Cluster Server 7.4.3 管理者ガイド - Linux

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Product(s): InfoScale & Storage Foundation (7.4.3)
Platform: Linux
  1. 第 I 部 クラスタ化の概念と用語
    1. Cluster Server の概要
      1. Cluster Server について
        1.  
          VCS の障害検出の方法
        2. VCS によるアプリケーションの可用性実現のしくみ
          1.  
            切り替えとフェールオーバーについて
      2. クラスタ制御のガイドラインについて
        1.  
          定義済みの開始、停止、監視の手順
        2.  
          既知の状態でアプリケーションを再開する機能
        3.  
          外部データストレージ
        4.  
          ライセンスとホスト名の問題
      3. VCS の物理コンポーネントについて
        1.  
          VCS ノードについて
        2.  
          共有ストレージについて
        3.  
          ネットワークについて
      4. VCS の論理コンポーネント
        1.  
          リソースとリソースの依存関係について
        2.  
          リソースのカテゴリ
        3.  
          リソースタイプについて
        4.  
          サービスグループについて
        5. サービスグループの種類
          1.  
            フェールオーバーサービスグループについて
          2.  
            パラレルサービスグループについて
          3.  
            ハイブリッドサービスグループについて
        6.  
          ClusterService グループについて
        7.  
          クラスタ UUID について
        8.  
          VCS のエージェントについて
        9.  
          エージェント関数について
        10. リソースの監視について
          1.  
            インテリジェントなリソース監視の動作方法
          2.  
            Open IMF について
        11. エージェントの分類
          1.  
            付属エージェントについて
          2.  
            エンタープライズエージェントについて
          3.  
            カスタムエージェントについて
        12.  
          VCS エージェントフレームワーク
        13. クラスタ制御、通信およびメンバーシップについて
          1.  
            高可用性デーモン(HAD)について
          2.  
            HostMonitor デーモンについて
          3.  
            GAB(Group Membership Services and Atomic Broadcast)について
          4.  
            LLT(Low Latency Transport)について
          5.  
            I/O フェンシングモジュールについて
          6.  
            IMF 通知モジュールについて
        14. セキュリティサービスについて
          1.  
            デジタル証明書の構造
          2.  
            安全な通信のためのコンポーネント
        15. VCS 管理用のコンポーネント
          1.  
            Veritas InfoScale Operations Manager について
      5.  
        各要素の組み合わせ
    2. クラスタトポロジーについて
      1. 基本的なフェールオーバー構成
        1.  
          非対称(アクティブ/パッシブ)構成
        2.  
          対称(アクティブ/アクティブ)構成
        3.  
          N 対 1 構成について
      2. 高度なフェールオーバー構成について
        1.  
          N + 1 構成について
        2.  
          N 対 N 構成について
      3. クラスタトポロジーとストレージ構成
        1.  
          基本的な共有ストレージクラスタについて
        2.  
          キャンパスまたはメトロポリタン共有ストレージクラスタについて
        3.  
          共有なしクラスタについて
        4.  
          RDC(Replicated Data Cluster)について
        5.  
          グローバルクラスタについて
    3. VCS 設定の概念
      1.  
        VCS 設定について
      2.  
        VCS 設定言語
      3. main.cf ファイルについて
        1.  
          SystemList 属性について
        2.  
          初期設定
        3.  
          main.cf への複数の .cf ファイルの取り込み
      4.  
        types.cf ファイルについて
      5. VCS 属性について
        1.  
          属性のデータ型について
        2.  
          属性値のタイプについて
        3.  
          属性とクラスタオブジェクトについて
        4.  
          システムにまたがる属性の範囲: グローバル属性とローカル属性
        5.  
          属性の有効期間について: 一時属性
        6.  
          VCS オブジェクトに対するサイズ制限
      6.  
        VCS のキーワードと予約語
      7.  
        VCS モジュールの管理について
      8.  
        CmdServer の無効化
      9. VCS 環境変数
        1.  
          VCS 環境変数の定義
        2.  
          VCS モジュールを起動および停止するための環境変数
  2. 第 II 部 管理 - VCS の利用方法
    1. VCS ユーザー権限モデルについて
      1. VCS ユーザー権限とユーザーロールについて
        1.  
          VCS 権限レベル
        2.  
          VCS のユーザーロール
        3.  
          VCS ロールの階層
        4.  
          CLI コマンドのユーザー権限
        5.  
          クラスタ間の操作のユーザー権限
        6.  
          セキュアモードで動作するクラスタに対応するユーザーの権限
        7.  
          クラスタレベルのユーザーについて
      2.  
        管理者がユーザーにロールを割り当てる方法
      3.  
        セキュアモードで動作しているクラスタでの OS ユーザーグループのユーザー権限
      4.  
        複数のロールを持つユーザーの VCS 権限
    2. コマンドラインによるクラスタの管理
      1. コマンドラインでの VCS の管理について
        1.  
          VCS コマンド構文の解説で使う記号
        2.  
          VCS のローカルシステム識別方法
        3.  
          ダッシュ(-)で始まる値の指定について
        4.  
          -modify オプションについて
        5.  
          VCS パスワードの暗号化
        6. エージェントパスワードの暗号化
          1.  
            セキュリティキーの生成
          2.  
            エージェントパスワードの暗号化
          3.  
            グループ管理者へのパスワード暗号化権限の付与
          4.  
            セキュリティキーの変更
      2. VCS ライセンスのインストールについて
        1.  
          vxlicinst を使ったライセンスキーのインストールと更新
        2.  
          キーレスライセンス付与の製品レベルの設定または変更
      3. LLT の管理
        1.  
          クラスタの詳細と LLT リンクの LLT バージョンの表示
        2.  
          LLT リンクの追加と削除
        3.  
          LLT 配下の集約インターフェースの設定
        4.  
          LLT の宛先ベースの負荷分散の設定
      4.  
        AMF カーネルドライバの管理
      5. VCS の起動
        1.  
          VCS エンジン (HAD) と関連プロセスの起動
        2.  
          カスタマイズされた環境での VCS の起動
      6.  
        VCS の停止
      7.  
        サービスグループを退避させない VCS の停止
      8. VCS エンジンと関連プロセスの停止
        1.  
          -force オプションを使わない VCS の停止について
        2.  
          -force 以外のオプションによる VCS の停止について
        3.  
          EngineShutdown 属性を使った hastop の動作の制御について
        4.  
          VCS の停止についてその他の注意事項
      9. VCS へのログイン
        1.  
          セキュアモードのクラスタで root 以外のユーザーとして高可用性(HA)コマンドを実行する
      10. VCS 設定ファイルの管理について
        1.  
          .cf ファイルの複数のバージョンについて
        2.  
          設定の検証
        3.  
          VCS 設定ファイルの自動バックアップのスケジュール設定
        4.  
          設定の保存
        5.  
          読み書き両用モードへの設定の変更
        6.  
          設定ファイルの正しいフォーマットでの表示
      11. コマンドラインによる VCS ユーザーの管理について
        1.  
          ユーザーの追加
        2.  
          ユーザー権限の割り当てと削除
        3.  
          ユーザーの変更
        4.  
          ユーザーの削除
        5.  
          ユーザーの表示
      12. VCS のクエリーについて
        1.  
          サービスグループのクエリー
        2.  
          リソースのクエリー
        3.  
          リソースタイプのクエリー
        4.  
          エージェントのクエリー
        5.  
          システムのクエリー
        6.  
          クラスタのクエリー
        7.  
          状態のクエリー
        8.  
          ログデータファイル(LDF)のクエリー
        9.  
          条件文を使った VCS オブジェクトのクエリー
      13. サービスグループの管理について
        1.  
          サービスグループの追加と削除
        2. サービスグループ属性の変更
          1.  
            SystemList 属性の変更
        3.  
          サービスグループのオンライン化
        4.  
          サービスグループのオフライン化
        5.  
          サービスグループの切り替え
        6.  
          サービスグループの移行
        7.  
          サービスグループのフリーズとアンフリーズ
        8.  
          サービスグループの有効化と無効化
        9.  
          サービスグループのフェールオーバーに基づく優先度の有効と無効の切り替え
        10.  
          サービスグループ内の障害の発生したリソースのクリア
        11.  
          サービスグループのフラッシュ
        12.  
          サービスグループのリンクの設定と解除
      14.  
        エージェントの管理
      15. リソースの管理について
        1.  
          リソースの追加について
        2.  
          リソースの追加
        3.  
          リソースの削除
        4.  
          リソース属性の追加、削除、変更
        5.  
          属性のローカル化定義
        6.  
          属性のグローバル化定義
        7.  
          エージェントに対するインテリジェントなリソース監視の手動による有効化と無効化
        8. スクリプトを使用したエージェント用 IMF の有効化と無効化
          1.  
            すべての IMF 対応エージェントに対する IMF の有効化と無効化
          2.  
            一連のエージェントに対する IMF の有効化と無効化
          3.  
            システム上の AMF の有効化と無効化
          4.  
            スクリプトによる設定変更の表示
          5.  
            エージェントの現在の IMF 状態の表示
        9. リソースのリンクの設定と解除
          1.  
            最小限のリソース依存関係の設定
        10.  
          リソースのオンライン化
        11.  
          リソースのオフライン化
        12.  
          リソースのプローブ
        13.  
          リソースのクリア
      16. リソースタイプの管理について
        1.  
          リソースタイプの追加、削除、変更
        2.  
          リソースタイプの静的属性の無効化
        3.  
          リソースタイプのスケジュール属性と優先度属性の初期化について
        4.  
          スケジュール属性と優先度属性の設定
      17.  
        システムの管理
      18. クラスタの管理について
        1.  
          クラスタの UUID 値の設定と設定解除
        2.  
          バージョン情報の確認
        3.  
          システムの追加と削除
        4.  
          VCS で使うポートの変更
        5.  
          コマンドラインからのクラスタ属性の設定
        6.  
          設定ファイル内のクラスタ属性の初期化について
        7.  
          クラスタのセキュアモードの有効化と無効化
        8.  
          セキュアモードから FIPS によるセキュアモードへの移行
        9.  
          異なるバージョンの VCS エンジンを使用したクラスタのフォーメーションについて
      19.  
        VCS コマンドを使ったスクリプトでの -wait オプションの使用
      20.  
        HA ファイアドリルの実行
      21.  
        コマンドラインによるシミュレートクラスタの管理について
    3. VCS でのアプリケーションとリソースの設定
      1.  
        リソースとアプリケーションの設定
      2. UNIX の VCS 付属エージェント
        1.  
          ストレージエージェントについて
        2.  
          Network エージェントについて
        3.  
          ファイル共有エージェントについて
        4.  
          サービスエージェントとアプリケーションエージェントについて
        5.  
          VCS インフラエージェントとサポートエージェントについて
        6.  
          テストエージェントについて
      3. NFS サービスグループの設定
        1. NFS について
          1.  
            NFS の用語
          2.  
            NFS の管理と設定について
        2. NFS サービスグループの設定
          1. 単一 NFS 環境用の設定
            1.  
              NFS エクスポートのサービスグループの作成
          2. 複数 NFS 環境用の設定
            1.  
              複数の NFS 環境用の NFS サービスグループの作成
            2.  
              複数の NFS 環境用の NFS エクスポートサービスグループの作成
          3. 別のストレージを使う NFS の構成
            1.  
              NFS サービスグループの作成
            2.  
              NFS ストレージサービスグループの作成
            3.  
              NFS エクスポートのサービスグループの作成
          4. パラレルサービスグループのすべての NFS サービスの設定
            1.  
              NFS サービスグループの作成
            2.  
              NFS エクスポートのサービスグループの作成
        3. 設定例
          1.  
            ロックリカバリを使わない場合の単一 NFS 環境の設定例
          2.  
            ロックリカバリを使う場合の単一 NFS 環境の設定例
          3.  
            単一の NFSv4 環境の設定例
          4.  
            複数の NFSv4 環境の設定例
          5.  
            ロックリカバリを使わない場合の複数 NFS 環境の設定例
          6.  
            ロックリカバリを使う場合の複数 NFS 環境の設定例
          7.  
            別のストレージを使う NFS を設定するための設定例
          8.  
            パラレルサービスグループのすべての NFS サービスを設定するときの設定例
      4. RemoteGroup エージェントの設定について
        1. ControlMode 属性について
          1.  
            OnOff モードについて
          2.  
            MonitorOnly モードについて
          3.  
            OnlineOnly モードについて
        2. ReturnIntOffline 属性について
          1.  
            RemotePartial オプションについて
          2.  
            RemoteOffline オプションについて
          3.  
            RemoteFaulted オプションについて
        3.  
          RemoteGroup リソースの設定
        4. RemoteGroup エージェントを使うサービスグループの動作
          1.  
            Apache サービスグループのオンライン化
          2.  
            データベースサービスグループの予期しないオフライン
          3.  
            Apache サービスグループのオフライン化
          4.  
            パラレルサービスグループでの RemoteGroup リソースの設定
      5. Samba サービスグループの設定について
        1.  
          フェールオーバー設定での Samba の設定例
      6.  
        コーディネーションポイントエージェントの設定
      7. HA ファイアドリルを使ったリソースフェールオーバーのテストについて
        1.  
          HA ファイアドリルについて
        2.  
          HA ファイアドリルの実行について
    4. VCS Simulator を使った VCS の動作の予測
      1.  
        VCS シミュレータについて
      2.  
        VCS シミュレータのポート
      3. コマンドラインインターフェースからの VCS Simulator の管理
        1.  
          コマンドラインインターフェースからの VCS Simulator の起動
        2.  
          コマンドラインからのシミュレートクラスタの管理
  3. 第 III 部 VCS 通信と操作
    1. クラスタの通信、メンバーシップ、データ保護について
      1. クラスタ通信について
        1.  
          システム内通信について
        2. システム間のクラスタ通信について
          1.  
            GAB(Group Membership Services/Atomic Broadcast)について
          2.  
            LLT(Low Latency Transport)について
      2. クラスタメンバーシップについて
        1. クラスタメンバーシップへのシステムの初期参加
          1.  
            新しいクラスタのシーディング
          2.  
            I/O フェンシングによる GAB 自動シーディングパラメータを使用したクラスタのシーディング
          3.  
            クラスタの手動シーディング
          4.  
            誤った既存のスプリットブレイン状態を避けるための古いキーの検出
        2.  
          継続するクラスタメンバーシップ
      3. メンバーシップアービトレーションについて
        1. メンバーシップアービトレーションのコンポーネントについて
          1.  
            フェンシングモジュールについて
          2.  
            コーディネーションポイントについて
          3.  
            優先フェンシングについて
          4.  
            フェンシングモジュールの起動方法
          5.  
            メンバーシップアービトレーションの機能
          6.  
            優先フェンシングのしくみ
        2. サーバーベースの I/O フェンシングについて
          1.  
            CP サーバーによって提供される I/O フェンシングの拡張
        3. マジョリティベースフェンシングについて
          1.  
            マジョリティベース I/O フェンシングの動作方法
          2.  
            過半数ベースの I/O フェンシングメカニズム用クラスタ過半数の決定
        4.  
          CP サーバーの高可用性化について
        5.  
          CP サーバーデータベースについて
        6.  
          推奨される CP サーバーの設定
        7. CP サーバーのサービスグループについて
          1.  
            CP サーバーの Quorum エージェントについて
        8.  
          CP サーバーのユーザータイプと権限について
        9. VCS クラスタと CP サーバー間のセキュア通信について
          1.  
            HTTPS プロトコルを使用した、CP サーバーと VCS クラスタ間でのセキュリティで保護された通信の動作
      4. データ保護について
        1.  
          SCSI-3 Persistent Reservation について
      5.  
        I/O フェンシングの設定ファイルについて
      6. I/O フェンシングを使う VCS 操作の例
        1.  
          I/O フェンシングのアルゴリズムについて
        2.  
          例: 1 つのシステムで障害が発生した、2 つのシステムを持つクラスタ
        3.  
          例: クラスタ相互接続に障害が発生した、4 つのシステムを持つクラスタ
        4.  
          各種のイベントシナリオにおける I/O フェンシングの動作
      7. I/O フェンシングを使わない、クラスタメンバーシップとデータ保護について
        1.  
          JEOPARDY について
        2.  
          DDNA(Daemon Down Node Alive)について
      8. I/O フェンシングを使わない VCS 動作の例
        1. 例: 低優先度リンクを持たない 4 つのシステムで構成されたクラスタ
          1.  
            クラスタ相互接続リンクに障害が発生
          2.  
            クラスタ相互接続リンクの障害後にシステム障害が発生
          3.  
            高優先度のすべてのクラスタ相互接続に障害が発生
        2. 例: 低優先度リンクを持つ 4 つのシステムで構成されたクラスタ
          1.  
            クラスタ相互接続リンクに障害が発生
          2.  
            クラスタ相互接続リンクの障害後にシステム障害が発生
          3.  
            高優先度のすべてのクラスタ相互接続に障害が発生
      9.  
        クラスタ通信におけるベストプラクティスの概略
    2. I/O フェンシングの管理
      1.  
        I/O フェンシングの管理について
      2. vxfentsthdw ユーティリティについて
        1.  
          vxfentsthdw ユーティリティを使うための一般的なガイドライン
        2.  
          vxfentsthdw コマンドのオプションについて
        3. vxfentsthdw の -c オプションを使ったコーディネータディスクグループのテスト
          1.  
            障害のあるディスクの削除と交換
        4.  
          -r オプションを使った、ディスク上での非破壊テストの実行
        5.  
          vxfentsthdw -m オプションを使った、共有ディスクのテスト
        6.  
          vxfentsthdw -f オプションを使った、ファイルにリストされた共有ディスクのテスト
        7.  
          vxfentsthdw -g オプションを使った、ディスクグループ内の全ディスクのテスト
        8.  
          既存のキーによるディスクのテスト
        9.  
          vxfentsthdw -o オプションを使ってディスクをテストする
      3. vxfenadm ユーティリティについて
        1.  
          I/O フェンシング登録キーの形式について
        2.  
          I/O フェンシング登録キーの表示
        3.  
          ノードが同じディスクを参照することを確認
      4. vxfenclearpre ユーティリティについて
        1.  
          すでに存在するキーの削除
      5. vxfenswap ユーティリティについて
        1.  
          クラスタがオンラインのときの I/O フェンシングコーディネータディスクの置き換え
        2.  
          オンラインになっているクラスタ内のコーディネータディスクグループの置き換え
        3.  
          回復したサイトからコーディネータディスクグループへのディスクの追加
        4.  
          コーディネータディスク上の紛失キーのリフレッシュ
      6. コーディネーションポイントサーバーの管理について
        1.  
          CP サーバーの操作(cpsadm)
        2.  
          CP サーバーのクローン作成
        3.  
          CP サーバーデータベースからの VCS クラスタエントリの追加と削除
        4.  
          CP サーバーデータベースに対する VCS クラスタノードの追加と削除
        5.  
          CP サーバーユーザーの追加または削除
        6.  
          CP サーバーユーザーのリスト表示
        7.  
          すべての VCS クラスタのノードのリスト表示
        8.  
          VCS クラスタのノードのメンバーシップのリスト表示
        9.  
          ノードの獲得
        10.  
          ノードの登録と登録解除
        11.  
          VCS クラスタへのユーザーのアクセスの有効化と無効化
        12.  
          VCS 制御外での CP サーバーの起動と停止
        13.  
          CP サーバーの接続性の確認
        14.  
          実行時における CP サーバーの仮想 IP アドレスとポートの追加と削除
        15.  
          CP サーバーデータベースのスナップショットの取得
        16.  
          オンラインクラスタでサーバーベースのフェンシングに使うコーディネーションポイントの置き換え
        17.  
          サーバー型のフェンシングのコーディネーションポイントの登録キーの更新
        18. IPv6 またはデュアルスタックをサポートする CP サーバーの設定について
          1.  
            ピュア IPv6 をサポートする新しい CP サーバーの設定
          2.  
            IPv6 またはデュアルスタックをサポートする既存の CP サーバーの設定
        19.  
          CP サーバーの配備と移行のシナリオ
      7. ディスクベースとサーバーベースのフェンシング設定間の移行について
        1.  
          オンラインクラスタでのディスクベースのフェンシングからサーバーベースのフェンシングへの移行
        2.  
          オンラインクラスタでのサーバーベースのフェンシングからディスクベースのフェンシングへの移行
        3. 応答ファイルを使用したフェンシング設定間の移行
          1.  
            ディスクベースのフェンシングからサーバーベースのフェンシングに移行するための応答ファイルのサンプル
          2.  
            サーバーベースのフェンシングからディスクベースのフェンシングに移行するための応答ファイルのサンプル
          3.  
            単一 CP サーバーベースのフェンシングからサーバーベースのフェンシングに移行するためのサンプル応答ファイル
          4.  
            フェンシング設定間を移行するための応答ファイル変数
      8.  
        優先フェンシングポリシーの有効化と無効化
      9.  
        I/O フェンシングのログファイルについて
    3. VCS の動作の制御
      1. リソース障害時の VCS の動作
        1.  
          クリティカルなリソースとクリティカルでないリソース
        2. VCS の動作図
          1.  
            シナリオ例 1: クリティカルな親リソースを持つリソースの障害
          2.  
            シナリオ例 2: クリティカルでない親リソースを持つリソースの障害
          3.  
            シナリオ 3: クリティカルな親リソースを持つリソースのオンライン化の失敗
          4.  
            シナリオ例 4: 最小限のリソース依存関係があるリソースのエラー
      2. サービスグループレベルでの VCS 動作の制御について
        1.  
          AutoRestart 属性について
        2.  
          サービスグループの障害やシステム障害発生時のフェールオーバーの制御
        3.  
          フェールオーバーポリシーの定義について
        4. AdaptiveHA について
          1.  
            サービスグループに対する AdaptiveHA の有効化
          2.  
            FailOverPolicy を BiggestAvailable に設定する場合の注意事項
          3.  
            AdaptiveHA の制限事項
          4.  
            最新版への VCS 設定ファイルの手動アップグレード
        5.  
          システムゾーンについて
        6.  
          サイトについて
        7.  
          負荷に基づいた AutoStart
        8.  
          サービスグループのフリーズについて
        9.  
          リソース障害発生時の clean 動作の制御について
        10.  
          ADMIN_WAIT 状態のリソースのクリア
        11.  
          障害の伝播の制御について
        12. カスタム VCS の動作図
          1.  
            シナリオ: クリティカルな親リソースを持ち ManageFaults が NONE であるリソースの障害
          2.  
            シナリオ: クリティカルな親リソースを持ち FaultPropagation が 0 であるリソースの障害
        13. 同時性違反の防止について
          1.  
            VCS 制御外でのリソース開始の有効化または防止
          2.  
            ProPCV の制限事項
        14. 意図的なオフライン機能をサポートするリソースに対する VCS の動作
          1.  
            IntentionalOffline 属性について
          2.  
            ExternalStateChange 属性について
        15. サービスグループが再起動したときの VCS 動作
          1.  
            非永続リソースが再起動するときの VCS の動作
          2.  
            永続的なリソースが FAULTED から ONLINE へ移行するときの VCS の動作
      3. リソースレベルでの VCS 動作の制御について
        1. リソースの動作を制御するリソースタイプ属性
          1.  
            RestartLimit 属性について
          2.  
            OnlineRetryLimit 属性について
          3.  
            ConfInterval 属性について
          4.  
            ToleranceLimit 属性について
          5.  
            FaultOnMonitorTimeouts 属性について
        2. VCS のリソース障害発生時の処理手順
          1.  
            オンラインのリソースに障害が発生した場合の VCS 動作
          2.  
            リソースがオンライン化に失敗した場合の VCS 動作
        3.  
          リソースに障害が発生したと宣言された後の VCS 動作
        4. リソースが再起動するときの VCS の動作
          1.  
            オンラインエージェント機能によりリソースをオンライン化できないときの VCS の動作
          2.  
            リソースがオフラインになるときの VCS の動作
        5. リソースの無効化について
          1.  
            リソースを無効にするタイミング
          2.  
            リソースの無効化の制限事項
          3.  
            リソースの無効化に関するその他の注意事項
          4.  
            無効なリソースによるグループ状態への影響
      4.  
        エージェントファイルパスとバイナリの変更
      5. ストレージ接続消失時の VCS 動作
        1.  
          ディスクグループ設定と VCS 動作
        2.  
          ストレージ接続消失時の VCS 属性による動作の制御方法
        3.  
          ディスクグループが無効になったときの VCS 動作
        4.  
          アプリケーションの可用性を確保するための推奨事項
      6. サービスグループワークロード管理
        1.  
          サービスグループワークロード管理の有効化について
        2. システムの処理能力とサービスグループの負荷
          1.  
            静的負荷と動的負荷
          2.  
            オーバーロード警告について
        3.  
          システムの制限とサービスグループの必要条件
        4.  
          処理能力と制限について
      7. ワークロード管理を示した設定例
        1.  
          システムとサービスグループの定義
        2. 設定例: 基本的な 4 ノード型のクラスタ
          1.  
            AutoStart の動作について
          2.  
            障害シナリオについて
          3.  
            連鎖障害のシナリオについて
        3. 設定例: 複雑な 4 ノード型のクラスタ
          1.  
            AutoStart の動作について
          2.  
            通常の動作について
          3.  
            障害シナリオについて
          4.  
            連鎖障害のシナリオについて
        4. 設定例: サーバー統合
          1.  
            AutoStart の動作について
          2.  
            通常の動作について
          3.  
            障害シナリオについて
          4.  
            連鎖障害のシナリオについて
    4. サービスグループの依存関係のロール
      1. サービスグループの依存関係について
        1. 依存関係のリンクについて
          1.  
            依存関係のカテゴリ
          2.  
            依存関係の位置
          3.  
            依存関係の堅さ
        2.  
          依存関係の制限について
      2. サービスグループの依存関係の設定
        1. フェールオーバー親グループ/フェールオーバー子グループについて
          1.  
            フェールオーバー親グループ/パラレル子グループについて
          2.  
            パラレル親グループ/フェールオーバー子グループについて
          3.  
            パラレル親グループ/パラレル子グループについて
      3.  
        グループの依存関係についてよく寄せられる質問
      4.  
        サービスグループのリンクについて
      5. 複数の子サービスグループのリンクについて
        1.  
          複数の子サービスグループに対してサポートされる依存関係
        2.  
          複数の子サービスグループに対してサポートされない依存関係
      6. サービスグループの依存関係を持つ VCS の動作
        1.  
          グループ依存関係でのオンライン操作
        2.  
          グループ依存関係でのオフライン操作
        3.  
          グループ依存関係の切り替え操作
  4. 第 IV 部 管理 - 高度な操作
    1. VCS イベント通知
      1. VCS のイベント通知について
        1.  
          イベントメッセージと重要度
        2.  
          メッセージキューの永続性とレプリケーションについて
        3.  
          HAD によるメッセージの削除
      2. VCS イベント通知のコンポーネント
        1. notifier プロセスについて
          1.  
            notifier コマンドの例
        2. hanotify ユーティリティについて
          1.  
            hanotify コマンドの例
      3. VCS イベントとトラップについて
        1.  
          クラスタのイベントとトラップ
        2.  
          エージェントのイベントとトラップ
        3.  
          リソースのイベントとトラップ
        4.  
          システムのイベントとトラップ
        5.  
          サービスグループのイベントとトラップ
        6.  
          SNMP 固有のファイル
        7. VCS MIB のトラップ変数
          1.  
            severityId について
          2.  
            entityType と entitySubType
          3.  
            entityState について
      4. 全体的なイベントの監視について
        1.  
          サービスグループ障害の検出方法
        2.  
          サービスグループ切り替えの検出方法
      5.  
        通知の設定について
    2. VCS イベントトリガ
      1.  
        VCS イベントトリガについて
      2. イベントトリガのi使用
        1.  
          トリガを使用した複数アクションの実行
      3. イベントトリガの一覧
        1.  
          dumptunables トリガについて
        2.  
          globalcounter_not_updated トリガについて
        3.  
          injeopardy イベントトリガについて
        4.  
          loadwarning イベントトリガについて
        5.  
          nofailover イベントトリガについて
        6.  
          postoffline イベントトリガについて
        7.  
          postonline イベントトリガについて
        8.  
          preonline イベントトリガについて
        9.  
          resadminwait イベントトリガについて
        10.  
          resfault イベントトリガについて
        11.  
          resnotoff イベントトリガについて
        12.  
          resrestart イベントトリガについて
        13.  
          resstatechange のイベントトリガについて
        14.  
          sysoffline イベントトリガについて
        15.  
          sysup トリガについて
        16.  
          sysjoin トリガについて
        17.  
          unable_to_restart_agent イベントトリガについて
        18.  
          unable_to_restart_had イベントトリガについて
        19.  
          violation イベントトリガについて
    3. Virtual Business Service
      1.  
        での Virtual Business Service について
      2.  
        Virtual Business Services の機能
      3.  
        Virtual Business Service の設定例
      4.  
        VCS レベルの依存関係と VBS レベルの依存関係の選択について
  5. 第 V 部 Veritas High Availability 設定ウィザード
    1. Veritas High Availability 設定ウィザードの説明
      1.  
        Veritas High Availability 設定ウィザードについて
      2.  
        Veritas High Availability 設定ウィザードの起動
      3.  
        VMware 仮想環境における標準的な VCS クラスタ構成
      4.  
        物理環境における標準的な VCS クラスタ構成
    2. [Veritas High Availability]ビューでのアプリケーション監視の管理
      1. [Veritas High Availability]ビューからのアプリケーション監視の管理
        1.  
          [Veritas High Availability]ビューについて
        2.  
          設定済みのアプリケーションの状態を表示するには
        3.  
          アプリケーション監視の設定または設定解除
        4.  
          アプリケーションの開始または停止
        5.  
          アプリケーション監視を一時停止または再開するには
        6.  
          アプリケーションを別のシステムに切り替えるには
        7.  
          フェールオーバーシステムを追加または削除するには
        8.  
          エラー状態を消去するには
        9.  
          保留操作を解決するには
        10.  
          アプリケーション状態の判断
        11.  
          監視設定をすべて削除するには
        12.  
          VCS クラスタ設定を削除するには
      2.  
        アプリケーション監視設定の管理
  6. 第 VI 部 ディザスタリカバリ用のクラスタ設定
    1. クラスタの相互接続 - グローバルクラスタの作成
      1.  
        VCS グローバルクラスタの動作
      2. VCS グローバルクラスタ: 構成単位
        1.  
          リモートクラスタオブジェクトの視覚化
        2.  
          グローバルサービスグループについて
        3. グローバルクラスタの管理について
          1.  
            Wide Area Connector プロセスについて
          2.  
            広域ハートビートエージェントについて
          3.  
            広域ハートビートエージェントの設定例
        4. シリアル化について - Authority 属性
          1.  
            Authority 属性と AutoStart 属性について
        5.  
          耐性と優先権について
        6.  
          広域フェールオーバーを管理するための VCS エージェント
        7.  
          Steward プロセスについて: 2 つのクラスタのグローバルクラスタにおけるスプリットブレインの処理
        8.  
          グローバルクラスタでの情報のやり取りのセキュア化
      3. グローバルクラスタの前提条件
        1.  
          クラスタ設定の前提条件
        2.  
          アプリケーション設定の前提条件
        3.  
          広域ハートビートの前提条件
        4.  
          ClusterService グループの前提条件
        5.  
          レプリケーション設定の前提条件
        6.  
          セキュアモードで動作しているクラスタの前提条件
      4.  
        グローバルクラスタの設定計画について
      5. グローバルクラスタの設定
        1.  
          グローバルクラスタ設定のためのアプリケーションとレプリケーションの設定
        2. グローバルクラスタ設定向けにクラスタを設定する
          1.  
            プライマリサイトでのグローバルクラスタコンポーネントの設定
          2.  
            セカンダリサイトでの VCS のインストールと設定
          3.  
            広域コネクタ間の通信のセキュリティ設定
          4.  
            リモートクラスタオブジェクトの設定
          5.  
            追加ハートビートリンクの設定(オプション)
          6.  
            Steward プロセスの設定(オプション)
        3. グローバルクラスタ設定向けにサービスグループを設定する
          1.  
            VVR ベースのレプリケーションのための VCS サービスグループの設定
        4.  
          グローバルサービスグループとしてのサービスグループの設定
      6. グローバルクラスタでの IPv6 のサポートについて
        1.  
          IPv6 をサポートするようにグローバルクラスタを設定するための前提条件
        2.  
          仮想 IP (ClusterAddress) が設定されている InfoScale Availability クラスタを IPv4 から IPv6 に移行する
        3.  
          GCO 配備で IPv6 に InfoScale Availability クラスタを移行する
      7. クラスタ障害について
        1.  
          障害タイプについて
        2.  
          サービスグループのプライマリへの切り替え
      8. ディザスタリカバリファイアドリルの設定について
        1. 手動によるファイアドリルサービスグループの作成と設定について
          1.  
            ファイアドリルサービスグループの作成
          2.  
            ファイアドリルとレプリケーションサービスグループとのリンクの設定
          3.  
            ファイアドリルサービスグループへのリソースの追加
          4.  
            ファイアドリルサービスグループの設定
          5.  
            FireDrill 属性の有効化
        2. ファイアドリル設定ウィザードを使用するファイアドリルサービスグループの設定について
          1.  
            ファイアドリル設定ウィザードの実行
          2.  
            ファイアドリルサービスグループ内のローカル属性の設定について
        3.  
          正常なファイアドリルの確認
        4.  
          ファイアドリルスケジュールの作成
      9.  
        グローバル環境での RemoteGroup エージェントを使用した多層型アプリケーションのサポート
      10. 多層型環境に関するシナリオ
        1.  
          クラスタ 1 に対応する main.cf ファイルについて
        2.  
          クラスタ 2 に対応する main.cf ファイルについて
        3.  
          クラスタ 3 に対応する main.cf ファイルについて
        4.  
          クラスタ 4 に対応する main.cf ファイルについて
    2. コマンドラインによるグローバルクラスタの管理
      1.  
        コマンドラインによるグローバルクラスタの管理について
      2. グローバルクラスタの設定でのグローバルクエリーについて
        1.  
          グローバルクラスタサービスグループのクエリー
        2.  
          複数のクラスタ全体のリソースのクエリー
        3.  
          システムのクエリー
        4.  
          クラスタのクエリー
        5.  
          状態のクエリー
        6.  
          ハートビートのクエリー
      3.  
        グローバルクラスタ設定でのグローバルサービスグループの管理
      4.  
        グローバルクラスタ設定でのリソースの管理
      5. グローバルクラスタ設定でのクラスタの管理
        1.  
          グローバルクラスタセットアップでのクラスタアラートの管理
        2.  
          グローバルクラスタ設定でのクラスタ名の変更
        3.  
          グローバルクラスタ設定からリモートクラスタを削除する
      6.  
        グローバルクラスタ設定でのハートビートの管理
    3. RDC の設定
      1.  
        RDC(Replicated Data Cluster)について
      2.  
        VCS レプリケーションデータクラスタの動作
      3. Replicated Data Cluster 構成の設定について
        1.  
          一般的な RDC(Replicated Data Cluster)の設定について
        2.  
          レプリケーションの設定について
        3.  
          サービスグループの設定
        4.  
          サービスグループの依存関係の設定
      4. サービスグループの移行について
        1.  
          サービスグループの切り替え
      5.  
        ファイアドリルの設定について
    4. キャンパスクラスタの設定
      1.  
        キャンパスクラスタの設定について
      2.  
        VCS キャンパスクラスタの要件
      3.  
        VCS キャンパスクラスタの一般的な設定
      4. VCS キャンパスクラスタの動作
        1.  
          キャンパスクラスタでの I/O フェンシングについて
      5. キャンパスクラスタの設定について
        1.  
          キャンパスクラスタを設定するための準備
        2.  
          データ破損を防止するための I/O フェンシングの設定
        3.  
          キャンパスクラスタ設定向けの VxVM ディスクグループの設定
        4.  
          キャンパスクラスタ向けの VCS サービスグループの設定
      6.  
        キャンパスクラスタでのファイアドリル
      7.  
        DiskGroupSnap エージェントについて
      8. キャンパスクラスタでのファイアドリルの実行について
        1.  
          ファイアドリルサービスグループの設定
        2.  
          キャンパスクラスタでのファイアドリルの正常な実行
  7. 第 VII 部 トラブルシューティングおよびパフォーマンス
    1. VCS パフォーマンスに関する注意事項
      1. クラスタコンポーネントの処理速度に対する影響
        1.  
          カーネルコンポーネント(GAB と LLT)の処理速度に対する影響
        2.  
          VCS エンジン(HAD)の処理速度に対する影響
        3. エージェントの処理速度に対する影響
          1.  
            リソースタイプとエージェント設定の監視
        4.  
          VCS グラフィカルユーザーインターフェースの処理速度に対する影響
      2. クラスタ操作の処理速度に対する影響
        1.  
          クラスタシステム起動時の VCS の処理速度に関する注意事項
        2.  
          リソースがオンラインになるときの VCS の処理速度に関する注意事項
        3.  
          リソースがオフラインになるときの VCS の処理速度に関する注意事項
        4.  
          サービスグループがオンラインになるときの VCS の処理速度に関する注意事項
        5.  
          サービスグループがオフラインになるときの VCS の処理速度に関する注意事項
        6.  
          リソースで障害が発生したときの VCS の処理速度に関する注意事項
        7.  
          システムで障害が発生したときの VCS の処理速度に関する注意事項
        8.  
          ネットワークリンクで障害が発生したときの VCS の処理速度に関する注意事項
        9. システムパニックのときの VCS の処理速度に関する注意事項
          1.  
            GAB のクライアントプロセス障害について
          2.  
            GAB クライアントの登録監視について
          3.  
            ネットワークエラーと GAB IOFENCE メッセージについて
          4.  
            Quick Reopen について
        10.  
          サービスグループが切り替わるときの VCS の処理速度に関する注意事項
        11.  
          サービスグループがフェールオーバーするときの VCS の処理速度に関する注意事項
      3. スケジュールクラスと優先度の設定について
        1.  
          優先度の範囲について
        2.  
          デフォルトのスケジュールクラスと優先度
      4. VCS エージェントの統計機能
        1.  
          監視サイクル時間の記録
        2.  
          エージェントの統計機能を有効にする属性
      5. VCS のチューニングパラメータについて
        1. LLT のチューニングパラメータについて
          1.  
            LLT タイマーチューニングパラメータについて
          2.  
            LLT フロー制御チューニングパラメータについて
          3.  
            LLT タイマーチューニングパラメータの設定
        2. GAB のチューニングパラメータについて
          1.  
            GAB のロード時チューニングパラメータまたは静的チューニングパラメータについて
          2.  
            GAB の実行時または動的チューニングパラメータ
        3. チューニングパラメータ VXFEN について
          1.  
            VXFEN モジュールパラメータの設定
        4.  
          AMF チューニングパラメータについて
    2. VCS のトラブルシューティングおよびリカバリ
      1. VCS メッセージログ
        1.  
          VCS エージェントのエントリポイントのログ統合
        2.  
          VCS リソースの予期しない動作をトラブルシューティングするための FFDC(First Failure Data Capture)の強化
        3.  
          GAB メッセージのログ
        4.  
          エージェントのデバッグログの有効化
        5.  
          IMF のデバッグログの有効化
        6.  
          VCS エンジンのデバッグログの有効化
        7.  
          VxAT のデバッグログの有効化
        8.  
          デバッグログのタグの使用法について
        9. サポート分析用の VCS 情報の収集
          1.  
            CPU、メモリ、スワップの計測または予測された値の確認
        10.  
          サポート分析用に LLT と GAB の情報を収集する
        11.  
          サポート分析用の IMF 情報の収集
        12.  
          メッセージカタログ
      2. VCS エンジンのトラブルシューティング
        1.  
          HAD の診断
        2.  
          HAD が繰り返し再起動される
        3.  
          GAB が HAD を強制終了する原因となる DNS の設定上の問題
        4.  
          シーディングと I/O フェンシング
        5.  
          preonline IP チェック
      3. LLT(Low Latency Transport)のトラブルシューティング
        1.  
          LLT 起動スクリプトでエラーが表示される
        2.  
          LLT がクロスリンクの使用を検出する
        3.  
          LLT リンクの状態メッセージ
        4.  
          VCS または SFHA をインストールして起動した後、クラスタが形成されない
      4. GAB(Group Membership Services/Atomic Broadcast)のトラブルシューティング
        1.  
          ポート再開放の遅延
        2.  
          クライアントプロセスの障害が原因でノードがパニック状態になる
      5. VCS の起動に関するトラブルシューティング
        1.  
          "VCS:10622 ローカルクラスタの設定がありません。(Local cluster configuration missing)"
        2.  
          "VCS:10623 ローカルの設定が無効です。(local configuration invalid)"
        3.  
          「VCS:11032 登録が失敗しました。終了します。(registration failed. Exiting)」【前のセグメントに統合】
        4.  
          "クラスタのメンバーシップを待っています(Waiting for cluster membership)"
      6. systemd ユニットサービスファイルの問題のトラブルシューティング
        1.  
          ユニットサービスにエラーが発生し、対応するモジュールがロードされたままの場合、systemd はこのモジュールをアンロードできず、パッケージを削除できない
        2.  
          ユニットサービスがアクティブであり、対応するプロセスが systemd の外部で停止した場合、このサービスは systemctl start を使用して再開できない
        3.  
          ユニットサービスが停止するまで、または対応するサービスが開始するまでにデフォルトのタイムアウトよりも長い時間がかかる場合、Failed 状態に移行する
      7.  
        IMF(Intelligent Monitoring Framework)のトラブルシューティング
      8. サービスグループに関するトラブルシューティング
        1.  
          VCS はサービスグループを自動的に起動しない
        2.  
          システムが RUNNING 状態にならない
        3.  
          あるシステムでサービスグループがオンラインにならない
        4.  
          サービスグループが自動起動しない
        5.  
          サービスグループがフリーズしている
        6.  
          フェールオーバーサービスグループが、別のシステムでオンラインになっている
        7.  
          重大なリソース障害が発生した
        8.  
          サービスグループが自動無効化の状態になっている
        9.  
          リソースがオンラインまたはオフラインになるまでサービスグループが待機している
        10.  
          依存関係が満たされるまでサービスグループが待機している
        11.  
          サービスグループのプローブが完了していない
        12.  
          サービスグループが予想されたシステムにフェールオーバーしない
        13.  
          FailOverPolicy が BiggestAvailable に設定されているのに、サービスグループが BiggestAvailable システムにフェールオーバーしない
        14.  
          VCS で作成されるバックアップからの測定データベースの復元
        15.  
          測定データベースの初期化の失敗
        16.  
          サービスグループのフェールオーバーまたはスイッチ中にエラーメッセージが表示される
      9. リソースに関するトラブルシューティング
        1.  
          サービスグループがフェールオーバーによってオンライン化された
        2.  
          サービスグループの状態遷移を待っている
        3.  
          子リソースがオンラインになるのを待っている
        4.  
          親リソースがオフラインになるのを待っている
        5.  
          リソースからの応答を待っている
        6. エージェントが動作していない
          1.  
            無効なエージェントの引数
        7.  
          ディスクグループが無効な場合でも、ディスクグループエージェントの monitor エントリポイントが ONLINE を返す
      10. サイトのトラブルシューティング
        1.  
          オンライン伝播操作は開始されたが、サービスグループがオンラインにならない
        2.  
          ネットワーク分割中に、VCS が優先サイトでノードパニックを起こす
        3.  
          ストレッチサイトの設定に失敗する
        4.  
          サイト名の変更
      11. I/O フェンシングのトラブルシューティング
        1.  
          他のノードが除外されている間、ノードはクラスタを参加させられない
        2.  
          SCSI TEST UNIT READY コマンドが失敗すると、vxfentsthdw ユーティリティが失敗する
        3.  
          SCSI-3 ディスクから手動で既存のキーを削除する
        4.  
          システムパニックによって潜在的なデータ破損が防止される
        5.  
          コーディネータディスクの I/O フェンシングキーのクラスタ ID がローカルクラスタの ID と一致しない
        6. フェンシングの起動時にすでに発生しているスプリットブレイン状態が報告される
          1.  
            すでに発生しているスプリットブレイン状態のクリア
        7.  
          登録済みのキーがコーディネータディスクから失われている
        8.  
          クラスタがオフラインになっているときに不具合のあるディスクの置換
        9.  
          rcp または scp コマンドが機能していないと vxfenswap ユーティリティが終了する
        10. CP サーバーのトラブルシューティング
          1.  
            CP サーバーサービスグループに関連する問題のトラブルシューティング
          2.  
            CP サーバーの接続の確認
        11. VCS クラスタノードでのサーバーベースのフェンシングのトラブルシューティング
          1.  
            サーバーベースのフェンシング用に設定された VCS クラスタ ノードでのフェンシング起動時の問題
        12. コーディネーションポイントのオンライン移行中の問題
          1.  
            vxfenswap コマンド実行後の vxfen サービスグループのアクティビティ
      12. 通知に関するトラブルシューティング
        1.  
          SNMP による通知を設定しても、SNMP コンソールにトラップが表示されない
      13. グローバルクラスタのトラブルシューティングとリカバリ
        1.  
          災害宣言
        2.  
          失われたハートビートと照会の機構
        3. VCS のアラート
          1.  
            アラートのタイプ
          2.  
            アラートの管理
          3.  
            アラートに関連付けられたアクション
          4.  
            取り消しイベント
          5.  
            起動時の同時性違反
      14.  
        Steward プロセスのトラブルシューティング
      15. ライセンスに関するトラブルシューティング
        1.  
          ライセンスキーの検証
        2. ライセンスのエラーメッセージ
          1.  
            [Licensing] Insufficient memory to perform operation
          2.  
            [Licensing] No valid VCS license keys were found
          3.  
            [Licensing] Unable to find a valid base VCS license key
          4.  
            [Licensing] License key can not be used on this OS platform
          5.  
            [Licensing] VCS evaluation period has expired
          6.  
            [Licensing] License key can not be used on this system
          7.  
            [Licensing] Unable to initialize the licensing framework
          8.  
            [Licensing] QuickStart is not supported in this release
          9.  
            [Licensing] Your evaluation period for the feature has expired.This feature will not be enabled the next time VCS starts
      16. セキュア設定のトラブルシューティング
        1.  
          FIPS モードが設定できない
        2.  
          ブローカーが起動しない
        3.  
          AT の初期化に失敗
      17. ウィザードベースの設定に関する問題のトラブルシューティング
        1.  
          hastop - all コマンドを実行すると、仮想ディスクが切断される
      18. [Veritas High Availability]ビューの問題のトラブルシューティング
        1.  
          [Veritas High Availability]ビューでアプリケーション監視状態が表示されない
        2.  
          アプリケーション表示名の特殊文字が原因で[Veritas High Availability]ビューがフリーズする場合がある
        3.  
          [Veritas High Availability]タブで[フェールオーバーシステムの追加 (Add Failover System)]リンクがグレー表示になる
  8. 第 VIII 部 付録
    1. 付録 A. VCS のユーザー権限 - 管理コマンドマトリックス
      1.  
        管理コマンドマトリックスについて
      2. 管理コマンドマトリックス
        1.  
          エージェントの操作(haagent)
        2.  
          属性の操作(haattr)
        3.  
          クラスタの操作(haclus、haconf)
        4.  
          サービスグループの操作(hagrp)
        5.  
          ハートビートの操作(hahb)
        6.  
          ログの操作(halog)
        7.  
          リソースの操作(hares)
        8.  
          システムの操作(hasys)
        9.  
          リソースタイプの操作(hatype)
        10.  
          ユーザーの操作(hauser)
    2. 付録 B. VCS コマンド: クイックリファレンス
      1.  
        VCS コマンドのクイックリファレンスについて
      2.  
        VCS コマンドラインリファレンス
    3. 付録 C. クラスタとシステムの状態
      1. リモートクラスタの状態
        1.  
          クラスタの状態遷移の例
      2. システムの状態
        1.  
          システムの状態遷移の例
    4. 付録 D. VCS の属性
      1.  
        各属性とその定義について
      2.  
        リソース属性
      3.  
        リソースタイプ属性
      4.  
        サービスグループ属性
      5.  
        システムの属性
      6.  
        クラスタ属性
      7.  
        ハートビートの属性(グローバルクラスタ用)
      8.  
        リモートクラスタの属性
      9.  
        サイト属性
    5. 付録 E. アクセシビリティと VCS
      1.  
        VCS でのアクセシビリティについて
      2. ナビゲーションとキーボードのショートカット
        1.  
          Java コンソールでのナビゲーション
        2.  
          Web コンソールでのナビゲーション
      3.  
        ユーザー補助設定のサポート
      4.  
        補助技術のサポート

リソース属性

表: リソース属性 にリソース属性の一覧を示します。

表: リソース属性

リソース属性

説明

ArgListValues

(エージェント定義)

各システムのリソースのエージェントに渡される引数のリスト。 この属性はリソース固有であり、システム固有です。つまり、エージェントに渡す値のリストは、対象になるシステムとリソースによって決まります。

ArgListValues の値の数は 425 を超えてはなりません。この必要条件は、ArgList の属性がキーリスト、ベクトル、または関連付けの場合は注意事項になります。 そのようなタイプの非スカラー属性は通常は任意の数の値をとることができ、ArgList に含まれる場合、エージェントはそのような属性の値から ArgListValues を計算する必要があります。 非スカラー属性が多くの値を含んでいる場合、ArgListValues のサイズが増加します。 そのため、エージェントを開発するときに ArgList に非スカラー属性を追加する場合はこのことに留意する必要があります。 ArgListValues 属性の値の数が 425 を超えるほど大きな値を属性に設定しないよう、エージェントのユーザーに通知する必要があります。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - ベクトル

  • デフォルト: 適用不可能

AutoStart

(ユーザー定義)

サービスグループをオンラインにするときにリソースもオンラインにする必要があるか、つまり hares -online コマンドが必要かを示します。

たとえば、2 つのリソース R1 と R2 があるものとします。 R1 と R2 はグループ G1 にあります。 R1 の AutoStart 値は 0、R2 の AutoStart 値は 1 です。

この場合、次のような結果になります。

# hagrp -online G1 -sys sys1

これにより、R2 のみが ONLINE 状態になります。 グループ状態は ONLINE であり、PARTIAL 状態ではありません。 R1 は OFFLINE のままです。

# hares -online R1 -sys sys1

R1 はオンラインになり、グループの状態は ONLINE です。

# hares -offline R2 -sys sys1

R2 はオフラインになり、グループの状態は PARTIAL です。

AutoStart の値がゼロであるリソースは、ONLINE 状態のときにのみグループの状態に寄与し、OFFLINE 状態の場合は寄与しません。

  • データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

  • デフォルト: 1

ComputeStats

(ユーザー定義)

エージェントフレームワークにリソースの監視統計を計算させるかどうかを指定します。

  • データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

  • デフォルト: 0

ConfidenceLevel

(エージェント定義)

オンライン状態のリソースの信頼度を表します。 値は 0 から 100 の間となります。VCS エージェントによっては、この属性を利用しないものも、また常に 0 を設定しているものもあります。この属性を使わない場合は、100 を設定します。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 0

Critical

(ユーザー定義)

このリソースの障害によりグループ全体のフェールオーバーをトリガする必要があるかどうかを示します。 Critical が 0 で、上位のどの親も Critical = 1 ではない場合は、リソース障害の発生時にサービスグループのフェールオーバーを行ないません。

  • データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

  • デフォルト: 1

Enabled

(ユーザー定義)

エージェントがこのリソースを監視していることを示します。

VCS の動作中にリソースが動的に作成された場合、リソースを有効にしなければ、VCS はそのリソースの監視を開始しません。 リソースの追加または有効化の方法について詳しくは、コマンドラインまたはグラフィカルユーザーインターフェースによる VCS の管理に関する章を参照してください。

Enabled 属性に 0(無効)を設定した場合、そのリソースは無効にされます。

  • データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

  • デフォルト: VCS を起動する前に設定ファイル main.cf でリソースを定義した場合、この属性のデフォルト値は 1(有効)となります。そうでない場合、この属性値は 0 です。

Flags

(システムのみ使用)

リソースの状態に関する追加情報を提供します。 この属性は主に、このリソースに関するフラグを立てます。 値:

ADMIN WAIT - 実行中のシステムの設定は失われます。

RESTARTING - 最新の監視サイクルでリソースが予想に反してオフラインと検出されたため、エージェントはリソースの再起動を試みています。 詳しくは RestartLimit 属性を参照してください。

STATE UNKNOWN - エージェントによる最新の monitor 呼び出しではリソースがオンライン、オフラインのどちらかが判別できませんでした。

MONITOR TIMEDOUT - 静的属性の MonitorTimeout で指定したタイムアウト値を超過したため、monitor 呼び出しは終了しました。

UNABLE TO OFFLINE - エージェントがリソースをオフライン化しようと試みましたが、オフラインに切り替わりませんでした。 このフラグは、リソースに障害が発生し、clean 関数が正常に終了したが、その後に続く monitor エントリポイントがハングしたか、リソースの状態を判別できなかった場合にも設定されます。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 適用不可能

Group

(システムのみ使用)

リソースが属しているサービスグループの名です。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

  • デフォルト: 適用不可能

IState

(システムのみ使用)

リソースの内部の状態です。 State 属性に加え、この属性はリソースが移行しつつある次の状態を示しています。 値:

NOT WAITING - リソースは遷移状態にありません。

WAITING TO GO ONLINE - リソースをオンラインにするようエージェントに通知がありましたが、処理がまだ完了していません。

WAITING FOR CHILDREN ONLINE - リソースはオンライン化されますが、このリソースは他のオフラインリソースに依存しています。 すべての子リソースがオンラインになると、waiting to go online に遷移します。

WAITING TO GO OFFLINE - リソースをオフラインにするようエージェントに通知がありましたが、処理がまだ完了していません。

WAITING TO GO OFFLINE(propagate) - 上の値と同じです。ただし、オフラインになった後、依存している子リソースもオフラインとなります。

WAITING TO GO ONLINE(reverse) - リソースがオンラインになるのを待っています。ただし、オンライン後である場合は、オフラインに遷移中です。 通常、リソースの状態が WAITING TO GO ONLINE の間に offline コマンドを発行するとこの結果になります。

WAITING TO GO OFFLINE(path)- リソースをオフラインにするようエージェントに通知がありましたが、処理がまだ完了していません。 手順が完了すると、依存関係のツリーのパスのメンバーであるリソースの子もオフラインになります。

WAITING TO GO OFFLINE(reverse) - リソースがオフラインになるのを待っています。ただし、オフライン後である場合は、オンラインに遷移中です。 通常、リソースの状態が WAITING TO GO OFFLINE の間に online コマンドを発行するとこの結果になります。

WAITING TO GO ONLINE(reverse/path) - リソースがオンラインになるのを待っています。ただし、オンライン後である場合は、オフラインになります。 リソースは、WAITING TO GO OFFLINE(path)に遷移します。 通常、リソースの状態が WAITING TO GO ONLINE の間に子リソースで障害が発生するとこの結果になります。

WAITING FOR PARENT OFFLINE - 親リソースがオフラインになるのを待っています。 親がオフラインの場合、リソースはオフラインになります。

メモ:

この属性は整数型の値をとりますが、コマンドラインではテキストで値が表現されます。

IState

(システムのみ使用)

WAITING TO GO ONLINE(reverse/propagate) - 上の値と同じです。ただし、リソースはオフライン操作を伝播します。

移行操作の元のシステムの IState:

  • WAITING FOR OFFLINE VALIDATION(migrate) - この状態は元のシステムのリソースに適用可能であり、移行操作が受け入れられ、移行が可能かどうか VCS が検証していることを示します。

  • WAITING FOR MIGRATION OFFLINE - この状態は元のシステムのリソースに適用可能であり、移行操作が元のシステムで前提条件チェックと検証に合格していることを示します。

  • WAITING TO COMPLETE MIGRATION - この状態は元のシステムのリソースに適用可能であり、移行処理が元のシステムで完了し、リソースがターゲットシステムでオンラインになるのを VCS エンジンが待機していることを示します。

移行操作のターゲットシステムの IState:

  • WAITING FOR ONLINE VALIDATION(migrate) - この状態はターゲットシステムのリソースに適用可能であり、移行操作が受け入れられ、移行が可能かどうか VCS が検証していることを示します。

  • WAITING FOR MIGRATION ONLINE - この状態はターゲットシステムのリソースに適用可能であり、移行操作が元のシステムで前提条件チェックと検証に合格していることを示します。

  • WAITING TO COMPLETE MIGRATION(online) - この状態はターゲットシステムのリソースに適用可能であり、移行処理が元のシステムで完了し、リソースがターゲットシステムでオンラインになるのを VCS エンジンが待機していることを示します。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 1

    NOT WAITING

LastOnline

(システムのみ使用)

リソースが前回オンラインだったシステム名を示します。 VCS がこの属性に値を設定します。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

  • デフォルト: 適用不可能

ManageFaults (ユーザー定義)

VCS が Clean エントリポイントを呼び出してリソース障害に応答するかどうかを指定します。

この値は、サービスグループレベルでこの属性に割り当てたすべての値に優先します。

この属性は次の値をとることができます。

  • ACT: CleanReason を Online Hung に設定している Clean 機能を呼び出します。

  • IGNORE: リソースの状態を ONLINE|ADMIN_WAIT に変更します。

  • NULL (空白): VCS は、サービスグループレベルでこの属性に設定している値に基づいて処理を実行します。

デフォルト値: ""

MonitorMethod

(システムのみ使用)

リソースを監察するためにエージェントが使う監視方法を指定します。

  • Traditional - ポーリングベースのリソース監視

  • IMF - インテリジェントなリソース監視

リソースの監視についてを参照してください。

データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

デフォルト: Traditional

MonitorOnly

(システムのみ使用)

リソースをオンラインまたはオフラインにできるかどうかを指定します。 0(無効)を設定した場合、リソースはオンラインまたはオフラインにできます。 1(有効)を設定した場合、リソースは監視のみ可能となります。

メモ:

この属性は、コマンド hagrp -freeze を使って変更します。

  • データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

  • デフォルト: 0

MonitorTimeStats

(システムのみ使用)

有効キーは、Average と TS です。 Average は、Frequency 属性で定義したポーリング間隔の間に、monitor 関数の実行に要した平均時間です。 TS は、エンジンがリソースの Average 値を更新したときの更新日時です。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - 関連

  • デフォルト: Average = 0

    TS = ""

名前(Name)

(システムのみ使用)

リソースの実際の名前を含んでいます。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

  • デフォルト: 適用不可能

Path

(システムのみ使用)

リソースに障害が発生した場合、サーバーでそのサービスグループをオフラインにする際の依存関係ツリーの一部であると認識した場合、1(有効)を設定します。

  • データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

  • デフォルト: 0

Probed

(システムのみ使用)

エージェントが monitor 関数を実行して、リソースの状態を判別できるかどうかを示します。

  • データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

  • デフォルト: 0

ResourceInfo

(システムのみ使用)

この属性には次の 3 つのキーが事前に設定されています。State: Valid、Invalid または Stale。 Msg: エージェントフレームワークによる標準出力に関するリソースの info エージェント関数の出力。 TS: エージェントフレームワークによって ResourceInfo 属性が更新された日時

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - 関連

  • デフォルト:

    State = Valid

    Msg = ""

    TS = ""

ResourceOwner

(ユーザー定義)

この属性は、VCS の電子メール通知機能とログ機能に使います。 VCS は、リソースに関連するイベントが発生すると、この属性で指定された担当者に電子メールで通知します。 VCS はほとんどのイベントをログに記録しますが、すべてのイベントが通知をトリガするとは限らないことに注意してください。 また、VCS は特定のイベントの発生時にオーナー名を記録します。

NotifierMngr エージェントの SmtpRecipients 属性で定義された 1 人以上の受信者または ResourceOwner に送信する通知の重要度レベルを必ず設定してください。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

  • デフォルト: ""

  • 例: "jdoe@example.com"

ResourceRecipients

(ユーザー定義)

この属性は VCS の電子メール通知に使われます。 VCS は、リソースに関するイベントが発生した場合やイベントの重要度レベルが属性で指定したレベルと同じかそれより大きくなった場合に、この属性で指定した人物に電子メール通知を送信します。

NotifierMngr エージェントの SmtpRecipients 属性で定義された 1 人以上の受信者または ResourceRecipients に送信する通知の重要度レベルを必ず設定してください。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - 関連

  • 電子メール ID: 通知の受信者として登録されているユーザーの電子メールアドレス。

    重要度: 通知を必ず送信する最低重要度レベル。

Signaled

(システムのみ使用)

リソースの経過を示します。 サービスグループをオンライン、またはオフラインにする場合に使います。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - 関連

  • デフォルト: 適用不可能

Start

(システムのみ使用)

システム上でリソースが起動された(リソースをオンラインにするプロセスが開始された)かどうかを示します。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 0

状態(State)

(システムのみ使用)

リソースおよびリソースに関連付けられているフラグの状態を表示します (フラグは Flags 属性にも定義されます)。 この属性と Flags 属性は、リソースの最新の状態を総合的に表します。 値:

ONLINE

OFFLINE

FAULTED

OFFLINE|MONITOR TIMEDOUT

OFFLINE|STATE UNKNOWN

OFFLINE|ADMIN WAIT

ONLINE|RESTARTING

ONLINE|MONITOR TIMEDOUT

ONLINE|STATE UNKNOWN

ONLINE|UNABLE TO OFFLINE

ONLINE|ADMIN WAIT

FAULTED|MONITOR TIMEDOUT

FAULTED|STATE UNKNOWN

FAULTED のリソースは、予期しない原因であっても物理的にはオフラインとなります。

メモ:

この属性は整数型の値をとりますが、コマンドラインではテキストで値が表現されます。

データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

デフォルト: 0

TriggerEvent

(ユーザー定義)

Events のオンまたはオフを切り替えるフラグです。

  • データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

  • デフォルト: 0

TriggerPath

(ユーザー定義)

トリガパスをカスタマイズできます。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

  • デフォルト: ""

トリガが有効になってもサービスグループレベルとリソースレベルのトリガパスが ""(デフォルト)である場合、VCS は $VCS_HOME/bin/triggers ディレクトリからトリガを呼び出します。

TriggerPath 値は、大文字と小文字が区別されます。 VCS は、トリガパスの値の先頭または末尾のスペースを取り除きません。 パスの先頭または末尾にスペースが含まれていると、トリガの実行に失敗する可能性があります。 指定するパスは $VCS_HOME とサービスグループについて定義されたトリガパスに対して相対的です。

次の書式でパスを指定します。

ServiceGroupTriggerPath/Resource/Trigger

サービスグループ sg1 の TriggerPath が mytriggers/sg1 でリソース res1 の TriggerPath が "" の場合、トリガスクリプトを $VCS_HOME/mytriggers/sg1/res1 ディレクトリに格納する必要があります。 たとえば、resstatechange トリガスクリプトは $VCS_HOME/mytriggers/sg1/res1 ディレクトリに格納します。 1 つのサービスグループのすべてのリソースのトリガは、もっと簡単な方法で管理できます。

前の例で、リソース res1 の TriggerPath が mytriggers/sg1/vip1 の場合、トリガスクリプトは $VCS_HOME/mytriggers/sg1/vip1 ディレクトリに格納する必要があります。 たとえば、resstatechange トリガスクリプトは $VCS_HOME/mytriggers/sg1/vip1 ディレクトリに格納します。

リソースレベルの TriggerPath 値を変更しても、サービスグループレベルの TriggerPath 値は変更されません。 同様に、サービスグループレベルで TriggerPath 値を変更しても、リソースレベルの TriggerPath 値は変更されません。

TriggerResRestart

(ユーザー定義)

リソースが再起動した場合に resrestart トリガを呼び出すかどうを指定します。

resrestart イベントトリガについてを参照してください。

この属性がグループレベルで有効の場合、resrestart トリガはリソースレベルのこの属性の値とは関係なく呼び出されます。

サービスグループ属性を参照してください。

  • データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

  • デフォルト: 0(無効)

TriggerResState​Change

(ユーザー定義)

リソースで状態が変化した場合に resstatechange トリガを呼び出すかどうかを決定します。

この属性がグループレベルで有効の場合、resstatechange トリガはリソースレベルのこの属性の値とは関係なく呼び出されます。

サービスグループ属性を参照してください。

  • データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

  • デフォルト: 0(無効)

TriggersEnabled

(ユーザー定義)

特定のトリガを有効にするかどうかを指定します。

トリガはデフォルトでは無効になります。 特定のトリガをすべてのノードで有効にすることもできますし、選択したノードでのみ有効にすることもできます。 有効な値は RESFAULT、RESNOTOFF、RESSTATECHANGE、RESRESTART、RESADMINWAIT です。

特定のノードでトリガを有効にするには、次の形式でトリガキーを追加します。

TriggersEnabled@node1 = {RESADMINWAIT, RESNOTOFF}

resadminwait トリガと resnotoff トリガは node1 で有効です。

クラスタ内のすべてのノードでトリガを有効にするには、次の形式でトリガキーを追加します。

TriggersEnabled = {RESADMINWAIT, RESNOTOFF}

resadminwait トリガと resnotoff トリガはすべてのノードで有効です。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - キーリスト

  • デフォルト: {}