Veritas Access インストールガイド
- Veritas Access のライセンス
- システム要件
- Veritas Access をインストールする準備
- VMware ESXi での Veritas Access インストール用の仮想マシンの配備
- クラスタのインストールと設定
- クラスタの各ノードでのオペレーティングシステムのインストール
- ターゲットクラスタノードでの Veritas Access のインストール
- NIC、結合、および VLAN デバイスの管理について
- VLAN のタグ付けについて
- 応答ファイルを使用した Veritas Access のインストールと設定の自動化
- クラスタのノードの表示と追加
- オペレーティングシステムと Veritas Access のアップグレード
- ローリングアップグレードの実行
- Veritas Access のアンインストール
- 付録 A. インストールの参考情報
- 付録 B. 通信用のセキュアシェルの設定
- 付録 C. Veritas Access の手動配備
ライセンスに関する注意事項と機能拡張
このセクションでは、ライセンスに関する機能拡張と注意事項の詳細を説明します。
製品のインストール中には有効なライセンスを提供する必要があります。有効なライセンスを提供しない場合は、60 日間の試用版ライセンスがインストールされます。
有効期限までにライセンスの取得または更新ができない場合、製品の使用に影響を与えることなく 60 日間の猶予期間が提供されます。
猶予期間後にライセンスの取得または更新に失敗した場合、システムの再起動後または NFS、CIFS、FTP、S3、および Veritas Data Deduplication などのサービスの再起動後にサービスが開始できなくなります。
ベリタスは、監査によって資格とコンプライアンスを確認する権利を留保します。
この製品のライセンス取得中に問題が発生した場合は、ベリタスライセンスサポートの Web サイトを参照してください。
表: Veritas Access のライセンス取得の機能の実行
実行 | アクション |
---|---|
有効期間中 | なし |
猶予期間中 | 永続的なメッセージ (Veritas Access 管理コンソールのみ) |
猶予期間後 | ノードを再起動する前に、NFS、CIFS、FTP、S3、および Veritas Data Deduplication のサービスを停止できますが、(ノードを再起動していない場合でも) これらのサービスは再起動できません。 ノードを再起動した後、NFS、CIFS、FTP、S3、および Veritas Data Deduplication のサービスは再起動後のノードでオンラインになりません。 |
コマンドラインインターフェースを使用して Veritas Access ライセンスを追加する場合:
ライセンスの有効期限が切れた後、ノードを再起動すると、そのノードで NFS、CIFS、FTP、S3、および Veritas Data Deduplication のサービスが停止します。support services show コマンドを使用して、サービスのノードに関する状態を表示できます。
NFS、CIFS、FTP、S3、および Veritas Data Deduplication のサービスの開始、停止、および状態の確認を実行できます。
System> license add コマンドを使用してライセンスを追加できます。license add コマンドは
scp
パスもサポートします。System> license list と System> license list details コマンドで、クラスタの各ノードにインストールされているライセンスの詳細を確認できます。