Veritas InfoScale™ Operations Manager 7.4 ユーザーズガイド

アクティビティレポート

これらのレポートでは、高可用性オブジェクトの Cluster Server 属性の変更がキャプチャされます。たとえば、サービスグループのアクティビティレポートでは、特定期間におけるサービスグループの属性値の変更についての情報が提供されます。リソースとクラスタについても同様のレポートが生成されます。次の例について考えます。

これは、Test_SG サービスグループの AutoFailOver 属性の値が False から True に変更されたことを示します。

属性値には、ユーザーが設定できるもの（例 - AutoFailOver）と、Cluster Server によって検出されるものがあります。検出された属性値は、ユーザーにとっては読み取り専用です（例 - State）。

たとえば、オンラインリソースで障害が発生した場合、Cluster Server によって、State 属性の値の変更が検出されます。このため、レポートを実行すると、この属性値の変更がキャプチャされ、ユーザーに表示されます。

もう 1 つの例は、AutoFailOver 属性です。デフォルトでは、その値は True に設定されています。これは、システム障害が発生した場合に、Cluster Server が、他の利用可能なシステムでサービスグループのフェールオーバーを試みることを指定します。ただし、AutoFailOver 属性の値を False に変更すると、その現在のシステムで障害が発生しても、サービスグループは他のシステムにフェールオーバーされません。変更はアクティビティレポートでキャプチャされます。

次の種類のアクティビティレポートを生成できます。

Cluster Server トラブルシューティングの Veritas InfoScale Operations Manager レポートを参照してください。