NetBackup™ Bare Metal Restore™ 管理者ガイド
- Bare Metal Restore の概要
- BMR の構成
- クライアントの保護
- リストア環境の設定
- 共有リソースツリー
- 共有リソースツリーの作成
- 共有リソースツリーの管理
- ブートメディアの管理
- クライアントのリストア
- BMR ディスクリカバリ動作
- ネットワークブートによる BMR クライアントのリストアについて
- メディアブートによる BMR クライアントのリストアについて
- 指定した時点へのリストアについて
- 異なるディスクへのリストアについて
- 異なる システムへのリストア
- NetBackup メディアサーバーのリストアについて
- 外部プロシージャについて
- SAN (ストレージエリアネットワーク) のサポートについて
- 複数のネットワークインターフェースのサポートについて
- Windows ドライバパッケージの管理
- クライアントおよび構成の管理
- BMR ブートサーバーの管理
- トラブルシューティング
- クライアントバックアップからの仮想マシンの作成に関する問題のトラブルシューティング
- クライアントリストアの成功後もリストアタスクがディザスタリカバリドメインに完了状態で保持されることがある
- クライアントバックアップからの仮想マシンの作成
- Bare Metal Restore アクティビティの監視
- 付録 A. NetBackup BMR 関連の付録
ZFS ストレージプールのサポートについて
Zettabyte File System (ZFS) は、ファイルシステムと Logical Volume Manager の両方の機能を持つ、Solaris オペレーティングシステムに組み込まれたシステムです。ZFS は SPARC と x86 ベースの両方のシステムで利用可能です。
ZFS のサポートは Solaris 10 6/06 (「U2」) で追加されました。Solaris 11.0 をインストールすると、ZFS もインストールされてデフォルトのファイルシステムとして設定されます。
Bare Metal Restore では、ZFS ストレージプールに接続された Solaris 10 Update 11 以降のクライアントを保護できるようになりました。
BMR 7.6 では、Solaris 10 Update 11 以降の次の構成のクライアントのバックアップとリストアがサポートされます。
ZFS のルートプールとデータプール
スライスの ZFS ストレージプール
ゾーンを含む ZFS ファイルシステム
SAN ブートが設定された ZFS
ZFS ストレージプールと VxVM や SVM のディスクグループ
メモ:
前述のすべての機能は[Solaris SPARC]と[Solaris] x86_64 アーキテクチャの両方でサポートされます。
BMR では、次の構成の Solaris クライアントはサポートされません。
UFS から ZFS への移行
ZFS ボリューム上の別のファイルシステム
ZFS Manager の要素とそのパラメータを表示するには、次の手順を実行します。
NetBackup 管理コンソールで、[Bare Metal Restore の管理 (Bare Metal Restore Management)]>[ホスト (Hosts)]>[Bare Metal Restore クライアント (Bare Metal Restore Clients)]をクリックします。関連付けられているすべてのボリュームを表示するクライアントの[変更構成 (Change Configuration)]ダイアログボックスを開きます。
図: ZFS Manager の UI に ZFS Manager の GUI 画面を示します。