Veritas Access インストールガイド
- Veritas Access のライセンス
- システム要件
- Veritas Access をインストールする準備
- VMware ESXi での Veritas Access インストール用の仮想マシンの配備
- クラスタのインストールと設定
- クラスタの各ノードでのオペレーティングシステムのインストール
- ターゲットクラスタノードでの Veritas Access のインストール
- NIC、結合、および VLAN デバイスの管理について
- VLAN のタグ付けについて
- 応答ファイルを使用した Veritas Access のインストールと設定の自動化
- クラスタのノードの表示と追加
- オペレーティングシステムと Veritas Access のアップグレード
- ローリングアップグレードの実行
- Veritas Access のアンインストール
- 付録 A. インストールの参考情報
- 付録 B. 通信用のセキュアシェルの設定
- 付録 C. Veritas Access の手動配備
ドライバノードについて
クラスタのノードのコンソール (ノードのローカル管理コンソール) から Veritas Access をインストールする予定がない場合は、Veritas Access のインストールで使用する Veritas Access クラスタのターゲットノードではない、別のサーバーが必要です。このサーバーは、ドライバノードと呼ばれます。
Veritas Access のインストールスクリプトを実行すると、Veritas Access のインストーラがドライバノードとターゲット Veritas Access クラスタノード間の ssh 接続の設定を支援します。
ドライバノードのプラットフォームには、RHEL 7、SLES 11 SP2、または SLES 11 SP3 を使用できます。
表: クラスタノードとドライバノードからのインストールのサポート に、さまざまな種類のネットワークデバイスを使用したクラスタノードおよびドライバノードからの Veritas Access のインストールのサポートに関する情報を示します。
表: クラスタノードとドライバノードからのインストールのサポート
ネットワークデバイスの種類 | ドライバノード | クラスタノード |
---|---|---|
通常のネットワークデバイス | Yes | Yes |
インストーラで結合デバイスを作成し、インストールの開始に使用される NIC を結合に追加する | Yes | No |
インストールの開始に使用される NIC 以外の NIC で結合デバイスを作成する | Yes | Yes |
インストールの開始に使用される NIC 以外の NIC で、インストーラを使用して VLAN を作成する | No | Yes |
インストールの開始に使用される NIC で、インストーラを使用して VLAN を作成する | No | No |
インストールの開始元である NIC を除外する | No | No |
インストールの開始に使用される NIC 以外の NIC の結合デバイスで、結合と VLAN を作成する | No | Yes |
パブリックとして事前設定された結合と、その他の NIC からのインストール | Yes | Yes |
インストーラで結合を作成し、それをプライベート接続として選択する | No | No |
インストーラで VLAN を作成し、それをプライベート接続として選択する | No | No |
パブリック NIC と既存のパブリック結合を使用したインストール | Yes | Yes |