Veritas™ Appliance AutoSupport リファレンスガイド
NetBackup Product Improvement Program について
NetBackup Product Improvement Program は、NetBackup で定期的に配備や使用状況のデータを収集するための機能です。収集した情報から、ユーザーが NetBackup をどのように配備して使用しているかがわかります。たとえば、収集したデータを使用して、頻繁に使用する機能やそれらのよく使用する機能の使用パターンを特定できます。集計したデータを使用して、NetBackup の配備およびサポートチームは使いやすさ、パフォーマンス、インストール、およびその他多くの製品領域について製品改良を計画できます。
デフォルトでは、NetBackup アプライアンスでデフォルトの AutoSupport コールホーム機能を使用すると Product Improvement Program に参加できます。コールホームを無効にすると、製品の遠隔測定データの広範な収集も無効になります。
収集データと伝送データには、次のような配備情報と使用情報が含まれます。
配備情報:
各サーバーに特有のハードウェアとソフトウェアの構成:
IP アドレス、IP の種類
完全修飾ドメイン名 (FQDN)
エイリアス、ホスト名、ホスト ID、プラットフォーム、アーキテクチャ
CPU の名前、種類、クロック速度など
タイムゾーン
環境の言語
オペレーティングシステムのバージョンレベル
メモリサイズ
ライセンスが付与された NetBackup ソフトウェアのバージョン
ライセンスが付与された NetBackup ソフトウェアの機能とインストール済みパッケージ
追加インストールしたVeritasパッケージ
NetBackup アプライアンスの配備情報
使用情報:
ポリシータイプおよびプラットフォーム別のクライアント数
NetBackup バージョンおよびプラットフォーム別のメディアサーバー数
ポリシータイプ別のポリシー数
保留中のメディアおよび保持レベル別のメディア数
操作形式別のストレージライフサイクルポリシー (SLP)