NetBackup™ 管理者ガイド Vol. 1

ソース (Source)

操作のソースであるストレージユニットを示します。

［ソース (Source)］が表示される操作形式には、 ［スナップショットからのバックアップ (Backup From Snapshot)］、［レプリケーション (Replication)］、［複製 (Duplication)］、［スナップショットからのインデックス (Index From Snapshot)］があります。

操作 (Operation)

［操作 (Operation)］を選択することで、どのオプションをダイアログボックスで表示するかを決定します。

ストレージライフサイクルポリシーに規定する操作形式を参照してください。

ストレージライフサイクルポリシーを使った複数コピーの書き込みについてを参照してください。

保持形式 (Retention type)

ストレージライフサイクルポリシー操作の保持形式を参照してください。

保持期間 (Retention period)

NetBackup がバックアップまたはコピーを保持する期間を指定します。保持期間を設定するには、リストから保持期間 (またはレベル) を選択します。保持期間が満了すると、NetBackup は期限が切れたバックアップまたはコピーに関する情報を削除します。期限が切れると、ファイルはリストアに使用できなくなります。たとえば、保持期間が 2 週間に設定されている場合、そのスケジュールがバックアップ後 2 週間に実行するバックアップからデータをリストアできます。

［保持期間 (Retention Periods)］プロパティを参照してください。

ターゲットマスター (Target master)

イメージのコピーを、異なるマスターサーバードメインで作成することを示します。ターゲットマスターサーバーは、イメージがコピーされるストレージを管理します。

［ターゲットマスター (Target master)］を［レプリケーション (Replication)］操作に選択すると、その操作は［自動イメージレプリケーション (Auto Image Replication)］の操作になります。

ローカルストレージ (Local storage)

使用されるストレージユニットを示します。

ストレージユニットまたはストレージユニットグループは、複数のストレージライフサイクルポリシーに表示される場合があります。ストレージユニットまたはストレージユニットグループは、スタンドアロンユニットとして使われている場合でもストレージライフサイクルポリシーで使われることがあります。

ストレージユニット (Storage Unit)

使用されるストレージユニットを示します。

ストレージユニットまたはストレージユニットグループは、複数のライフサイクルに表示される場合があります。ストレージユニットまたはストレージユニットグループは、スタンドアロンユニットとして使われている場合でもストレージライフサイクルで使われることがあります。

ボリュームプール (Volume pool)

［ボリュームプール (Volume pool)］オプションはテープストレージユニットか仮想テープライブラリ (VTL) のために有効になります。

メディア所有者 (Media Owner)

［メディア所有者 (Media Owner)］は、共通の目的に使用される NetBackup サーバーのグループです。［メディア所有者 (Media owner)］を指定して、それらのメディアサーバーのみに、ポリシーのバックアップイメージが書き込まれるメディアへの書き込みを許可します。

代替読み込みサーバー (Alternate read server)

［代替読み込みサーバー (Alternate read server)］は、異なるメディアサーバーによって書き込まれたバックアップイメージを読み込むことができるサーバーの名前を指定します。このオプションは［複製 (Duplication)］操作にのみ使用できます。

多重化を維持する (Preserve multiplexing)

［多重化を維持する (Preserve Multiplexing)］オプションは、テープメディアまたは仮想テープライブラリ (VTL) を使う複製操作で利用可能です。複製するバックアップが多重化され、多重化されたまま残す場合は、［多重化を維持する (Preserve Multiplexing)］チェックボックスを選択します。

多重化を維持すると、複製ジョブのパフォーマンスが著しく向上します。これはイメージごとに書き込み側の複製メディアを要求する必要がなくなるためです。

ジョブの優先度を上書き (Override job priority)

［ジョブの優先度を上書き (Override job priority)］オプションは、［インポート (Import)］操作に利用可能です。表示されるジョブ優先度は、このストレージライフサイクルポリシーを使う任意のインポートジョブのジョブ優先度です。

［ソースコピーが期限切れになりそうになるまで、このコピーの作成を延期します (Postpone creation of this copy until the source copy is about to expire)］

このオプションを有効にして、複製のソースの期限が切れそうになるまで、ジョブを遅延させます。このオプションが有効になると、ソースが期限切れになる 4 時間前にジョブが開始します。［SLP パラメータ (SLP Parameters)］ホストプロパティの［遅延された複製オフセット (Deferred duplication offset)］を変更することで、このデフォルト値を変更できます。

SLP パラメータプロパティを参照してください。

［詳細 (Advanced)］ボタンおよび［時間帯終了設定 (Window close preference)］オプション

時間帯が終了しても SLP のジョブが完了しなかった場合には、NetBackup は処理中のイメージを中断します。次の時間帯になると、NetBackup は中断したところからそれらのジョブを再開します。

一部のイメージは一時停止できません。対象は、複製のソースとターゲットの両方が AdvancedDisk または Media Manager ストレージユニットのいずれかに存在する複製ジョブによるイメージにかぎります。

SLP の［複製 (Duplication)］操作を参照してください。

その他のすべての操作 (レプリケーション操作など) によるイメージは一時停止されません。

［時間帯終了設定 (Window close preference)］オプションを表示するには、［詳細 (Advanced)］ボタンをクリックします。選択は、NetBackup が自動的に中断しないイメージに適用されます。