NetBackup™ 状態コードリファレンスガイド
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NetBackup の状態コード: 2824
説明: クラウドポリシーを使用してバックアップされたデータをリストアできません。このエラーは、複数の問題が原因で発生する場合があります。
推奨処置: 次の表に、アクティビティモニターの[ジョブの詳細 (Job Details)]に表示される nbcs レベルのエラーメッセージと、この問題を解決するために必要な措置を示します。
表: 資産に対するリストア操作の前提条件が満たされなかったため、リストアが失敗しました (Restore failed as the pre-requisites for restore operation were not satisfied for the asset)
メッセージ |
推奨処置 |
---|---|
ディスクの |
ディスクの宛先パスにあるリソースグループが存在しません。クラウドに存在するリソースグループを選択します。 |
ディスクの |
ディスクの宛先パスの一部として指定されたサブスクリプション ID が、VM の宛先パスのサブスクリプション ID と一致する必要があります。 |
名前が |
表示名を変更した後、操作を再試行します。 |
VM の |
VM 名がクラウドプロバイダの命名規則に準拠していることを確認します。 |
選択した構成に対して |
指定したサブスクリプションが、指定した宛先構成で構成されていません。構成済みのクラウドプロバイダに存在するサブスクリプションを指定します。 |
|
選択した宛先ネットワークが選択したサブスクリプションに存在しません。クラウド上に存在するネットワークを選択します。新しいサブネットの作成後に検出を実行したことを確認します。 |
宛先の |
VM の宛先パスにあるリソースグループが存在しません。クラウドに存在するリソースグループを選択します。 |
|
選択した領域が宛先の構成の一部である必要があります。 |
以下は、バックアップからの Azure Stack のリストアにのみ適用されます。 ステージング場所が正しく指定されていないためリストアに失敗しました。 | |
|
選択したターゲットサブスクリプションに関するステージング場所の詳細 (ストレージアカウントやコンテナなど) がファイル |
|
ターゲットサブスクリプションにストレージアカウントが存在することを確認します。 |
|
ストレージアカウントのコンテナがストレージアカウントに存在することを確認してください。 |
表: 資産のリカバリ操作の実行に失敗しました (Failed to perform recovery operation for the asset)
メッセージ |
推奨処置 |
---|---|
資産 |
考えられる原因の 1 つに、クォータ制限の超過があります。必要なリソースの制限があるかどうかを確認します。 |
|
資産がクラウドに存在して、検出されていることを確認します。 |
表: SSL 証明書の問題、または CloudPoint サーバーと Azure または Azure Stack 間の接続の問題により、リストアが失敗しました (Restore failed due to SSL certificate issues or connectivity issues between CloudPoint server and Azure or Azure Stack)
メッセージ |
推奨処置 |
---|---|
証明書の CRL を取得できません。 |
最新の CRL を |
Azure サーバーまたは Azure Stack サーバーの証明書が失効しています。認証局によって証明書が取り消されていないことを確認してください。(The Azure or Azure Stack servers' certificate is revoked. Ensure that the certificates are not revoked by certificate authority.) |
サーバーの証明書が無効です。サポートが必要な場合は、セキュリティ管理者にお問い合わせください。 |
証明書失効リスト (CRL) が期限切れです。最新の CRL で |
最新の CRL が CloudPoint サーバーで次のコマンドを使用して、NetBackup CRL キャッシュを手動で更新できます。 docker exec -i flexsnap-certauth bash -c '/usr/openv/pdde/pdopensource /nbcertcmdtool/nbcertcmdtool -atLibPath /usr/openv/pdde/pdopensource/nbcertcmdtool -updateCRLCache' |
証明書失効リスト (CRL) がまだ有効ではありません。(The certificate revocation list (CRL) is not yet valid.) |
CloudPoint サーバーのシステム時刻を確認するか、有効な CRL を指定します。 |
証明書失効リスト (CRL) の最終更新日が有効な形式ではありません。(The date of last update of the certificate revocation list (CRL) is not in a valid format.) |
openssl コマンドを使用して CRL を確認するか、セキュリティ管理者にお問い合わせください。 |
証明書失効リスト (CRL) の次回更新日が有効な形式ではありません。(The date of next update of the certificate revocation list (CRL) is not in a valid format.) |
openssl コマンドを使用して CRL を確認するか、セキュリティ管理者にお問い合わせください。 |
Azure サーバーまたは Azure Stack サーバーの証明書の期限が切れています。サーバーに有効な証明書があることを確認してください。(The Azure or Azure Stack server certificate is expired. Ensure that the server has a valid certificate.) |
証明書の終了日が有効であることを証明書でチェックして、証明書の有効性を確認します。 CloudPoint サーバーのクロックが指定したサーバーと同期しているかを確認します。必要に応じて、ホストの時刻を修正して操作を再実行します。問題が継続する場合は、すべてのエラーログ情報を保存して、ベリタステクニカルサポートにお問い合わせください。 |
Azure サーバーまたは Azure Stack サーバーの証明書がまだ有効ではありません。(The Azure or Azure stack servers certificate is not yet valid.) |
CloudPoint サーバーのクロックが指定したサーバーと同期しているかを確認します。必要に応じて、ホストの時刻を修正して操作を再実行します。問題が継続する場合は、すべてのエラーログ情報を保存して、ベリタステクニカルサポートにお問い合わせください。 |
Azure Stack サーバーのパブリックルート証明書と中間証明書が見つかりません。(Unable to find the public root and intermediate certificates of the Azure Stack server.) |
CloudPoint サーバーの 操作を再実行します。問題が継続する場合は、すべてのエラーログ情報を保存して、ベリタステクニカルサポートにお問い合わせください。 |
CRL キャッシュからの証明書失効リスト (CRL) のロードに失敗しました。Azure または Azure Stack の CloudPoint サーバーで、 |
Azure または Azure Stack の CloudPoint サーバーで、 |
Azure または Azure Stack サーバーへの接続に失敗しました。CloudPoint サーバーと Azure または Azure Stack サーバー間のネットワーク接続を確認してください。(Failed to connect to the Azure or Azure Stack server. Ensure network connectivity between CloudPoint server and the Azure or Azure Stack server.) |
CloudPoint サーバーと Azure または Azure Stack サーバー間のネットワーク接続を確認します。 |
Azure または Azure Stack サーバー用に指定された SSL 暗号を使用できません。(Cannot use the specified SSL cipher for Azure or Azure Stack server.) |
ベリタステクニカルサポートにお問い合わせください。 |
cURL エラーにより操作が失敗しました。(Operation failed with cURL error:) |
操作を再実行します。問題が継続する場合は、すべてのエラーログ情報を保存して、ベリタステクニカルサポートにお問い合わせください。 |
この状態コードに関する Veritas Technical Support Web サイトのテクニカルノートとその他の情報を表示するには、ここをクリックしてください。