Veritas Access インストールガイド
- Veritas Access のライセンス
- システム要件
- Veritas Access をインストールする準備
- VMware ESXi での Veritas Access インストール用の仮想マシンの配備
- クラスタのインストールと設定
- クラスタの各ノードでのオペレーティングシステムのインストール
- ターゲットクラスタノードでの Veritas Access のインストール
- NIC、結合、および VLAN デバイスの管理について
- VLAN のタグ付けについて
- 応答ファイルを使用した Veritas Access のインストールと設定の自動化
- クラスタのノードの表示と追加
- オペレーティングシステムと Veritas Access のアップグレード
- ローリングアップグレードの実行
- Veritas Access のアンインストール
- 付録 A. インストールの参考情報
- 付録 B. 通信用のセキュアシェルの設定
- 付録 C. Veritas Access の手動配備
TB 単位のライセンスモデル
このリリースでは、TB 単位のライセンスモデルを導入しています。このライセンスモデルは、容量と期間の両方に基づきます。Veritas Access のライセンスモデルは、物理容量の要件に応じて使用できます。
Veritas Access ソフトウェアを使用すると、ライセンスモデルを管理できます。ライセンスモデルは、TB 単位のライセンスメーターを使用します。ベリタスでは、ライセンスモデルについて、12 カ月、24 カ月、36 カ月のサポートを提供しています。
TB 単位のライセンスモデルでは、次のライセンス方式がサポートされます。
永続ライセンス: 永続ライセンスを取得すると、Veritas Access ソフトウェアを無期限で使用できます。
サブスクリプションライセンス: サブスクリプションライセンスを取得すると、Veritas Access ソフトウェアを特定の期間使用できます。サブスクリプション期間の終了後は、サブスクリプションライセンスを更新する必要があります。サブスクリプション期間は、1 年、2 年、3 年などの単位で選択できます。
サブスクリプションライセンス方式の価格に基づき、2 種類の保守サポートを利用できます。
Basic
Essential
試用版ライセンス: Veritas Access ソフトウェアの試用版を Veritas の Web サイトからダウンロードし、60 日間評価できます。
ライセンスで許可されたストレージ容量を超えても、製品の使用には影響しません。ただし Veritas では、新規ライセンスを購入するか、ライセンスを更新してストレージ容量を増やすことをお勧めします。
表: 新規顧客と既存顧客のライセンス
顧客タイプ | 購入オプション | 既存のライセンスモデル | 新しいライセンスモデル | 既存のメーター | 新しいメーター |
---|---|---|---|---|---|
新規 | 新規ライセンス | N/A | 永続 | N/A | TB 単位 |
サブスクリプション | |||||
既存 | 新規ライセンス | 永続 | 永続 | コア単位 | TB 単位 |
サブスクリプション | 永続またはサブスクリプション | ||||
更新 | 永続 | 永続 | コア単位 | コア単位 | |
サブスクリプション | サブスクリプション |
メモ:
以前のリリースの「コア単位」と「コア単位の TB」ライセンスモデルのうち、いずれかのライセンスモデルを使用する以前のバージョンの Veritas Access から Veritas Access 7.4.2 にアップグレードする場合のみ、このリリースでこれらのライセンスモデルがサポートされます。ただし、ベリタスでは、「コア単位」や「コア単位の TB」ライセンスモデルではなく、TB 単位のライセンスモデルを使用することをお勧めします。
「コア単位」と「コア単位の TB」ライセンスモデルについて詳しくは、以下のセクションを参照してください。
コア単位のライセンスモデルを参照してください。
コア単位の TB ライセンスモデルを参照してください。
ライセンスに関する注意事項と機能拡張を参照してください。(ライセンス関連の機能拡張と注意事項について)
インストールされているライセンスの詳細を確認するには、vxlicrep コマンドを使用します。[Count]フィールドにライセンス数が表示されます。