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NetBackup™ 管理者ガイド Vol. 1

Last Published: 2022-04-27

Product(s): NetBackup (10.0)

互換性

既存の必須インターフェース、または必須ネットワーク構成は、内部的に「優先ネットワーク」の表現に自動変換されます。

前のトピックで説明したプライマリサーバー bob を例にとります。(PREFERRED_NETWORK の例を参照してください。)

REQUIRED_INTERFACE = bob

このエントリは、IPv4 の次のエントリと同等です。

PREFERRED_NETWORK = 0/0 MATCH 10.82.105.11

IPv6 が有効な場合は、IP_ADDRESS_FAMILY = AF_UNSPEC を使用した IPv6 の次のエントリと同等です。

PREFERRED_NETWORK = 0/0 MATCH fc44:53f9:cb30:201:250:56ff:febc:e85f

どちらも、すべてのアウトバウンド接続に対し、指定したソースインターフェースをバインドします。0/0 はすべての宛先に一致するためです。ただし、サブネットの長さ (/0) に注目してください。同様に、IPv4 と IPv6 の例の両方でサブネットの長さが同じであるため、両方が構成されている場合は、2 つのうち最初のものだけが有効になります。

同様に、必須ネットワークが次のように構成されているとします。

REQUIRED_NETWORK = 10.82.105/21

これは、次のように変換されます。

PREFERRED_NETWORK = 10.82.105/21 ONLY

これは、ソースインターフェースの選択に影響を与えずに、宛先アドレスを指定したネットワークに制限します。

注意:

REQUIRED_INTERFACE と PREFERRED_NETWORK の両方が指定されていて、それらが競合する場合は、REQUIRED_INTERFACE が優先されます。
REQUIRED_INTERFACE とは異なり、PREFERRED_NETWORK は、ユーザー主導の要求の requesting_client または destination_client フィールドを、イメージリストまたはリストアの bprd に変更しません。