Veritas™ System Recovery 18 ユーザーズガイド

Last Published:
Product(s): System Recovery (18.0)
  1. Veritas™ System Recovery 18 の概要
    1.  
      Veritas System Recovery について
    2.  
      Veritas System Recovery のコンポーネント
    3.  
      Veritas System Recovery の[ヘルプとサポート]へのアクセス
    4.  
      Veritas System Recovery 18 に関するフィードバックの送信
    5.  
      VQA (Veritas QuickAssist) へのアクセス
    6.  
      Veritas Update を使用した Veritas System Recovery の更新
  2. Veritas System Recovery のインストール
    1.  
      Veritas System Recovery のシステム要件
    2.  
      サポート対象のファイルシステム、ディスクの種類、ディスクパーティション方式、リムーバブルメディア
    3.  
      Veritas System Recovery の機能の可用性
    4.  
      Veritas System Recovery の評価版について
    5. Veritas System Recovery のインストール
      1.  
        インストール後の Veritas System Recovery のアクティブ化と設定
      2.  
        評価期間後の Veritas System Recovery のアクティブ化
    6.  
      Veritas System Recovery のアンインストール
    7.  
      Veritas System Recovery Monitor のシステムの必要条件
    8.  
      Veritas System Recovery Monitor のインストール
  3. コンピュータのリカバリの確保
    1. 新しい Veritas System Recovery Disk の作成
      1.  
        [ようこそ]パネル
      2. 作成オプション
        1.  
          Veritas System Recovery Disk のリカバリに関する表
        2.  
          Veritas System Recovery Disk カスタマイズサポート表
        3.  
          [標準]オプションが利用できない状態
      3.  
        Windows アセスメント & デプロイメントキット(ADK)のダウンロードとインストール
      4.  
        言語オプション
      5.  
        Veritas System Recovery Disk ストレージメディア/保存先オプション
      6.  
        [ライセンス対象機能]のオプション
      7. [ストレージドライバとネットワークドライバ]のオプション
        1.  
          ストレージドライバまたはネットワークドライバの追加
      8.  
        起動オプション
      9.  
        ネットワークオプション
      10.  
        [LightsOut Restore のセットアップ]のオプション
    2. 既存の Veritas System Recovery Disk のカスタマイズ
      1.  
        [ようこそ]パネル
      2.  
        [リカバリディスクソース]のオプション
      3. Veritas System Recovery Disk ストレージメディア/保存先オプション
        1.  
          新しいドライバや新しいバージョンのドライバを Veritas System Recovery Disk に追加する方法
      4.  
        [ライセンス対象機能]のオプション
      5. [ストレージドライバとネットワークドライバ]のオプション
        1.  
          ストレージドライバまたはネットワークドライバの追加
      6.  
        起動オプション
      7.  
        ネットワークオプション
    3. LightsOut Restore による離れた場所からのコンピュータの復元について
      1. LightsOut Restore の設定
        1.  
          [ようこそ]パネル
        2.  
          [ソースの場所]のオプション
        3.  
          [ライセンス対象機能]のオプション
        4. [ストレージドライバとネットワークドライバ]のオプション
          1.  
            ストレージドライバまたはネットワークドライバの追加
        5.  
          起動オプション
        6.  
          ネットワークオプション
        7.  
          [LightsOut Restore のセットアップ]のオプション
    4.  
      Veritas System Recovery Disk のテスト
  4. はじめに
    1.  
      Veritas System Recovery の使用方法
    2.  
      Veritas System Recovery の開始
    3.  
      Veritas System Recovery のデフォルトオプションの設定
    4. デフォルトのバックアップ全般オプションの設定
      1.  
        デフォルトのバックアップ先の設定
    5.  
      バックアップ中のコンピュータのパフォーマンスを改善する
    6.  
      ネットワークスロットルの有効化
    7.  
      Windows 通知領域のデフォルトオプションの設定
    8. ファイルの種類とファイル拡張子
      1.  
        新しいファイルの種類と拡張子の追加
      2.  
        ファイルの種類と拡張子の名前の変更
      3.  
        デフォルトのファイルの種類と拡張子の復元
      4.  
        ファイルの種類とそのすべての拡張子の削除
    9.  
      外部ドライブの一意の名前の削除または変更
    10.  
      オフサイトコピーで使用する FTP のデフォルト設定
    11.  
      Veritas System Recovery メッセージのログへの記録
    12.  
      製品(イベント)メッセージの電子メール通知の有効化
    13.  
      簡単セットアップを使って最初のバックアップを設定
    14.  
      [ホーム]ページ
    15.  
      [状態]ページ
    16.  
      [タスク]ページ
    17.  
      [ツール]ページ
    18.  
      [詳細]ページ
  5. データのバックアップに関する推奨事項
    1.  
      データのバックアップについて
    2.  
      データバックアップのベストプラクティス
    3.  
      バックアップの終了後するべきこと
    4.  
      定義済みバックアップの実行に関するヒント
    5.  
      バックアップ先
    6.  
      デュアルブートのコンピュータのバックアップ
  6. ドライブ全体のバックアップ
    1. ドライブベースのバックアップの定義
      1. USB ディスクローテーション
        1.  
          USB ディスクローテーションの働き方
      2.  
        ネットワーク資格情報のルール
      3.  
        バックアップ中のコマンドファイルの実行
      4.  
        バックアップオプションの編集
      5.  
        リカバリポイントの整合性の検証
      6.  
        バックアップの進行状況の表示
      7.  
        リカバリポイントの暗号化
    2.  
      リカバリポイントの圧縮レベル
    3.  
      Veritas System Recovery からのワンタイムバックアップの実行
    4.  
      Veritas System Recovery Disk からのバックアップの実行
    5.  
      オフサイトコピーの仕組み
  7. ファイルとフォルダのバックアップ
    1.  
      ファイルとフォルダのバックアップ
  8. バックアップジョブの実行と管理
    1. 既存のバックアップジョブを今すぐ実行
      1.  
        別の種類のリカバリポイントを作成するバックアップの実行
    2.  
      バックアップ速度の調整
    3.  
      バックアップまたは修復タスクの停止
    4.  
      バックアップの正常終了の検証
    5.  
      バックアップジョブのプロパティの表示
    6.  
      バックアップ設定の編集
    7.  
      イベント起動バックアップの有効化
    8.  
      バックアップスケジュールの編集
    9.  
      バックアップの無効化または有効化
    10.  
      バックアップジョブの削除
    11.  
      コンピュータをバックアップできるユーザーの追加
    12.  
      ユーザーまたはグループのアクセス権の設定
  9. ご使用のコンピュータからのリモートコンピュータのバックアップ
    1. お使いのコンピュータから他のコンピュータをバックアップ
      1.  
        コンピュータリストへのリモートコンピュータの追加
      2.  
        コンピュータリストへのローカルコンピュータの追加
      3.  
        コンピュータリストからのコンピュータの削除
    2. Veritas System Recovery Agent について
      1.  
        Veritas System Recovery Agent の使用
      2.  
        Windows のサービスツールを使った Veritas System Recovery Agent の管理について
    3. Veritas System Recovery Agent の配備について
      1.  
        Veritas System Recovery エージェントの配備に向けたワークグループ環境内のコンピュータの準備
      2.  
        Veritas System Recovery Agent の配備
      3.  
        Veritas System Recovery Agent の手動インストール
    4. Veritas System Recovery サービスのベストプラクティス
      1.  
        Windows のサービスツールを開く
      2.  
        Veritas System Recovery Agent サービスの開始または停止
      3.  
        Veritas System Recovery Agent が開始しないときの修復操作の設定
    5.  
      Veritas System Recovery Agent の依存関係の表示
    6. Veritas System Recovery へのアクセスの制御について
      1.  
        Veritas System Recovery へのユーザーまたはグループのアクセスの有効化
      2.  
        ユーザーまたはグループの権限を変更する方法
      3.  
        Veritas System Recovery へのユーザーまたはグループのアクセスの無効化
      4.  
        異なるユーザー権限での Veritas System Recovery の実行
  10. バックアップの状態の監視
    1. バックアップの監視について
      1.  
        ハードディスク設定の変更について表示する情報の更新
    2.  
      [ホーム]ページ上のアイコン
    3.  
      [状態]ページ上のアイコン
    4.  
      SNMP トラップを送信するための Veritas System Recovery の設定
    5.  
      ドライブ(またはファイルおよびフォルダのバックアップ)の状態レポートのカスタマイズ
    6.  
      ドライブの詳細の表示
    7.  
      ドライブの保護レベルの向上
    8.  
      問題のトラブルシューティングでのイベントログ情報の使用について
  11. Veritas System Recovery Monitor を使用したリモートコンピュータのバックアップ状態の監視
    1.  
      Veritas System Recovery 18 Monitor について
    2.  
      Veritas System Recovery 18 Monitor の開始
    3.  
      Veritas System Recovery 18 Monitor コンソールのアイコン
    4.  
      Veritas System Recovery 18 Monitor のデフォルトオプションの設定
    5. コンピュータリストへのリモートコンピュータの追加
      1.  
        コンピュータリストに複数のリモートコンピュータを追加するためのテキストファイルのインポート
    6.  
      リモートコンピュータのログオンクレデンシャルの修正
    7.  
      コンピュータリストからのリモートコンピュータの削除
    8.  
      リモートコンピュータのバックアップ保護状態の表示
    9.  
      保護状態レポートの表示
  12. リカバリポイントの内容の探索
    1.  
      リカバリポイントの検索について
    2. Windows エクスプローラからのリカバリポイントの検索
      1.  
        Windows エクスプローラからのリカバリポイントのマウント
    3.  
      Recovery Point Browser でのファイルの表示および復元
    4.  
      リカバリポイントドライブのマウント解除
    5.  
      リカバリポイントドライブのプロパティの表示
  13. バックアップ先の管理
    1.  
      バックアップ先について
    2.  
      ドライブベースのバックアップとファイルとフォルダのバックアップの違い
    3.  
      古いリカバリポイントのクリーンアップ
    4.  
      リカバリポイントセットの削除
    5.  
      リカバリポイントセット内のリカバリポイントの削除
    6.  
      リカバリポイントのコピー
    7. ファイルおよびフォルダのバックアップデータの管理について
      1.  
        バックアップ先で保存されているファイルとフォルダのバックアップデータの量の表示
      2.  
        ファイルおよびフォルダのバックアップからの手動によるファイルの削除
      3.  
        ファイルまたはフォルダのバージョンの確認
    8.  
      バックアップデータの管理の自動化
    9.  
      バックアップ先の移動
  14. 仮想変換の管理
    1.  
      仮想変換ジョブの定義
    2.  
      既存の仮想変換ジョブをすぐに実行する場合
    3.  
      仮想変換ジョブのプロパティの表示
    4.  
      仮想変換ジョブの進行状況の表示
    5.  
      仮想変換ジョブの編集
    6.  
      仮想変換ジョブの削除
    7.  
      仮想ディスクへの物理的なリカバリポイントのワンタイム変換の実行
  15. クラウドストレージの管理
    1. クラウドへ直接
      1.  
        OpenStorage の保存先パスの入力
      2.  
        バックアップの OpenStorage の保存先オプション
      3.  
        リカバリの OpenStorage の保存先オプション
    2.  
      OpenStorage ファイルをダウンロード
    3.  
      クラウドストレージでのオフサイトコピーの仕組み
  16. ファイル、フォルダ、ドライブ全体のリカバリ
    1.  
      消失したデータの修復について
    2.  
      ファイルおよびフォルダのバックアップデータを使用したファイルとフォルダの修復
    3.  
      ファイルとフォルダの修復
    4.  
      セカンダリドライブの修復
    5.  
      ドライブの修復
    6.  
      Veritas System Recovery Disk によるコンピュータのファイルとフォルダの検索
    7.  
      Veritas System Recovery Disk を使用したファイルとフォルダの修復
  17. コンピュータのリカバリ
    1.  
      Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)ベースのコンピュータのリカバリについて
    2. Veritas System Recovery Disk の使用によるコンピュータのブート
      1.  
        USB デバイスまたは DVD からコンピュータを起動する設定
    3.  
      ハードディスクのエラーを調べることでコンピュータの修復を準備
    4.  
      コンピュータのリカバリ
    5.  
      仮想ディスクファイルからのコンピュータのリカバリ
    6.  
      異なるハードウェアを搭載するコンピュータの修復
    7. Veritas System Recovery Disk でのネットワークツールの使用について
      1.  
        ネットワークサービスの起動
      2.  
        Veritas System Recovery Disk 内からのネットワークドライブのマッピング
      3. ネットワーク接続の設定
        1.  
          静的 IP アドレスを設定してネットワーク共有またはドライブ上のリカバリポイントからの修復を有効化する
        2.  
          ping 送信に失敗したときの静的 IP アドレスの取得
    8.  
      Veritas System Recovery Disk でのリカバリポイントのプロパティの表示
    9.  
      Veritas System Recovery Disk でのリカバリポイント内のドライブのプロパティの表示
    10.  
      サポートユーティリティについて
  18. ハードディスクドライブのコピー
    1.  
      ハードディスクドライブのコピーの準備
    2.  
      ハードディスクドライブから別のハードディスクドライブへのコピー
  19. Veritas System Recovery Granular Restore Option の使用
    1.  
      Veritas System Recovery Granular Restore Option について
    2. Granular Restore Option で使用するリカバリポイントを作成する場合のベストプラクティス
      1.  
        バックアップの正常終了に向けた Microsoft Exchange サーバーの保護
    3.  
      Granular Restore Option の開始
    4.  
      Granular Restore Option を開始して特定のリカバリポイントを開く
    5.  
      Microsoft Exchange メールボックスの復元
    6.  
      Microsoft Exchange 電子メールフォルダの復元
    7.  
      Microsoft Exchange 電子メールメッセージの復元
    8.  
      Granular Restore Option 使ったファイルとフォルダの復元
  20. 付録 A. Veritas System Recovery を使用したデータベースのバックアップ
    1.  
      Veritas System Recovery を使用したデータベースのバックアップについて
    2.  
      手動のコールド(オフライン)バックアップの作成
    3.  
      自動ウォームバックアップの作成
    4.  
      Veritas System Recovery を使ったホット(オンライン)バックアップの作成
  21. 付録 B. Active Directory のバックアップ
    1.  
      Active Directory のドメインコントローラの保護に関するヒント
  22. 付録 C. Microsoft の仮想環境のバックアップ
    1.  
      Microsoft 仮想ハードディスクのバックアップについて
    2.  
      Microsoft Hyper-V 仮想マシンのバックアップと復元について
  23. 付録 D. Veritas System Recovery 18 と Windows Server 2008 Core の使用
    1.  
      Veritas System Recovery 18 と Windows Server 2008 Core について
    2.  
      コマンドを使用した Windows Server 2008 Core へのVeritas System Recovery 18 のインストール

新しい Veritas System Recovery Disk の作成

Microsoft 社が WinPE の再分配の許可を停止したため、Veritas System Recovery 18 には Veritas System Recovery Disk が DVD メディアや Web からダウンロード可能な ISO として含まれていません。Veritas System Recovery 18 には、コンピュータでシステムリカバリディスクを作成できる System Recovery Disk 作成ユーティリティという新しいユーティリティが用意されています。Veritas System Recovery 18 で作成したイメージを復元するにはリカバリディスクが必要になるため、このユーティリティを使ってリカバリディスクを作成することは必須です。Veritas System Recovery 18 を使って作成したシステムボリュームイメージを復元するには、このユーティリティを使って Veritas System Recovery Disk を作成する必要があります。できるだけ早い段階でこのユーティリティを使ってリカバリディスクを作成することをお勧めします。 デフォルトでは、このユーティリティは Veritas System Recovery 18 とともにインストールされます。 リカバリディスクを使うコンピュータでそのディスクをテストすることをお勧めします。

System Recovery Disk 作成ユーティリティには、ディザスタリカバリの要件に基づく Veritas System Recovery Disk の作成オプションが 2 つあります。[標準]オプションを使うと、Windows 7 以降のデスクトップオペレーティングシステムと、Windows Server 2008 R2 以降のサーバーオペレーティングシステムのリカバリディスクを作成できます。[高度]オプションを使うと、Windows Server 2008 以降のサーバーオペレーティングシステムと、Windows 7 以降のデスクトップオペレーティングシステムのリカバリディスクを作成できます。このオプションを使って Veritas System Recovery Disk を作成するには、Windows アセスメント & デプロイメントキット(ADK)をダウンロードしてインストールする必要があります。Windows ADK は、Windows Server 2008 以降のサーバーオペレーティングシステムと Windows 7 以降のデスクトップオペレーティングシステムにのみインストールできます。

メモ:

Veritas System Recovery Disk 作成ユーティリティは Windows 7 以降のオペレーティングシステムでのみ動作します。

Veritas はリカバリディスクを利用可能な最新のオペレーティングシステム(Windows 10 や Windows 2016 など)で作成することをお勧めします。こうすると、その Veritas System Recovery Disk を使ってそのオペレーティングシステムとそれ以前のすべてのオペレーティングシステムのイメージを修復できます。ただし、古いオペレーティングシステムで作成したリカバリディスクは、それより新しいオペレーティングシステムの修復に使うことができません。たとえば、Windows 2008 で作成した Veritas System Recovery Disk を Windows 2012 のイメージの修復に使うことはできません。

Veritas System Recovery Disk 作成ユーティリティでは、32 ビットまたは 64 ビットのリカバリディスクを、USB メモリに ISO ファイルとして、または LightsOut Restore 形式で作成できます。[高度]オプションを使う場合は、利用可能な最新バージョンの Windows ADK を使うことをお勧めします。 古いバージョンの Windows ADK で作成したリカバリディスクでは、その ADK でサポートされるオペレーティングシステムしか復元できません。たとえば、Windows 8.0(Windows 8/2012 カーネル)用 Windows ADK を使って作成した Veritas System Recovery Disk は、Windows 8/2012 以前のオペレーティングシステムの修復に使えます。Windows 8.1/2012 R2 や Windows 10/2016 などのそれより新しいオペレーティングシステムのリカバリには使うことができません。

Veritas System Recovery Disk の作成にライセンスキーは必要ありません。ライセンスキーは、ドライバを追加する必要がある場合、または起動オプションやネットワークオプションを指定する場合に必要になります。

Veritas System Recovery Disk を作成するには、次の方法でVeritas System Recovery Disk 作成ウィザードを起動します。

  • Veritas System Recovery 18 を起動してタスクメニューに移動し、[新しいリカバリディスクを作成]をクリックします。

  • Windows のタスクバーで、[スタート]、[すべてのプログラム]、[System Recovery Disk Creator]の順にクリックします。

  • [Veritas System Recovery Disk の状態]ダイアログボックスで、[今すぐ作成]をクリックします。

    メモ:

    [今すぐ作成]ボタンは、Veritas System Recovery 18 を起動したときに[Veritas System Recovery Disk の状態]ダイアログボックスに表示され、Veritas System Recovery Disk を作成するまでの間のみ利用可能です。

メモ:

リモートコンピュータに接続している場合、Veritas System Recovery 18 で Veritas System Recovery Disk 作成ウィザードは利用できません。Veritas System Recovery Disk を作成できません。

新しい Veritas System Recovery Disk を作成する方法

  1. タスクメニューで、[新しいリカバリディスクを作成]をクリックします。

    Veritas System Recovery Disk 作成ウィザードが表示されます。

  2. [ようこそ]パネルで、情報を確認して[次へ]をクリックします。

    [ようこそ]パネルを参照してください。

  3. [作成オプション]パネルで、Veritas System Recovery Disk を作成するためのディスク作成オプション[標準]または[詳細]を選択して[次へ]をクリックします。

    機能説明

    標準

    高度な設定

    10 用 Windows ADK を使う

    不可

    Windows ADK をダウンロードするにはインターネット接続が必要です。

    Windows アセスメント & デプロイメントキット(ADK)のダウンロードとインストールを参照してください。

    プラットフォームのサポート

    コンピュータにインストールされているオペレーティングシステムに応じて 32 ビットまたは 64 ビットのリカバリディスクを作成します。

    32 ビットリカバリディスクを作成するには、32 ビットコンピュータでこのオプションを使います。64 ビットリカバリディスクを作成するには、64 ビットコンピュータでこのオプションを使います。

    32 ビットリカバリディスクと 64 ビットリカバリディスクを同じコンピュータ上で作成します。

    修復できる Windows オペレーティングシステム

    Veritas System Recovery Disk のリカバリに関する表を参照してください。

    Veritas System Recovery Disk を作成するコンピュータのオペレーティングシステムとそれ以前のすべてのバージョン。

    すべての Windows オペレーティングシステムを修復するには、最新のオペレーティングシステムのこのオプションを使います。

    製品でサポートされているすべてのバージョンの Windows。

    修復環境で利用できる言語

    オペレーティングシステムの言語。

    サポートされている 11 の言語のうち、Veritas System Recovery Disk の作成時に選択する 1 つ以上の言語。

    ローカルシステムに必要な一時ディスク領域

    約 500 MB

    作成するリカバリディスクごとに約 500 MB。選択する言語が増えるごとに必要な領域も増えます。

    Windows ADK をインストールするには、さらに 3.5 GB から 5 GB のディスク領域が必要です。

    修復環境での PowerShell コマンドレットのサポート(保存領域の作成コマンドレットなど)

    利用不可

    利用可能

    作成の所要時間(概算)

    10 分

    20 分

    複数の言語を選択する場合は、言語ごとに約 10 分追加されます。

    他のオペレーティングシステムでカスタマイズできる

    Veritas System Recovery Disk カスタマイズサポート表を参照してください。

    作成オプションを参照してください。

  4. [言語]パネルで、修復環境で利用できるようにする言語を選択し、[次へ]をクリックします。

    言語オプションを参照してください。

    メモ:

    [言語]パネルは[高度]作成オプションを選択した場合にのみ利用可能です。

  5. [Veritas System Recovery Disk ストレージメディア/ストレージ先]パネルで、リカバリディスクの保存先を選択して[次へ]をクリックします。

    ディスクラベル

    Veritas System Recovery Disk のラベルに使う名前を指定できます。

    リカバリディスクのプラットフォームの選択

    このオプションは、[詳細]オプションを選択して Veritas System Recovery Disk を作成する場合にのみ表示されます。

    Veritas System Recovery Disk を作成する 32 ビット、64 ビットまたはその両方のプラットフォームを選択します。

    Veritas System Recovery Disk を作成する USB デバイスのドライブの選択

    新しい Veritas System Recovery Disk を USB デバイスに保存できます。

    USB デバイスに挿入したメディアドライブを選択します。

    USB デバイス上の既存のデータは、Veritas System Recovery Disk の作成中はフォーマットされません。同じ USB ドライブで作成したリカバリディスクがある場合は、新しいリカバリディスクが古いリカバリディスクを上書きします。

    メモ:

    特権ユーザーまたは管理者のみが USB フォルダにアクセスできるようにすることをお勧めします。 リカバリメディアファイルは信頼できるユーザーのみが管理することも推奨します。 これはファイルを常に安全に保ち、他のユーザーが改変できないようにするためです。

    コンピュータにサポート外のボリュームを接続する場合は、[サポートされていないデバイスの表示]リンクが表示されます。 リンクをクリックすると、[サポートされていないデバイス]ダイアログボックスにサポート外のボリュームのリストとボリュームがサポートされない理由が表示されます。

    Veritas System Recovery Disk ではスーパーフォーマットの USB ディスクはサポートされません。

    メモ:

    コンピュータが 32 ビットオペレーティングシステムの場合は、64 ビットの Veritas System Recovery Disk を作成できません。

    Veritas System Recovery Disk を ISO ファイルとして保存

    新しい Veritas System Recovery Disk を ISO ファイルとして保存できます。

    [参照]をクリックし、ISO ファイルを保存するパスを指定します。

    CD/DVD/ブルーレイに保存した ISO ファイルを手動で書き込むことができます。

    Veritas System Recovery Disk ストレージメディア/保存先オプションを参照してください。

  6. [ライセンスされた機能]パネルで、製品のライセンスキーを入力し、[次へ]をクリックします。

    [このコンピュータでアクティブ化されているライセンスキーを使用する]

    提供された製品のライセンスキーを使って修復環境でコールドバックアップ機能を有効にします。

    メモ:

    デフォルトでは、Veritas System Recovery Management Solution Mode を使って Veritas System Recovery Disk を作成する場合にはこのオプションは利用できません。

    [次のライセンスキーを使用する]

    製品のライセンスキーを入力して新しい Veritas System Recovery Disk のコールドバックアップ機能を有効にします。

    [ライセンスキー用メッセージ]

    Veritas System Recovery Disk の機能を有効にするときに、製品のライセンスキーの入力を求められます。

    メモ:

    デフォルトでは、Veritas System Recovery Management Solution Mode を使って Veritas System Recovery Disk を作成する場合にはこのオプションが選択されます。

    [ライセンス対象機能]のオプションを参照してください。

  7. [ストレージドライバとネットワークドライバ]パネルで、含めるストレージドライバまたはネットワークドライバのリストを確認し、ストレージドライバとネットワークドライバを追加または削除して、[次へ]をクリックします。

    [ストレージドライバおよびネットワークドライバ]

    含めるストレージドライバまたはネットワークドライバのリストを確認できます。

    [追加]

    ドライバを追加できます。指定する場所には、追加するドライバの完全に抽出されたインストールパッケージが含まれている必要があります。 見つからないストレージドライバやネットワークドライバが複数ある場合は、見つからないドライバそれぞれで[追加]をクリックします。

    ストレージドライバまたはネットワークドライバの追加を参照してください。

    [削除]

    ウィザードに表示されるドライバリストからドライバを削除します。

    [リセット]

    ストレージドライバとネットワークドライバのリストを、Veritas System Recovery Disk 作成ユーティリティが動作しているコンピュータで検出される元のリストにリセットします。

    [ストレージドライバとネットワークドライバ]のオプションを参照してください。

  8. [起動オプション]パネルで、タイムゾーン、表示言語、Veritas System Recovery Disk のキーボードレイアウト言語を選択して[次へ]をクリックします。

    [タイムゾーン]

    Veritas System Recovery Disk で使うタイムゾーンを設定します。

    [表示言語]

    Veritas System Recovery Disk のデフォルトの表示言語を設定します。

    [キーボードレイアウト]

    Veritas System Recovery Disk を起動するときに使うデフォルトのキーボードレイアウトを選択できます。

    起動オプションを参照してください。

  9. [ネットワークオプション]パネルで動的または静的 IP を選択し、Veritas System Recovery Disk に Windows ファイアウォール設定を保存して[次へ]をクリックします。

    ネットワークサービスを自動的に開始

    LightsOut Restore によってコンピュータを修復するときにネットワークサービスを自動的に開始します。修復環境でネットワークサービスを有効にする場合は、このオプションを選択します。

    動的 IP

    追加のネットワーク設定を行わずにネットワークに接続できます。復元するときにネットワーク上で DHCP サーバーが利用可能であることがわかっている場合、このオプションをクリックできます。

    静的 IP

    特定のネットワークアダプタと特定のアドレス設定を使ってネットワークに接続します。データを修復するときに DHCP サーバーがない(または DHCP サーバーが利用不能である)ことがわかっている場合にのみ、このオプションを選択します。

    Windows ファイアウォールの設定の使用

    修復環境にローカルコンピュータのファイアウォール設定を適用します。たとえば、ローカルコンピュータのファイアウォールをオンにしてこのオプションを選択した場合、ファイアウォールの設定は修復環境にも適用されます。

    ネットワークオプションを参照してください。

  10. [LightsOut Restore のセットアップ]パネルで、[LightsOut Restore を有効にする]チェックボックスにチェックマークを付けて LightsOut Restore のブートオプションとブートメニューの表示時間を有効にし、[次へ]をクリックします。

    ブートメニューラベル

    LightsOut Restore の Windows ブートメニューに表示するタイトルを示します。

    ブートメニューを表示する時間(秒)

    ブートメニューの表示時間を指定します。

    デフォルトは 10 秒です。

    [LightsOut Restore のセットアップ]のオプションを参照してください。

  11. [概略]パネルで、選択したすべてのオプションを確認して[終了]をクリックします。

    [進行状況]パネルに、Veritas System Recovery Disk の作成に必要なおよその時間と進行状況が表示されます。 リカバリディスクが正常に作成された場合は成功結果、リカバリディスクが正常に作成されなかった場合は失敗結果が[結果]パネルに表示されます。

    Veritas System Recovery Disk の作成が失敗または停止すると、リカバリディスクの作成プロセスが停止します。場合によっては、一部のファイルが一時的な場所(フォルダ名: SymSrdTemp)にマウントされたままになり削除できません。WimCleaner.exe ユーティリティを使うと、マウントされたシステムをファイルをマウント解除し、一時フォルダ(SymSrdTemp)を削除できます。Veritas System Recovery には 32 ビットバージョンの WimCleaner.exe ユーティリティが用意されています。

    このユーティリティは <VSRInstallPath>\Utility\WimCleaner.exe にあります。ユーティリティを実行するには、exe ファイルをダブルクリックするか、コマンドプロンプトを使います。

    メモ:

    リカバリディスクを作成したら、テストすることを推奨します。 Veritas System Recovery Disk を使用してコンピュータを起動し、リカバリポイントを含んでいるドライブにアクセスできるように確保します。

    Veritas System Recovery Disk のテストを参照してください。

  12. [閉じる]をクリックしてウィザードを閉じます。