検索クエリーを入力してください
<book_title> を検索 ...
Veritas™ System Recovery 18 ユーザーズガイド
Last Published:
2018-02-09
Product(s):
System Recovery (18.0)
- Veritas™ System Recovery 18 の概要
- Veritas System Recovery のインストール
- コンピュータのリカバリの確保
- 新しい Veritas System Recovery Disk の作成
- 既存の Veritas System Recovery Disk のカスタマイズ
- LightsOut Restore による離れた場所からのコンピュータの復元について
- はじめに
- デフォルトのバックアップ全般オプションの設定
- ファイルの種類とファイル拡張子
- データのバックアップに関する推奨事項
- ドライブ全体のバックアップ
- ファイルとフォルダのバックアップ
- バックアップジョブの実行と管理
- ご使用のコンピュータからのリモートコンピュータのバックアップ
- バックアップの状態の監視
- Veritas System Recovery Monitor を使用したリモートコンピュータのバックアップ状態の監視
- リカバリポイントの内容の探索
- バックアップ先の管理
- 仮想変換の管理
- クラウドストレージの管理
- ファイル、フォルダ、ドライブ全体のリカバリ
- コンピュータのリカバリ
- Veritas System Recovery Disk の使用によるコンピュータのブート
- Veritas System Recovery Disk でのネットワークツールの使用について
- ハードディスクドライブのコピー
- Veritas System Recovery Granular Restore Option の使用
- Granular Restore Option で使用するリカバリポイントを作成する場合のベストプラクティス
- 付録 A. Veritas System Recovery を使用したデータベースのバックアップ
- 付録 B. Active Directory のバックアップ
- 付録 C. Microsoft の仮想環境のバックアップ
- 付録 D. Veritas System Recovery 18 と Windows Server 2008 Core の使用
ネットワークスロットルの有効化
ネットワークスロットルを有効にすることによって、バックアップによるネットワークパフォーマンスへの影響を制限できます。
多くの要因がネットワークパフォーマンスに影響します。この機能を使う前に、次の点について考慮してください。
表: ネットワークパフォーマンスに影響を与える要因
要因 | 説明 |
---|---|
ネットワークカード | ネットワークが有線か無線か。ネットワークカードの速度。 |
ネットワークバックボーン | ネットワークパイプラインのサイズ。転送速度は 10 MB をサポートしているか、1 GB をサポートしているか。 |
ネットワークサーバー | サーバーハードウェアの堅ろう性。サーバーハードウェアのプロセッサ速度。搭載されている RAM 容量。RAM の速度。 |
バックアップ | 同時にバックアップするようにスケジュールしているコンピュータの数。 |
ネットワークトラフィック | バックアップの実行をスケジュールしている時間帯は、ネットワークトラフィックが重いときか、軽いときか。 |
ネットワークの処理能力がわかっている場合のみ、この機能の使用を検討してください。ネットワークトラフィックが軽いときにバックアップを時間差でスケジュールしている場合は、この機能を使用する必要がないこともあります。複数のコンピュータを同時に、同じネットワークの保存先にバックアップするのは避けてください。
ネットワークのパフォーマンスに関する必要な情報を収集してから、その情報に応じてバックアップをスケジュール設定します。この機能を有効にし、環境に合わせて[最大ネットワークスロットル]を設定します。
ネットワークスロットルを有効にする方法
- [タスク]メニューで、[オプション]をクリックします。
- [パフォーマンス]をクリックします。
- [ネットワークスロットルを有効化]を選択します。
- [最大ネットワークスロットル]フィールドでは、ネットワークスループットの最大量(KB)を入力してください。
- [OK]をクリックします。