Veritas InfoScale™ Operations Manager 7.4 ユーザーズガイド

VCS フェールオーバー期間レポートの表示

Veritas InfoScale Operations Manager では、VCS フェールオーバー期間レポートで、選択されたスコープのサービスグループのフェールオーバー期間に関する詳細が報告されます。 フェールオーバー期間レポートには、すべてのタイプのサービスグループ（フェールオーバー、並列、ハイブリッド）を追加できます。このレポートでは、サービスグループの最小、最大、平均フェールオーバー期間が示され、この情報によってデータセンターのアプリケーションについて高可用性（HA）状態の概要がわかります。すべてのユーザー（管理者、オペレータ、ゲスト）がこのレポートを実行できます。レポートと警告は、Cluster Server のサービスグループだけでサポートされます。他のサードパーティのクラスタ製品はサポートされません。また VCS ノード（管理対象ホスト）が Veritas Operations Manger 6.1 以降を実行していることを確認してください。

サービスグループがグローバルサイト全体またはクラスタ間で機能していない場合、フェールオーバーレポートにソースシステムおよびターゲットシステムのホスト名とクラスタ名が<ホスト名>::<クラスタ名>の形式で表示されます。

たとえば、クラスタ（clus2）のホスト（host1）が別のクラスタ（clus7）のホスト（host5）にフェールオーバーされると、レポートにはソースが host1:: clus2、ターゲットが host5:: clus7 として示されます。

このビューでは、次のタスクが実行できます。

この情報は、ユーザーグループに少なくとも明示的に割り当てられた、または親組織から継承したゲストロールがあるクラスタとサービスグループについて表示できます。また、この情報はユーザーグループに少なくとも可用性パースペクティブで割り当てられたゲストロールがある場合にも表示されます。