NetBackup™ Bare Metal Restore™ 管理者ガイド
- Bare Metal Restore の概要
- BMR の構成
- クライアントの保護
- リストア環境の設定
- 共有リソースツリー
- 共有リソースツリーの作成
- 共有リソースツリーの管理
- ブートメディアの管理
- クライアントのリストア
- BMR ディスクリカバリ動作
- ネットワークブートによる BMR クライアントのリストアについて
- メディアブートによる BMR クライアントのリストアについて
- 指定した時点へのリストアについて
- 異なるディスクへのリストアについて
- 異なる システムへのリストア
- NetBackup メディアサーバーのリストアについて
- 外部プロシージャについて
- SAN (ストレージエリアネットワーク) のサポートについて
- 複数のネットワークインターフェースのサポートについて
- Windows ドライバパッケージの管理
- クライアントおよび構成の管理
- BMR ブートサーバーの管理
- トラブルシューティング
- クライアントバックアップからの仮想マシンの作成に関する問題のトラブルシューティング
- クライアントリストアの成功後もリストアタスクがディザスタリカバリドメインに完了状態で保持されることがある
- クライアントバックアップからの仮想マシンの作成
- Bare Metal Restore アクティビティの監視
- 付録 A. NetBackup BMR 関連の付録
SRT の作成
BMR SRT には、クライアントシステムのブートおよびリストア処理の開始に必要なリソースがあります。BMR Windows SRT は、ベースリカバリ環境として Windows プリインストール環境 (WinPE) を使用します。このベース WinPE リカバリ環境を作成するには、Microsoft ADK(Assessment and Deployment Kit)バージョン 10 をホストにインストールする必要があります。Microsoft ADK のインストールは、新しい SRT を初めて作成する場合に不可欠です。BMR ブートサーバーホストに ADK をセットアップするには、次に示す複数のオプションがあります。
BMR 共有リソースツリー管理ウィザードは、以下を使用してインストールできます。
ADK の自動ダウンロードとインストール
SRT を作成するためにリモートでダウンロードした ADK インストーラを使用する
FULL ADK 10 によってインストールできる ADK 10 による ADK の手動セットアップはダウンロード可能で (ADKsetup.exe)、Microsoft の Web サイト (https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=526740) から直接インストールできます。または Microsoft の Web サイトから ADK インストーラパッケージ全体をダウンロードしてオフラインでインストールすることもできます。
ADK セットアッププログラムのサイズは約 3 GB です。
Windows の SRT を作成する方法
- SRT をホスティングする Windows BMR ブートサーバーの[スタート]メニューから、[プログラム]、[Veritas NetBackup]、[Bare Metal Restore ブートサーバーアシスタント (Bare Metal Restore Boot Server Assistant)]の順に選択します。
Bare Metal Restore ブートサーバーアシスタントが表示されます。
- [共有リソースツリー管理ウィザード (Shared Resource Tree Administration Wizard)]をクリックします。
共有リソースツリー管理ウィザードが表示されます。
- 共有リソースツリーの形式を Fast Restore SRT として選択します。
- プロンプトに従って、共有リソースツリーを作成します。次の情報を入力する必要があります。
アーキテクチャ (Architecture)
ドロップダウンのオプションからアーキテクチャを選択します。
名前 (Name)
SRT の名前は、その SRT が存在するディレクトリにも使用されます。英数字とアンダースコア (_) のみを使用できます。
説明 (Description)
SRT の説明を入力します。
ターゲットディレクトリ
パスを入力するか、SRT のターゲットの場所を参照します。