (並列ストリームフレームワーク) 全体で改善されています。

Usage Insights の使用と並行して、nbdeployutil ツールを手動で実行したりスケジュール設定して、使用状況データの収集や報告を行えますか

はい。

自動データ収集の構成後、または使用状況ファイルを手動でアップロードした後に、Usage Insights に使用状況の日付が表示されない場合はどうしたらいいですか

nbdeployutil の実行がスケジュール設定されていることを確認します。これは Usage Insights で使用される使用状況データを生成するツールです。

データを伝送するタイミングはどのような方法でスケジュール設定できますか

データのアップロードは FREQUENCY_IN_DAYS 値でのみ制御できます。遠隔測定スケジュールは 15 分ごとに起動し、UsageData_Sanitized.out ファイルが存在するときに伝送されます。

プライマリサーバーが廃止された場合、Usage Insights に自動的に表示されなくなりますか

はい。サーバーは、廃止から 3 カ月経過すると、Usage Insights ダッシュボードの概略セクションに表示されなくなります。

廃止されたサーバーとその使用状況は、引き続き[プライマリサーバー (Primary Servers)]ページで確認できます。プライマリの状態は、3 カ月後に自動的に非アクティブになります。

ポータルで使用状況レポート用に設定したプライマリサーバーが廃止された場合、どうなりますか

使用状況レポートの履歴データは Usage Insights ポータルで使用できますが、廃止後は、ポータルは新しいデータを受信しなくなります。

nbdeployutil レポートを Usage Insights 用にルーティングするための特別な IP アドレスはありますか

NetBackup の遠隔測定と Usage Insights のデータはどちらも https://telemetry.veritas.com を使用するため、この URL にポートを開く必要があります。デフォルトでは、HTTPS トラフィックは 443 番ポートを使用します。

Usage Insights 用にすべてが正しく設定されているかどうかをどのように確認できますか

使用状況データが Usage Insights に入るようになるとわかります。デフォルトでは、NetBackup は 443 番ポートを使用します。

使用状況データが NetBackup Web ユーザーインターフェースまたは Usage Insights で報告または更新されないのはなぜですか

考えられるいずれかの原因については、次の記事を参照してください。

https://www.veritas.com/support/en_US/article.100044028.html

nbdeployutil コマンドは、情報を保存するための PURGE_INTERVAL 値を使用して構成できます。Usage Insights ポータルでは、90 日間よりも長い期間について報告できますか。nbdeployutilPURGE_INTERVAL を 365 日に設定した場合、Usage Insights ポータルには 365 日間分に相当するデータが表示されますか。

nbdeployutil のパージ間隔と Usage Insights には一切関係がありません。nbdeployutil のパージ間隔は、プライマリサーバーのローカルで生成されるレポートファイル (.xls) にのみ関係します。

2 台の NetBackup プライマリサーバーまたは Alta Data Protection プライマリサーバーに同じハッシュ名が表示されるのはなぜですか

2 台のプライマリサーバーに同じハッシュ名が表示される理由として可能性が高いものは次のとおりです。

  • 2 台のプライマリサーバーに同じ名前を設定している。ハッシュ値はプライマリサーバー名によって決まります。

    プライマリサーバー名を変更すると、ハッシュ値も更新されます。

  • 古いバージョンをインストールしてから 90 日以内に古いバージョンから新しいバージョンにアップグレードした。

    プライマリサーバー名を変更すると、ハッシュ値も更新されます。

アプライアンスの概略 (環境とライセンス) はいつ表示できますか

Cohesityアプライアンスがアクティブで、System Health Insights に登録されている場合は、Usage Insights で環境とライセンス情報を表示できます。