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NetBackup™ 管理者ガイド Vol. 1

Last Published: 2022-04-27

Product(s): NetBackup (10.0)

FIREWALL_IN

FIREWALL_IN 構成オプションは、信頼できるネットワークの外側にある NetBackup 管理コンソールを使用して信頼できるネットワーク内の NetBackup マスターサーバーを管理する方法を実現します。

このオプションでは、次の形式を使用します。

Windows の場合:

SET FIREWALL_IN=
HOST1:PORT1=HOST2:PORT2;IP_ADDR1:PORT3=IP_ADDR2:PORT4
SET FIREWALL_IN >> "%NBJDIR%"\nbjconf

UNIX の場合:

FIREWALL_IN= HOST1:PORT1=HOST2:PORT2[;...;HOSTn:PORTn=HOSTm:PORTm]

ここで、HOST は、ホスト名または IP アドレスです。

この構成オプションを使用すると、管理者は、次のいずれかの方法でファイアウォールを回避できます。

信頼できる内部ネットワークの bpjava サービスのポート番号を入力します。次に、bpjava サービスが実行されているプライベートインターフェースを、ファイアウォールの外側からアクセスできるパブリックインターフェースにマッピングします。
ローカルホストからファイアウォール内のシステムへのセキュアシェル (SSH) トンネルを設定します。

この例では、次のことを想定しています。

ここで、localhost はホスト名で、port1 は IP ポートです。

bpjava-msvc と vnetd への接続に関連した変更を行うには、次の項を参照してください。

VNETD_PORTを参照してください。

Windows システムでは、setconf.bat を使用してオプションを追加します。

SET FIREWALL_IN=
NBMaster.abc.com:1556=localhost:12345;10.221.12.55:12345=localhost:12345
SET FIREWALL_IN >> "%NBJDIR%"\nbjconf

UNIX システムでは、次の行を nbj.conf ファイルに追加します。

FIREWALL_IN=NBMaster.abc.com:1556=localhost:12345;10.221.12.55:12345=localhost:12345

このエントリは次の内容を示します。

メモ:

NBMaster.abc.com にインターネットからアクセスできるパブリックインターフェース (NBMasterpub.abc.com) が存在する場合、同じオプションが使われます。この場合、localhost を NBMasterPub.abc.com に置き換えます。