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NetBackup™ 管理者ガイド Vol. 1

Last Published: 2022-04-27

Product(s): NetBackup (10.0)

新しいメディア ID を使用したボリュームの再利用

ボリュームの再利用は、そのボリュームが同じメディア ID を持つ他のボリュームの複製である場合に実行できます。また、ボリュームの命名規則を変更し、かつボリュームのバーコードを一致させる場合も、ボリュームを再利用できます。

次の表に、新しいメディア ID を使用してボリュームを再利用する手順を示します。

表: 新しいメディア ID を使用したボリュームの再利用

手順	処理	説明
手順 1	ボリュームをストレージデバイスから物理的に取り外します。	ボリュームの取り出しを参照してください。
手順 2	ボリュームがロボットライブラリ内に存在する場合、そのボリュームをスタンドアロンに移動します。	ボリュームの移動についてを参照してください。
手順 3	ボリュームの現在のマウント数および有効期限を記録します。	メディアの値を参照してください (NetBackup 管理コンソールの［メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)］>［メディア (Media)］)。
手順 4	ボリュームエントリを削除します。	ボリュームの削除を参照してください。
手順 5	新しいボリュームエントリを追加します。	［処理 (Action)］メニューを使用したボリュームの追加を参照してください。 NetBackup は新しいボリュームエントリに対するマウント数を 0 (ゼロ) に設定するため、以前のマウント数を反映するには値を調整する必要があります。最大マウント数を、次の値以下に設定します。製造元が推奨するマウント数から以前に記録した値を引きます。
手順 6	ストレージデバイスにボリュームを物理的に追加します。	ロボットへのボリュームの取り込みを参照してください。
手順 7	マウント数を設定します。	次のコマンドを実行して、マウント数を以前に記録した値に設定します。 Windows ホストの場合: **install_path\Volmgr\bin\vmchange -m media_id -n number_of_mounts** UNIX のホスト: /usr/openv/volmgr/bin/vmchange -m media_id -n number_of_mounts
手順 8	有効期限を以前に記録した日時に設定します。	ボリュームプロパティの変更を参照してください。