Veritas™ Appliance AutoSupport リファレンスガイド
コールホームデータの伝送方法
コールホームを有効にすると、データのみを伝送し、アプライアンスが受信データまたは通知を受信することを許可しない一方向の通信が提供されます。アプライアンスからVeritasに伝送するすべてのデータは、ポート 443/tcp を経由して HTTPS PUT で TLS 暗号化方式を使用して伝送されます。
アプライアンスソフトウェアリリース 5.3 以降、AutoSupport クライアントは、TLS 1.3 プロトコルと 1.2 プロトコルの両方をサポートします。SMTPS サーバーと https プロキシサーバーが TLS 1.3 をサポートしている場合、アプライアンスとの通信はより安全な TLS 1.3 プロトコルを使用してデフォルトで暗号化されます。
次のサービスのデータ伝送は、https://api.appliance.veritas.com に送信されます。
アプライアンスのコールホームプロビジョニング
データ収集パッケージ
メモ:
アプライアンスでプロキシサーバーを構成する場合、AutoSupport 機能がデータをベリタスに送信できるようにするために、プロキシは前述の URL への接続を許可する必要があります。
インフラは、データ伝送のための静的 IP アドレスプールを持つエンドポイントのセットで構成されます。
Veritasは、DNS またはプロキシやファイアウォールレベルでプロビジョニングする完全修飾ホスト名解決を使用し、サービスが中断する可能性を低減することを強くお勧めします。
ファイアウォールが登録エンティティを IP アドレスでのみ登録できる場合、静的エンドポイントはそれぞれ専用の IP アドレスプールを保持します。
アプライアンスのプロキシやファイアウォールで、443/TCP TLS アウトバウンドソケットを使用してサイト https://api.appliance.veritas.com に接続できることを確認してください。
コールホームデータ転送インフラストラクチャについて詳しくは、次のテクニカルノートを参照してください。