Cluster Server 7.3.1 付属エージェントリファレンスガイド - Linux
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- RVGSharedPri エージェント
- VFRJob エージェント
属性
表: 必須属性
必須属性 |
説明 |
---|---|
ConfigFile |
Apache サーバーのメインの設定ファイルの絶対パスとファイル名。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー 例: "/etc/httpd/conf/httpd.conf" |
httpdDir |
Apache HTTP サーバーのバイナリファイルの絶対パス、または httpd バイナリファイルがあるディレクトリの絶対パス。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー 例: "/usr/apache2/bin" |
PidFile |
この属性は、VCS 制御外の、適切な手順を経たシャットダウンの検出を有効にするときに必要になります。 表: オプションの属性を参照してください。 |
表: オプションの属性
オプションの属性 |
説明 |
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DirectiveAfter |
httpd が設定ファイルを読み込んだ後に処理するパラメータの一覧。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - 関連 例: DirectiveAfter{} = { KeepAlive=On } |
DirectiveBefore |
httpd が設定ファイルを読み込む前に処理するパラメータの一覧。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - 関連 例: DirectiveBefore{} = { User=nobody, Group=nobody } |
ユーザー |
エージェントが httpd プログラムの実行に使用するアカウント名。 この値を指定しないと、エージェントは root ユーザーとして実行します。 データ形式と値の種類: 文字列 - スカラー 例:"apache1" |
EnableSSL |
この属性に 1 (true) を指定すると、start コマンドにオプション -DSSL を含めることで、オンラインエージェント関数で SSL のサポートが追加されます。 例: /usr/sbin/httpd -f path_to_httpd.conf -k start -DSSL path_to_httpd.conf ファイルは、httpd.conf ファイルへのパスです。 この属性に 0 (false) を指定すると、SSL のサポートが無効になります。 データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー デフォルト: 0 例: "1" |
ホスト名(HostName) |
Apache サーバーインスタンスに割り当てられる仮想ホスト名。 ホスト名は、Apache HTTP Server のベンチマークでのセカンドレベルの監視で使われます。 HostName 属性には IPv4 か IPv6 アドレスを使うことができます。 メモ: HostName 属性は、LevelTwoMonitorFreq 属性を設定して詳細監視を有効にしている場合にだけ必要となります。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー 例: "web1.example.com" |
Port |
Apache HTTP Server インスタンスがリスニングするポート番号。 ポート番号は、Apache HTTP Server のベンチマークでのセカンドレベルの監視で使われます。 LevelTwoMonitorFreq 属性を設定して詳細監視を有効にしている場合にだけこの属性を指定します。 データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー デフォルト: 80 例: "80" |
EnvFile |
Apache HTTP サーバーのコマンドを実行する前に参照されるファイルの絶対パスとファイル名。 この属性の指定は省略可能です。 EnvFile を指定する場合にはユーザーのシェルは Bourne シェル、Korn シェル、C シェルのいずれかにする必要があります。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー 例: "/apache/server1/bin/envvars" |
PidFile |
PidFile 属性は、サーバーがデーモンのプロセス ID を記録するファイルを設定します。 PidFile の属性の値は、Apache のインスタンスが PID を記録する絶対パスである必要があります。 この属性は、エージェントに Apache HTTP サーバーが適切な手順を経てシャットダウンしたことを検出してほしいときに必要になります。 Apache HTTP サーバーが適切な手順を経てシャットダウンしたことを検出するエージェントの場合、IntentionalOffline リソースタイプ属性の値は 1(True)になっている必要があります。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー 例: /var/run/httpd.pid |
SharedObjDir |
Apache HTTP 共有オブジェクトファイルのディレクトリの絶対パス。 この属性の指定は省略可能です。 HTTP Server が SHARED_CORE ルールを使用してコンパイルされる場合に使用されます。 この属性を指定すると、httpd プログラムの実行時にディレクトリが -R オプションに渡されます。 -R オプションについて詳しくは、httpd のマニュアルページを参照してください。 データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー 例: "/apache/server1/libexec" |
ResLogLevel |
この属性は非推奨になりました。 デバッグログを有効にするにはリソースタイプ属性 LogDbg を使います。Apache HTTP サーバーエージェントのデバッグログを有効にするには DBG_5 に LogDbg 属性を設定します。デフォルトでは、DBG_5 に LogDbg 属性を設定するとクラスタの Apache リソースすべてのデバッグログが有効になります。特定の Apache リソースのデバッグログを有効にする必要がある場合は、LogDbg 属性を変更します。 LogDbg 属性の使用方法について詳しくは、『 Cluster Server 管理者ガイド』を参照してください。 |
LevelTwoMonitorFreq |
エージェントが第 2 レベル、つまり詳細監視を実行する必要がある頻度を指定します。 リソースレベルでこの属性の値を上書きすることもできます。この値は、エージェントが Apache を詳細に監視する監視サイクルの数を示します。 たとえば、値 5 は、エージェントが 5 つのオンライン監視間隔ごとに Apache を詳細に監視することを意味します。 データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー デフォルト: 0 |
表: リソースタイプ属性
オプションの属性 |
説明 |
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IntentionalOffline |
IntentionalOffline リソースタイプ属性の使用方法について詳しくは、『 Cluster Server 管理者ガイド』を参照してください。 |