Veritas InfoScale™ Operations Manager 7.4 ユーザーズガイド

Solaris LDOM 仮想化サーバーの Symantec Performance Value Unit について

LDOM 仮想化サーバーにインストールされた製品の SPVU（Symantec Performance Value Units）を Veritas InfoScale Operations Manager が計算できるようにするには、次のタスクを実行する必要があります。

Solaris LDOM 仮想化サーバーの製品の SPVU を計算するために、Veritas InfoScale Operations Manager は同じ製品がインストールされた論理ドメイン（制御ドメインとゲストドメイン）に割り当てられているスレッドの合計数を考慮します。たとえば、それぞれのコアに 8 つのスレッドがある 4 つのコアを持つ Solaris LDOM サーバーを想定してください。このサーバーには、10 のスレッドを持つ制御ドメインとそれぞれ 6 つと 4 つのスレッドを持つ 2 つのゲストドメインがあります。3 つのドメインすべてに、Storage Foundation がインストールされています。スレッドの合計数は 20 です。コアに対するライセンスの合計数は 20（総スレッド）を 8（コアごとのスレッド）で除算して計算され、四捨五入されて 3 になります。SPVU は 3 にコアごとの SPVU 値を乗算して計算されます。

Solaris Zones の製品の SPVU はグローバルゾーンのコアに基づいて計算されます。ローカルゾーンのコアは Solaris Zones の製品の SPVU 計算では考慮されません。