NetBackup™ 状態コードリファレンスガイド
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NetBackup の状態コード: 2820
説明: エラーにより、VMware ポリシーデータのリストアが次のように失敗しました。
仮想マシンをリストアするホストで仮想 CD または仮想 DVD の ISO が利用できない場合、リストアは失敗します。vCenter インターフェースが次のメッセージを含んでいる可能性があります。
Invalid configuration for Device '1'.
リストアする仮想マシンと hotadd リストアホストを含む仮想マシンが同じデータセンターに存在しないと、リストアは失敗します。
リストアホストは、選択したトランスポートモードを使用して VMware データストアにアクセスできません。リストアホストのジョブログには、次の例のようなメッセージが含まれる場合があります。
FTL - Virtual machine restore: VxMS initialization failed.
1023 文字より長いパス名があるファイルをリストアしようとしました。Linux 仮想マシンのバックアップでは、1023 文字より長いパス名のファイルを含む、すべてのファイルがバックアップされます。ただし、長いパス名のファイルを個別にリストアすることはできません。
リストアの場合に、仮想マシンのハードウェアバージョン (7 など) が、ターゲットサーバーがサポートするハードウェアバージョンより新しい。VMware ツールで仮想マシンのハードウェアバージョンを以前のバージョンに変換できない場合、リストアは失敗します。次のようなメッセージが詳細ステータスログに表示されます。
Info bpVMutil(pid=6268) INF - vmwareLogger: WaitForTaskCompleteEx: The virtual machine version is not compatible with the version of the host <hostname>.
シックプロビジョニング (Eager Zeroed)としてフォーマットされた 1 つ以上の VMDK で仮想マシンをリストアしようとしました。仮想マシンまたは VMDK のサイズのせいで、仮想マシンの作成に 2 時間以上かかる場合があります。その結果、リストアが失敗しました。
推奨処置: このエラーの解決策を次のリストに示します。
アクティビティモニターのジョブの詳細を調べ、次のようにその詳細に規定されている処理を実行してください。
バックアップ中に仮想 CD または DVD として仮想マシンに示された .ISO ファイルが、宛先ホストで利用可能であることを確認します。
hotadd リストアが成功するよう、2 つの仮想マシンが同じ VMware データセンターにあることを確認します。
別のトランスポートモードを選択し、リストアを再試行します。
1023 文字より長いパス名があるファイルをリストアすることはできません。
可能な場合は、VM のハードウェアバージョンをサポートする VMware サーバーに VM をリストアしてください。
バックアップ、アーカイブ、リストアで、リストアされる仮想ディスクを シックプロビジョニング (Lazy Zeroed)またはシックプロビジョニングに変更します。
VMware エージェントレスリストアの実行時に次の問題が発生することがあります。
宛先 VM %s で新しく接続されたデバイスを特定できません。(Failed to identify the newly attached device on destination VM %s.) 宛先 VM のユーザークレデンシャルに十分な権限が設定されていないことが原因である場合があります。(One possible cause is that the destination VM user credentials have insufficient permissions.)
ターゲット VM のユーザークレデンシャルに root 権限または管理者権限を設定することをお勧めします。(It is recommended target VM user credentials with root or administrative privileges.)
エラー %d によって、一時 vmdk %s を宛先 VM %s に接続できませんでした。(Failed to attach the temporary vmdk %s to the destination VM %s with error %d.)
利用可能な LUN がある準仮想コントローラがターゲット VM に少なくとも 1 つあることを確認してください。(Make sure that the target VM has at least one paravirtual controller with available LUNs.)
エラー %d によって、プロセスの rename ファイルを宛先 VM %s にアップロードできませんでした。(Failed to upload the process rename file to the destination VM %s with error %d.)
ターゲット VM に十分な容量があることを確認してください。(Make sure there is sufficient space available in target VM.)
選択したファイルとフォルダのリストアに失敗しました。(Failed to restore the selected files and folders.)
この問題のトラブルシューティング情報については、
tar
のログを確認してください。
この状態コードに関するVeritas Technical Support Web サイトのテクニカルノートとその他の情報を表示するには、ここをクリックしてください。