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Veritas Access インストールガイド
Last Published:
2018-10-26
Product(s):
Access (7.4.2)
Platform: Linux
- Veritas Access のライセンス
- システム要件
- Veritas Access をインストールする準備
- VMware ESXi での Veritas Access インストール用の仮想マシンの配備
- クラスタのインストールと設定
- クラスタの各ノードでのオペレーティングシステムのインストール
- ターゲットクラスタノードでの Veritas Access のインストール
- NIC、結合、および VLAN デバイスの管理について
- VLAN のタグ付けについて
- 応答ファイルを使用した Veritas Access のインストールと設定の自動化
- クラスタのノードの表示と追加
- オペレーティングシステムと Veritas Access のアップグレード
- ローリングアップグレードの実行
- Veritas Access のアンインストール
- 付録 A. インストールの参考情報
- 付録 B. 通信用のセキュアシェルの設定
- 付録 C. Veritas Access の手動配備
Veritas Access クラスタ環境の InfiniBand ネットワーク上の RDMA
Veritas Access は、ノード上のアプリケーション間のデータ転送に LLT (Low Latency Transport) を使用しています。LLT は高性能かつ低遅延で、IP スタックに代わるものとして機能し、すべてのクラスタ通信に使用されます。すべての利用可能なプライベートネットワークリンク全体でノード間通信を分散 (ロードバランス) します。これは、すべてのクラスタ通信の性能と耐障害性が、すべてのプライベートネットワークリンク (最大 8 個) 全体で均一に分散されることを意味します。リンクが失敗すると、トラフィックは残りのリンクにリダイレクトされます。また、LLT は、ネットワークリンク上のハートビート信号の送受信も担当します。RDMA ネットワーク上の LLT データ転送を使用することにより、ノード間のファイルシステムデータ転送と I/O 転送の両方でパフォーマンスが向上します。
ノード間で迅速なアプリケーションデータ転送を有効にするには、RDMA をサポートするネットワークインターフェースカード (NIC) およびネットワークスイッチが必要です。また、RDMA のオペレーティングシステムおよび LLT の設定も必要です。