Cluster Server 7.3.1 管理者ガイド - Linux

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Product(s): InfoScale & Storage Foundation (7.3.1)
Platform: Linux
  1. 第 I 部 クラスタ化の概念と用語
    1. Cluster Server の概要
      1. Cluster Server について
        1.  
          VCS の障害検出の方法
        2. VCS によるアプリケーションの可用性実現のしくみ
          1.  
            切り替えとフェールオーバーについて
      2. クラスタ制御のガイドラインについて
        1.  
          起動、停止、監視用のプロシージャが定義されている
        2.  
          既知の状態でアプリケーションを再開する機能
        3.  
          外部データストレージ
        4.  
          ライセンスとホスト名の問題
      3. VCS の物理コンポーネントについて
        1.  
          VCS ノードについて
        2.  
          共有ストレージについて
        3.  
          ネットワークについて
      4. VCS の論理コンポーネント
        1.  
          リソースとリソースの依存関係について
        2.  
          リソースのカテゴリ
        3.  
          リソースタイプについて
        4.  
          サービスグループについて
        5. サービスグループの種類
          1.  
            フェールオーバーサービスグループについて
          2.  
            パラレルサービスグループについて
          3.  
            ハイブリッドサービスグループについて
        6.  
          ClusterService グループについて
        7.  
          クラスタ UUID について
        8.  
          VCS のエージェントについて
        9.  
          エージェント関数について
        10. リソースの監視について
          1.  
            インテリジェントなリソース監視の動作方法
          2.  
            Open IMF について
        11. エージェントの分類
          1.  
            付属エージェントについて
          2.  
            エンタープライズエージェントについて
          3.  
            カスタムエージェントについて
        12.  
          VCS エージェントフレームワーク
        13. クラスタ制御、通信およびメンバーシップについて
          1.  
            高可用性デーモン(HAD)について
          2.  
            HostMonitor デーモンについて
          3.  
            GAB(Group Membership Services and Atomic Broadcast)について
          4.  
            LLT(Low Latency Transport)について
          5.  
            I/O フェンシングモジュールについて
          6.  
            IMF 通知モジュールについて
        14.  
          セキュリティサービスについて
        15. VCS 管理用のコンポーネント
          1.  
            Veritas InfoScale Operations Manager について
      5.  
        各要素の組み合わせ
    2. クラスタトポロジーについて
      1. 基本的なフェールオーバー構成
        1.  
          非対称(アクティブ/パッシブ)構成
        2.  
          対称(アクティブ/アクティブ)構成
        3.  
          N 対 1 構成について
      2. 高度なフェールオーバー構成について
        1.  
          N + 1 構成について
        2.  
          N 対 N 構成について
      3. クラスタトポロジーとストレージ構成
        1.  
          基本的な共有ストレージクラスタについて
        2.  
          キャンパスまたはメトロポリタン共有ストレージクラスタについて
        3.  
          共有なしクラスタについて
        4.  
          RDC(Replicated Data Cluster)について
        5.  
          グローバルクラスタについて
    3. VCS 設定の概念
      1.  
        VCS 設定について
      2.  
        VCS 設定言語
      3. main.cf ファイルについて
        1.  
          SystemList 属性について
        2.  
          初期設定
        3.  
          main.cf への複数の .cf ファイルの取り込み
      4.  
        types.cf ファイルについて
      5. VCS の属性について
        1.  
          属性のデータ型について
        2.  
          属性値の種類について
        3.  
          属性とクラスタオブジェクトについて
        4.  
          システムにまたがる属性の範囲: グローバル属性とローカル属性
        5.  
          属性の有効期間について: 一時属性
        6.  
          VCS オブジェクトに対するサイズ制限
      6.  
        VCS キーワードと予約語について
      7.  
        VCS モジュールの管理について
      8. VCS 環境変数
        1.  
          VCS 環境変数の定義
        2.  
          VCS モジュールを起動および停止するための環境変数
  2. 第 II 部 管理 - VCS の利用方法
    1. VCS ユーザー権限モデルについて
      1. VCS ユーザー権限とユーザーロールについて
        1.  
          VCS 権限レベル
        2.  
          VCS のユーザーロール
        3.  
          VCS ロールの階層
        4.  
          CLI コマンドのユーザー権限
        5.  
          クラスタ間の操作のユーザー権限
        6.  
          セキュアモードで動作するクラスタに対応するユーザーの権限
        7.  
          クラスタレベルのユーザーについて
      2.  
        管理者がユーザーにロールを割り当てる方法
      3.  
        セキュアモードで動作しているクラスタでの OS ユーザーグループのユーザー権限
      4.  
        複数のロールを持つユーザーの VCS 権限
    2. コマンドラインによるクラスタの管理
      1. コマンドラインでの VCS の管理について
        1.  
          VCS コマンド構文の解説で使う記号
        2.  
          VCS のローカルシステム識別方法
        3.  
          ダッシュ(-)で始まる値の指定について
        4.  
          -modify オプションについて
        5.  
          VCS パスワードの暗号化
        6. エージェントパスワードの暗号化
          1.  
            セキュリティキーの生成
          2.  
            エージェントパスワードの暗号化
          3.  
            グループ管理者へのパスワード暗号化権限の付与
          4.  
            セキュリティキーの変更
      2. VCS ライセンスのインストールについて
        1.  
          vxlicinst を使ったライセンスキーのインストールと更新
        2.  
          キーレスライセンス付与の製品レベルの設定または変更
      3. LLT の管理
        1.  
          クラスタの詳細と LLT リンクの LLT バージョンの表示
        2.  
          LLT リンクの追加と削除
        3.  
          LLT 配下の集約インターフェースの設定
        4.  
          LLT の宛先ベースの負荷分散の設定
      4.  
        AMF カーネルドライバの管理
      5. VCS の起動
        1.  
          VCS エンジン(HAD)と関連プロセスの起動
      6.  
        VCS の停止
      7. VCS エンジンと関連プロセスの停止
        1.  
          -force オプションを使わない VCS の停止について
        2.  
          -force 以外のオプションによる VCS の停止について
        3.  
          EngineShutdown 属性を使った hastop の動作の制御について
        4.  
          VCS の停止についてその他の注意事項
      8. VCS へのログイン
        1.  
          セキュアモードのクラスタで root 以外のユーザーとして高可用性(HA)コマンドを実行する
      9. VCS 設定ファイルの管理について
        1.  
          .cf ファイルの複数のバージョンについて
        2.  
          設定の検証
        3.  
          VCS 設定ファイルの自動バックアップのスケジュール設定
        4.  
          設定の保存
        5.  
          読み書き両方モードへの設定の変更
        6.  
          設定ファイルの正しいフォーマットでの表示
      10. コマンドラインによる VCS ユーザーの管理について
        1.  
          ユーザーの追加
        2.  
          ユーザー権限の割り当てと削除
        3.  
          ユーザーの変更
        4.  
          ユーザーの削除
        5.  
          ユーザーの表示
      11. VCS のクエリーについて
        1.  
          サービスグループのクエリー
        2.  
          リソースのクエリー
        3.  
          リソースタイプのクエリー
        4.  
          エージェントのクエリー
        5.  
          システムのクエリー
        6.  
          クラスタのクエリー
        7.  
          状態のクエリー
        8.  
          ログデータファイル(LDF)のクエリー
        9.  
          条件文を使った VCS オブジェクトのクエリー
      12. サービスグループの管理について
        1.  
          サービスグループの追加と削除
        2. サービスグループ属性の変更
          1.  
            SystemList 属性の修正
        3.  
          サービスグループのオンライン化
        4.  
          サービスグループのオフライン化
        5.  
          サービスグループの切り替え
        6.  
          サービスグループの移行
        7.  
          サービスグループのフリーズとアンフリーズ
        8.  
          サービスグループの有効化と無効化
        9.  
          サービスグループのフェールオーバーに基づく優先度の有効と無効の切り替え
        10.  
          サービスグループ内の障害の発生したリソースのクリア
        11.  
          サービスグループのフラッシュ
        12.  
          サービスグループのリンクの設定と解除
      13.  
        エージェントの管理
      14. リソースの管理について
        1.  
          リソースの追加について
        2.  
          リソースの追加
        3.  
          リソースの削除
        4.  
          リソース属性の追加、削除、変更
        5.  
          属性のローカル化定義
        6.  
          属性のグローバル化定義
        7.  
          エージェントに対するインテリジェントなリソース監視の手動による有効化と無効化
        8. スクリプトによるエージェントの IMF の有効化と無効化
          1.  
            すべての IMF 対応エージェントに対する IMF の有効化と無効化
          2.  
            一連のエージェントに対する IMF の有効化と無効化
          3.  
            システム上の AMF の有効化と無効化
          4.  
            スクリプトによる設定変更の表示
          5.  
            エージェントの現在の IMF 状態の表示
        9. リソースのリンクの設定と解除
          1.  
            最小限のリソース依存関係の設定
        10.  
          リソースのオンライン化
        11.  
          リソースのオフライン化
        12.  
          リソースのプローブ
        13.  
          リソースのクリア
      15. リソースタイプの管理について
        1.  
          リソースタイプの追加、削除、変更
        2.  
          リソースタイプの静的属性の無効化
        3.  
          リソースタイプのスケジュール属性と優先度属性の初期化について
        4.  
          スケジュール属性と優先度属性の設定
      16.  
        システムの管理
      17. クラスタの管理について
        1.  
          クラスタの UUID 値の設定と設定解除
        2.  
          バージョン情報の取得
        3.  
          システムの追加と削除
        4.  
          VCS で使うポートの変更
        5.  
          コマンドラインからのクラスタ属性の設定
        6.  
          設定ファイル内のクラスタ属性の初期化について
        7.  
          クラスタのセキュアモードの有効化と無効化
        8.  
          セキュアモードから FIPS によるセキュアモードへの移行
      18.  
        VCS コマンドを使うスクリプトでの -wait オプションの使用
      19.  
        HA ファイアドリルの実行
      20.  
        コマンドラインによるシミュレートクラスタの管理について
    3. VCS でのアプリケーションとリソースの設定
      1.  
        リソースとアプリケーションの設定
      2. UNIX の VCS 付属エージェント
        1.  
          ストレージエージェントについて
        2.  
          Network エージェントについて
        3.  
          ファイル共有エージェントについて
        4.  
          サービスエージェントとアプリケーションエージェントについて
        5.  
          VCS インフラエージェントとサポートエージェントについて
        6.  
          テストエージェントについて
      3. NFS サービスグループの設定
        1. NFS について
          1.  
            NFS の用語
          2.  
            NFS の管理と設定について
        2. NFS サービスグループの設定
          1. 単一 NFS 環境用の設定
            1.  
              NFS エクスポートのサービスグループの作成
          2. 複数 NFS 環境用の設定
            1.  
              複数の NFS 環境用の NFS サービスグループの作成
            2.  
              複数の NFS 環境用の NFS エクスポートサービスグループの作成
          3. 別のストレージを使う NFS の構成
            1.  
              NFS サービスグループの作成
            2.  
              NFS ストレージサービスグループの作成
            3.  
              NFS エクスポートのサービスグループの作成
          4. パラレルサービスグループのすべての NFS サービスの設定
            1.  
              NFS サービスグループの作成
            2.  
              NFS エクスポートのサービスグループの作成
        3. 設定例
          1.  
            ロックリカバリを使わない場合の単一 NFS 環境の設定例
          2.  
            ロックリカバリを使う場合の単一 NFS 環境の設定例
          3.  
            単一の NFSv4 環境の設定例
          4.  
            複数の NFSv4 環境の設定例
          5.  
            ロックリカバリを使わない場合の複数 NFS 環境の設定例
          6.  
            ロックリカバリを使う場合の複数 NFS 環境の設定例
          7.  
            別のストレージを使う NFS を設定するための設定例
          8.  
            パラレルサービスグループのすべての NFS サービスを設定するときの設定例
      4. RemoteGroup エージェントの設定について
        1. ControlMode 属性について
          1.  
            OnOff モードについて
          2.  
            MonitorOnly モードについて
          3.  
            OnlineOnly モードについて
        2. ReturnIntOffline 属性について
          1.  
            RemotePartial オプションについて
          2.  
            RemoteOffline オプションについて
          3.  
            RemoteFaulted オプションについて
        3.  
          RemoteGroup リソースの設定
        4. RemoteGroup エージェントを使うサービスグループの動作
          1.  
            Apache サービスグループのオンライン化
          2.  
            データベースサービスグループの予期しないオフライン
          3.  
            Apache サービスグループのオフライン化
          4.  
            パラレルサービスグループでの RemoteGroup リソースの設定
      5. Samba サービスグループの設定について
        1.  
          フェールオーバー設定での Samba の設定例
      6.  
        コーディネーションポイントエージェントの設定
      7. HA ファイアドリルを使ったリソースフェールオーバーのテストについて
        1.  
          HA ファイアドリルについて
        2.  
          HA ファイアドリルの実行について
      8. InfoScale Enterprise を AWS で使用した HA および DR の設定
        1.  
          仮想プライベート IP を使用した AZ の同じサブネット内でのフェールオーバー
        2.  
          オーバーレイ IP を使用したサブネット間のフェールオーバー
        3.  
          Elastic IP を使用した AWS 内の InfoScale クラスタノードへのパブリックアクセス
        4.  
          AWS 領域間または VPC 間、およびオンプレミスから AWS への DR
      9. Azure 環境での HA および DR の設定
        1.  
          プライベート IP を使用した同じサブネット内でのフェールオーバー
        2.  
          オーバーレイ IP を使用したサブネット間のフェールオーバー
        3.  
          パブリック IP を使用した Azure 環境でのクラスタノードへのパブリックアクセス
        4.  
          Azure の複数の領域または VNet 間の DR およびオンプレミスクラスタから Azure への DR
    4. VCS Simulator を使った VCS の動作の予測
      1.  
        VCS シミュレータについて
      2.  
        VCS シミュレータのポート
      3. コマンドラインインターフェースからの VCS Simulator の管理
        1.  
          コマンドラインインターフェースからの VCS Simulator の起動
        2.  
          コマンドラインからのシミュレートクラスタの管理
  3. 第 III 部 VCS 通信と操作
    1. クラスタの通信、メンバーシップ、データ保護について
      1. クラスタ通信について
        1.  
          システム内通信について
        2. システム間のクラスタ通信について
          1.  
            GAB(Group Membership Services/Atomic Broadcast)について
          2.  
            LLT(Low Latency Transport)について
      2. クラスタメンバーシップについて
        1. クラスタメンバーシップへのシステムの初期参加
          1.  
            新しいクラスタのシーディング
          2.  
            I/O フェンシングによる GAB 自動シーディングパラメータを使用したクラスタのシーディング
          3.  
            クラスタの手動シーディング
          4.  
            誤った既存のスプリットブレイン状態を避けるための古いキーの検出
        2.  
          継続するクラスタメンバーシップ
      3. メンバーシップアービトレーションについて
        1. メンバーシップアービトレーションのコンポーネントについて
          1.  
            フェンシングモジュールについて
          2.  
            コーディネーションポイントについて
          3.  
            優先フェンシングについて
          4.  
            フェンシングモジュールの起動方法
          5.  
            メンバーシップアービトレーションの機能
          6.  
            優先フェンシングのしくみ
        2. サーバーベースの I/O フェンシングについて
          1.  
            CP サーバーによって提供される I/O フェンシングの拡張
        3. マジョリティベースフェンシングについて
          1.  
            マジョリティベース I/O フェンシングの動作方法
          2.  
            過半数ベースの I/O フェンシングメカニズム用クラスタ過半数の決定
        4.  
          CP サーバーの高可用性化について
        5.  
          CP サーバーデータベースについて
        6.  
          推奨される CP サーバーの設定
        7. CP サーバーのサービスグループについて
          1.  
            CP サーバーの Quorum エージェントについて
        8.  
          CP サーバーのユーザータイプと権限について
        9. VCS クラスタと CP サーバー間のセキュア通信について
          1.  
            HTTPS プロトコルを使用した、CP サーバーと VCS クラスタ間でのセキュリティで保護された通信の動作
      4. データ保護について
        1.  
          SCSI-3 Persistent Reservation について
      5.  
        I/O フェンシングの設定ファイルについて
      6. I/O フェンシングを使う VCS 操作の例
        1.  
          I/O フェンシングのアルゴリズムについて
        2.  
          例: 1 つのシステムで障害が発生した、2 つのシステムを持つクラスタ
        3.  
          例: クラスタ相互接続に障害が発生した、4 つのシステムを持つクラスタ
        4.  
          各種のイベントシナリオにおける I/O フェンシングの動作
      7. I/O フェンシングを使わない、クラスタメンバーシップとデータ保護について
        1.  
          JEOPARDY について
        2.  
          DDNA(Daemon Down Node Alive)について
      8. I/O フェンシングを使わない VCS 動作の例
        1. 例: 低優先度リンクを持たない 4 つのシステムで構成されたクラスタ
          1.  
            クラスタ相互接続リンクに障害が発生
          2.  
            クラスタ相互接続リンクの障害後にシステム障害が発生
          3.  
            高優先度のすべてのクラスタ相互接続に障害が発生
        2. 例: 低優先度リンクを持つ 4 つのシステムで構成されたクラスタ
          1.  
            クラスタ相互接続リンクに障害が発生
          2.  
            クラスタ相互接続リンクの障害後にシステム障害が発生
          3.  
            高優先度のすべてのクラスタ相互接続に障害が発生
      9.  
        クラスタ通信におけるベストプラクティスの概略
    2. I/O フェンシングの管理
      1.  
        I/O フェンシングの管理について
      2. vxfentsthdw ユーティリティについて
        1.  
          vxfentsthdw ユーティリティを使うための一般的なガイドライン
        2.  
          vxfentsthdw コマンドのオプションについて
        3. vxfentsthdw の -c オプションを使ったコーディネータディスクグループのテスト
          1.  
            障害のあるディスクの削除と交換
        4.  
          -r オプションを使った、ディスク上での非破壊テストの実行
        5.  
          vxfentsthdw -m オプションを使った、共有ディスクのテスト
        6.  
          vxfentsthdw -f オプションを使った、ファイルにリストされた共有ディスクのテスト
        7.  
          vxfentsthdw -g オプションを使った、ディスクグループ内の全ディスクのテスト
        8.  
          既存のキーによるディスクのテスト
        9.  
          vxfentsthdw -o オプションを使ってディスクをテストする
      3. vxfenadm ユーティリティについて
        1.  
          I/O フェンシング登録キーの形式について
        2.  
          I/O フェンシング登録キーの表示
        3.  
          ノードが同じディスクを参照することを確認
      4. vxfenclearpre ユーティリティについて
        1.  
          すでに存在するキーの削除
      5. vxfenswap ユーティリティについて
        1.  
          クラスタがオンラインのときの I/O フェンシングコーディネータディスクの置き換え
        2.  
          オンラインになっているクラスタ内のコーディネータディスクグループの置き換え
        3.  
          回復したサイトからコーディネータディスクグループへのディスクの追加
        4.  
          コーディネータディスク上の紛失キーのリフレッシュ
      6. コーディネーションポイントサーバーの管理について
        1.  
          CP サーバーの操作(cpsadm)
        2.  
          CP サーバーのクローン作成
        3.  
          CP サーバーデータベースからの VCS クラスタエントリの追加と削除
        4.  
          CP サーバーデータベースに対する VCS クラスタノードの追加と削除
        5.  
          CP サーバーユーザーの追加または削除
        6.  
          CP サーバーユーザーのリスト表示
        7.  
          すべての VCS クラスタのノードのリスト表示
        8.  
          VCS クラスタのノードのメンバーシップのリスト表示
        9.  
          ノードの獲得
        10.  
          ノードの登録と登録解除
        11.  
          VCS クラスタへのユーザーのアクセスの有効化と無効化
        12.  
          VCS 制御外での CP サーバーの起動と停止
        13.  
          CP サーバーの接続性の確認
        14.  
          実行時における CP サーバーの仮想 IP アドレスとポートの追加と削除
        15.  
          CP サーバーデータベースのスナップショットの取得
        16.  
          オンラインクラスタでサーバーベースのフェンシングに使うコーディネーションポイントの置き換え
        17.  
          サーバー型のフェンシングのコーディネーションポイントの登録キーの更新
        18.  
          CP サーバーの配備と移行のシナリオ
      7. ディスクベースとサーバーベースのフェンシング設定間の移行について
        1.  
          オンラインクラスタでのディスクベースのフェンシングからサーバーベースのフェンシングへの移行
        2.  
          オンラインクラスタでのサーバーベースのフェンシングからディスクベースのフェンシングへの移行
        3. 応答ファイルを使用したフェンシング設定間の移行
          1.  
            ディスクベースのフェンシングからサーバーベースのフェンシングに移行するための応答ファイルのサンプル
          2.  
            サーバーベースのフェンシングからディスクベースのフェンシングに移行するための応答ファイルのサンプル
          3.  
            単一 CP サーバーベースのフェンシングからサーバーベースのフェンシングに移行するための応答ファイルのサンプル
          4.  
            フェンシング設定間を移行するための応答ファイル変数
      8.  
        優先フェンシングポリシーの有効化と無効化
      9.  
        I/O フェンシングのログファイルについて
    3. VCS の動作の制御
      1. リソース障害時の VCS の動作
        1.  
          クリティカルなリソースとクリティカルでないリソース
        2. VCS の動作図
          1.  
            シナリオ例 1: クリティカルな親リソースを持つリソースの障害
          2.  
            シナリオ例 2: クリティカルでない親リソースを持つリソースの障害
          3.  
            シナリオ 3: クリティカルな親リソースを持つリソースのオンライン化の失敗
          4.  
            シナリオ例 4: 最小限のリソース依存関係があるリソースのエラー
      2. サービスグループレベルでの VCS 動作の制御について
        1.  
          AutoRestart 属性について
        2.  
          サービスグループのエラーやシステムエラー発生時のフェールオーバーの制御について
        3.  
          フェールオーバーポリシーの定義について
        4. AdaptiveHA について
          1.  
            サービスグループに対する AdaptiveHA の有効化
          2.  
            FailOverPolicy を BiggestAvailable に設定する場合の注意事項
          3.  
            AdaptiveHA の制限事項
          4.  
            最新版への VCS 設定ファイルの手動アップグレード
        5.  
          システムゾーンについて
        6.  
          サイトについて
        7.  
          負荷に基づいた AutoStart
        8.  
          サービスグループのフリーズについて
        9.  
          リソース障害発生時の clean 動作の制御について
        10.  
          ADMIN_WAIT 状態のリソースのクリア
        11.  
          障害の伝播の制御について
        12. カスタム VCS の動作図
          1.  
            シナリオ: クリティカルな親リソースを持ち ManageFaults が NONE であるリソースの障害
          2.  
            シナリオ: クリティカルな親リソースを持ち FaultPropagation が 0 であるリソースの障害
        13. 同時性違反の防止について
          1.  
            VCS 制御外でのリソース開始の有効化または防止
          2.  
            ProPCV の制限事項
        14. 意図的なオフライン機能をサポートするリソースに対する VCS の動作
          1.  
            IntentionalOffline 属性について
          2.  
            ExternalStateChange 属性について
        15. サービスグループが再起動したときの VCS 動作
          1.  
            非永続リソースが再起動するときの VCS の動作
          2.  
            永続的なリソースが FAULTED から ONLINE へ移行するときの VCS の動作
      3. リソースレベルでの VCS 動作の制御について
        1. リソースの動作を制御するリソースタイプ属性
          1.  
            RestartLimit 属性について
          2.  
            OnlineRetryLimit 属性について
          3.  
            ConfInterval について 属性
          4.  
            ToleranceLimit 属性について
          5.  
            FaultOnMonitorTimeouts 属性について
        2. VCS のリソース障害発生時の処理手順
          1.  
            オンラインのリソースに障害が発生した場合の VCS 動作
          2.  
            リソースがオンライン化に失敗した場合の VCS 動作
        3.  
          リソースに障害が発生したと宣言された後の VCS 動作
        4. リソースが再起動するときの VCS の動作
          1.  
            オンラインエージェント関数によりリソースをオンライン化できないときの VCS の動作
          2.  
            リソースがオフラインになるときの VCS の動作
        5. リソースの無効化について
          1.  
            リソースを無効にするタイミング
          2.  
            リソースの無効化の制限事項
          3.  
            リソースの無効化に関するその他の注意事項
          4.  
            無効なリソースによるグループ 状態への影響
      4.  
        エージェントファイルパスとバイナリの変更
      5. ストレージ接続消失時の VCS 動作
        1.  
          ディスクグループ設定と VCS 動作
        2.  
          ストレージ接続消失時の VCS 属性による動作の制御方法
        3.  
          ディスクグループが無効になったときの VCS 動作
        4.  
          アプリケーションの可用性を確保するための推奨事項
      6. サービスグループワークロード管理
        1.  
          サービスグループワークロード管理の有効化について
        2. システムの処理能力とサービスグループの 負荷
          1.  
            静的負荷と動的負荷
          2.  
            オーバーロード 警告について
        3.  
          システムの制限とサービスグループの必要条件
        4.  
          処理能力と制限について
      7. ワークロード管理を示した設定例
        1.  
          システムとサービスグループの定義
        2. 設定例: 基本的な 4 ノード型のクラスタ
          1.  
            AutoStart の動作について
          2.  
            障害シナリオについて
          3.  
            連鎖障害のシナリオについて
        3. 設定例: 複雑な 4 ノード型のクラスタ
          1.  
            AutoStart の動作について
          2.  
            通常の動作について
          3.  
            障害シナリオについて
          4.  
            連鎖障害のシナリオについて
        4. 設定例: サーバー統合
          1.  
            AutoStart の動作について
          2.  
            通常の動作について
          3.  
            障害シナリオについて
          4.  
            連鎖障害のシナリオについて
    4. サービスグループの依存関係のロール
      1. サービスグループの依存関係について
        1. 依存関係のリンクについて
          1.  
            依存関係のカテゴリ
          2.  
            依存関係の位置
          3.  
            依存関係の堅さ
        2.  
          依存関係の制限について
      2. サービスグループの依存関係の設定
        1. フェールオーバー親グループ/フェールオーバー子グループについて
          1.  
            フェールオーバー親グループ/パラレル子グループについて
          2.  
            パラレル親グループ/フェールオーバー子グループについて
          3.  
            パラレル親グループ/パラレル子グループについて
      3.  
        グループの依存関係についてよく寄せられる質問
      4.  
        サービスグループのリンク設定について
      5. 複数の子サービスグループのリンクについて
        1.  
          複数の子サービスグループに対してサポートされる依存関係
        2.  
          複数の子サービスグループに対してサポートされない依存関係
      6. サービスグループの依存関係を持つ VCS の動作
        1.  
          グループ依存関係でのオンライン操作
        2.  
          グループ依存関係でのオフライン操作
        3.  
          グループ依存関係の切り替え操作
  4. 第 IV 部 管理 - 高度な操作
    1. VCS イベント通知
      1. VCS イベント通知について
        1.  
          イベントメッセージと重要度
        2.  
          メッセージキューの永続性とレプリケーションについて
        3.  
          HAD によるメッセージの削除
      2. VCS イベント通知のコンポーネント
        1. notifier プロセスについて
          1.  
            notifier コマンドの例
        2. hanotify ユーティリティについて
          1.  
            hanotify コマンドの例
      3. VCS イベントとトラップについて
        1.  
          クラスタのイベントとトラップ
        2.  
          エージェントのイベントとトラップ
        3.  
          リソースのイベントとトラップ
        4.  
          システムのイベントとトラップ
        5.  
          サービスグループのイベントとトラップ
        6.  
          SNMP 固有のファイル
        7. VCS MIB のトラップ変数
          1.  
            severityId について
          2.  
            entityType と entitySubType
          3.  
            entityState について
      4. 全体的なイベントの監視について
        1.  
          サービスグループ障害の検出方法
        2.  
          サービスグループ切り替えの検出方法
      5.  
        通知の設定について
    2. VCS イベントトリガ
      1.  
        VCS イベントトリガについて
      2. イベントトリガの使用
        1.  
          トリガを使用した複数アクションの実行
      3. イベントトリガの一覧
        1.  
          dumptunables トリガについて
        2.  
          globalcounter_not_updated トリガについて
        3.  
          injeopardy イベントトリガについて
        4.  
          loadwarning イベントトリガについて
        5.  
          nofailover イベントトリガについて
        6.  
          postoffline イベントトリガについて
        7.  
          postonline イベントトリガについて
        8.  
          preonline イベントトリガについて
        9.  
          resadminwait イベントトリガについて
        10.  
          resfault イベントトリガについて
        11.  
          resnotoff イベントトリガについて
        12.  
          resrestart イベントトリガについて
        13.  
          resstatechange イベントトリガについて
        14.  
          sysoffline イベントトリガについて
        15.  
          sysup トリガについて
        16.  
          sysjoin トリガについて
        17.  
          unable_to_restart_agent イベントトリガについて
        18.  
          unable_to_restart_had イベントトリガについて
        19.  
          violation イベントトリガについて
    3. Virtual Business Services
      1.  
        での Virtual Business Service について
      2.  
        Virtual Business Services の機能
      3.  
        Virtual Business Service の設定例
      4.  
        VCS レベルの依存関係と VBS レベルの依存関係の選択について
  5. 第 V 部 Veritas High Availability 設定ウィザード
    1. Veritas High Availability 設定ウィザードの説明
      1.  
        Veritas High Availability 設定ウィザードについて
      2.  
        Veritas High Availability 設定ウィザードの起動
      3.  
        VMware 仮想環境における標準的な VCS クラスタ構成
      4.  
        物理環境における標準的な VCS クラスタ構成
    2. [Veritas High Availability]ビューでのアプリケーション監視の管理
      1. [Veritas High Availability]ビューからのアプリケーション監視の管理
        1.  
          [Veritas High Availability]ビューについて
        2.  
          設定済みのアプリケーションの状態を表示するには
        3.  
          アプリケーション監視の設定または設定解除
        4.  
          アプリケーションの開始または停止
        5.  
          アプリケーション監視を一時停止または再開するには
        6.  
          アプリケーションを別のシステムに切り替えるには
        7.  
          フェールオーバーシステムを追加または削除するには
        8.  
          エラー状態を消去するには
        9.  
          保留操作を解決するには
        10.  
          アプリケーション状態の判断
        11.  
          監視設定をすべて削除するには
        12.  
          VCS クラスタ設定を削除するには
      2.  
        アプリケーション監視設定の管理
  6. 第 VI 部 ディザスタリカバリ用のクラスタ設定
    1. クラスタの相互接続 - グローバルクラスタの作成
      1.  
        VCS グローバルクラスタの動作
      2. VCS グローバルクラスタ: 構成単位
        1.  
          リモートクラスタオブジェクトの視覚化
        2.  
          グローバルサービスグループについて
        3. グローバルクラスタの管理について
          1.  
            Wide Area Connector プロセスについて
          2.  
            広域ハートビートエージェントについて
          3.  
            広域ハートビートエージェントの設定例
        4. シリアル化について - Authority 属性
          1.  
            Authority 属性と AutoStart 属性について
        5.  
          耐性と優先権について
        6.  
          広域フェールオーバーを管理するための VCS エージェント
        7.  
          Steward プロセスについて: 2 つのクラスタのグローバルクラスタにおけるスプリットブレインの処理
        8.  
          グローバルクラスタでの情報のやり取りのセキュア化
      3. グローバルクラスタの前提条件
        1.  
          クラスタ設定の前提条件
        2.  
          アプリケーション設定の前提条件
        3.  
          広域ハートビートの前提条件
        4.  
          ClusterService グループの前提条件
        5.  
          レプリケーション設定の前提条件
        6.  
          セキュアモードで動作しているクラスタの前提条件
      4.  
        グローバルクラスタの設定計画について
      5. グローバルクラスタの設定
        1.  
          グローバルクラスタ設定のためのアプリケーションとレプリケーションの設定
        2. グローバルクラスタ設定向けにクラスタを設定する
          1.  
            プライマリサイトでのグローバルクラスタコンポーネントの設定
          2.  
            セカンダリサイトでの VCS のインストールと設定
          3.  
            広域コネクタ間の通信のセキュリティ設定
          4.  
            リモートクラスタオブジェクトの設定
          5.  
            追加ハートビートリンクの設定(オプション)
          6.  
            Steward プロセスの設定(オプション)
        3. グローバルクラスタ設定向けにサービスグループを設定する
          1.  
            VVR ベースのレプリケーションのための VCS サービスグループの設定
        4.  
          グローバルサービスグループとしてのサービスグループの設定
      6. クラスタ障害について
        1.  
          障害タイプについて
        2.  
          サービスグループのプライマリへの切り替え
      7. ディザスタリカバリファイアドリルの設定について
        1. 手動によるファイアドリルサービスグループの作成と設定について
          1.  
            ファイアドリルサービスグループの作成
          2.  
            ファイアドリルとレプリケーションサービスグループとのリンクの設定
          3.  
            ファイアドリルサービスグループへのリソースの追加
          4.  
            ファイアドリルサービスグループの設定
          5.  
            FireDrill 属性の有効化
        2. ファイアドリル設定ウィザードを使用するファイアドリルサービスグループの設定について
          1.  
            ファイアドリル設定ウィザードの実行
          2.  
            ファイアドリルサービスグループ内のローカル属性の設定について
        3.  
          正常なファイアドリルの確認
        4.  
          ファイアドリルスケジュールの作成
      8.  
        グローバル環境での RemoteGroup エージェントを使用した多層型アプリケーションのサポート
      9. 多層型環境に関するシナリオ
        1.  
          クラスタ 1 に対応する main.cf ファイルについて
        2.  
          クラスタ 2 に対応する main.cf ファイルについて
        3.  
          クラスタ 3 に対応する main.cf ファイルについて
        4.  
          クラスタ 4 に対応する main.cf ファイルについて
    2. コマンドラインによるグローバルクラスタの管理
      1.  
        コマンドラインによるグローバルクラスタの管理について
      2. グローバルクラスタの設定でのグローバルクエリーについて
        1.  
          グローバルクラスタサービスグループのクエリー
        2.  
          複数のクラスタ全体のリソースのクエリー
        3.  
          システムのクエリー
        4.  
          クラスタのクエリー
        5.  
          状態のクエリー
        6.  
          ハートビートのクエリー
      3.  
        グローバルクラスタ設定でのグローバルサービスグループの管理
      4.  
        グローバルクラスタ設定でのリソースの管理
      5. グローバルクラスタ設定でのクラスタの管理
        1.  
          グローバルクラスタセットアップでのクラスタアラートの管理
        2.  
          グローバルクラスタ設定でのクラスタ名の変更
        3.  
          グローバルクラスタ設定からのリモートクラスタの削除
      6.  
        グローバルクラスタ設定でのハートビートの管理
    3. RDC(Replicated Data Cluster)の設定
      1.  
        RDC(Replicated Data Cluster)について
      2.  
        VCS レプリケーションデータクラスタの動作
      3. Replicated Data Cluster 構成の設定について
        1.  
          一般的な RDC(Replicated Data Cluster)の設定について
        2.  
          レプリケーションの設定について
        3.  
          サービスグループの設定
        4.  
          サービスグループの依存関係の設定
      4. サービスグループの移行について
        1.  
          サービスグループの切り替え
      5.  
        ファイアドリルの設定について
    4. キャンパスクラスタの設定
      1.  
        キャンパスクラスタの設定について
      2.  
        VCS キャンパスクラスタの要件
      3.  
        VCS キャンパスクラスタの一般的な設定
      4. VCS キャンパスクラスタの動作
        1.  
          キャンパスクラスタでの I/O フェンシングについて
      5. キャンパスクラスタの設定について
        1.  
          キャンパスクラスタを設定するための準備
        2.  
          データ破損を防止するための I/O フェンシングの設定
        3.  
          キャンパスクラスタ設定向けの VxVM ディスクグループの設定
        4.  
          キャンパスクラスタ向けの VCS サービスグループの設定
      6.  
        キャンパスクラスタでのファイアドリル
      7.  
        DiskGroupSnap エージェントについて
      8. キャンパスクラスタでのファイアドリルの実行について
        1.  
          ファイアドリルサービスグループの設定
        2.  
          キャンパスクラスタでのファイアドリルの正常な実行
  7. 第 VII 部 トラブルシューティングおよび処理速度
    1. 処理速度に関する注意事項
      1. クラスタコンポーネントの処理速度に対する影響
        1.  
          カーネルコンポーネント(GAB と LLT)の処理速度に対する影響
        2.  
          VCS エンジン(HAD)の処理速度に対する影響
        3. エージェントの処理速度に対する影響
          1.  
            リソースタイプとエージェント設定の監視
        4.  
          VCS グラフィカルユーザーインターフェースの処理速度に対する影響
      2. クラスタ操作の処理速度に対する影響
        1.  
          クラスタシステム起動時の VCS の処理速度に関する注意事項
        2.  
          リソースがオンラインになるときの VCS の処理速度に関する考慮事項
        3.  
          リソースがオフラインになるときの VCS の処理速度に関する注意事項
        4.  
          サービスグループがオンラインになるときの VCS の処理速度に関する注意事項
        5.  
          サービスグループがオフラインになるときの VCS の処理速度に関する注意事項
        6.  
          リソースで障害が発生したときの VCS の処理速度に関する注意事項
        7.  
          システムで障害が発生したときの VCS の処理速度に関する注意事項
        8.  
          ネットワークリンクで障害が発生したときの VCS の処理速度に関する注意事項
        9. システムパニックのときの VCS の処理速度に関する注意事項
          1.  
            GAB クライアントプロセス障害について
          2.  
            GAB クライアントの登録監視について
          3.  
            ネットワークエラーと GAB IOFENCE メッセージについて
          4.  
            Quick Reopen について
        10.  
          サービスグループが切り替わるときの VCS の処理速度に関する注意事項
        11.  
          サービスグループがフェールオーバーするときの VCS の処理速度に関する注意事項
      3. スケジュールクラスと優先度の設定について
        1.  
          優先度の範囲について
        2.  
          デフォルトのスケジュールクラスと優先度
      4. VCS エージェントの統計機能
        1.  
          監視サイクル時間の記録
        2.  
          エージェントの統計機能を有効にする属性
      5. VCS のチューニングパラメータについて
        1. LLT のチューニングパラメータについて
          1.  
            LLT タイマーチューニングパラメータについて
          2.  
            LLT フロー制御チューニングパラメータについて
          3.  
            LLT タイマーチューニングパラメータの設定
        2. GAB のチューニングパラメータについて
          1.  
            GAB のロード時チューニングパラメータまたは静的チューニングパラメータについて
          2.  
            GAB の実行時チューニングパラメータまたは動的チューニングパラメータについて
        3. チューニングパラメータ VXFEN について
          1.  
            VXFEN モジュールパラメータの設定
        4.  
          AMF チューニングパラメータについて
    2. VCS のトラブルシューティングおよびリカバリ
      1. VCS メッセージログ
        1.  
          VCS エージェントのエントリポイントのログ統合
        2.  
          VCS リソースの予期しない動作をトラブルシューティングするための FFDC(First Failure Data Capture)の強化
        3.  
          GAB メッセージのログ
        4.  
          エージェントのデバッグログの有効化
        5.  
          IMF のデバッグログの有効化
        6.  
          VCS エンジンのデバッグログの有効化
        7.  
          デバッグログのタグの使用法について
        8. サポート分析用の VCS 情報の収集
          1.  
            CPU、メモリ、スワップの計測または予測された値の確認
        9.  
          サポート分析用に LLT と GAB の情報を収集する
        10.  
          サポート分析用の IMF 情報の収集
        11.  
          メッセージカタログ
      2. VCS エンジンのトラブルシューティング
        1.  
          HAD の診断
        2.  
          HAD が繰り返し再起動される
        3.  
          GAB が HAD を強制終了する原因となる DNS の設定上の問題
        4.  
          シーディングと I/O フェンシング
        5.  
          preonline IP チェック
      3. LLT(Low Latency Transport)のトラブルシューティング
        1.  
          LLT 起動スクリプトでエラーが表示される
        2.  
          LLT がクロスリンクの使用を検出する
        3.  
          LLT リンクの状態メッセージ
        4.  
          VCS または SFHA をインストールして起動した後、クラスタが形成されない
      4. GAB(Group Membership Services/Atomic Broadcast)のトラブルシューティング
        1.  
          ポート再開放の遅延
        2.  
          クライアントプロセスの障害が原因でノードがパニック状態になる
      5. VCS の起動に関するトラブルシューティング
        1.  
          "VCS:10622 ローカルクラスタの設定がありません。(Local cluster configuration missing)"
        2.  
          "VCS:10623 ローカルの設定が無効です。(local configuration invalid)"
        3.  
          「VCS:11032 登録が失敗しました。終了します。(registration failed. Exiting)」【前のセグメントに統合】
        4.  
          "クラスタのメンバーシップを待っています(Waiting for cluster membership)"
      6. systemd ユニットサービスファイルの問題のトラブルシューティング
        1.  
          ユニットサービスにエラーが発生し、対応するモジュールがロードされたままの場合、systemd はこのモジュールをアンロードできず、パッケージを削除できない
        2.  
          ユニットサービスがアクティブであり、対応するプロセスが systemd の外部で停止した場合、このサービスは systemctl start を使用して再開できない
        3.  
          ユニットサービスが停止するまで、または対応するサービスが開始するまでにデフォルトのタイムアウトよりも長い時間がかかる場合、Failed 状態に移行する
      7.  
        IMF(Intelligent Monitoring Framework)のトラブルシューティング
      8. サービスグループに関するトラブルシューティング
        1.  
          VCS はサービスグループを自動的に起動しない
        2.  
          システムが RUNNING 状態にならない
        3.  
          あるシステムでサービスグループがオンラインにならない
        4.  
          サービスグループが自動起動しない
        5.  
          サービスグループがフリーズしている
        6.  
          フェールオーバーサービスグループが、別のシステムでオンラインになっている
        7.  
          重大なリソース障害が発生した
        8.  
          サービスグループが自動無効化の状態になっている
        9.  
          リソースがオンラインまたはオフラインになるまでサービスグループが待機している
        10.  
          依存関係が満たされるまでサービスグループが待機している
        11.  
          サービスグループのプローブが完了していない
        12.  
          サービスグループが予想されたシステムにフェールオーバーしない
        13.  
          FailOverPolicy が BiggestAvailable に設定されているのに、サービスグループが BiggestAvailable システムにフェールオーバーしない
        14.  
          VCS で作成されるバックアップからの測定データベースの復元
        15.  
          測定データベースの初期化の失敗
        16.  
          サービスグループのフェールオーバーまたはスイッチ中にエラーメッセージが表示される
      9. リソースに関するトラブルシューティング
        1.  
          サービスグループがフェールオーバーによってオンライン化された
        2.  
          サービスグループの状態遷移を待っている
        3.  
          子リソースがオンラインになるのを待っている
        4.  
          親リソースがオフラインになるのを待っている
        5.  
          リソースからの応答を待っている
        6. エージェントが動作していない
          1.  
            無効なエージェントの引数
        7.  
          ディスクグループが無効な場合でも、ディスクグループエージェントの monitor エントリポイントが ONLINE を返す
      10. トラブルシューティングのサイト
        1.  
          オンライン伝播操作は開始されたが、サービスグループがオンラインにならない
        2.  
          ネットワーク分割中に、VCS が優先サイトでノードパニックを起こす
        3.  
          ストレッチサイトの設定に失敗する
        4.  
          サイト名の変更
      11. I/O フェンシングのトラブルシューティング
        1.  
          ノードを再ブートした後、フェンシングモジュールの開始に失敗するとクラスタの結合に失敗する
        2.  
          他のノードが除外されている間、ノードはクラスタを参加させられない
        3.  
          SCSI TEST UNIT READY コマンドが失敗すると、vxfentsthdw ユーティリティが失敗する
        4.  
          SCSI-3 ディスクから手動で既存のキーを削除する
        5.  
          システムパニックによって潜在的なデータ破損が防止される
        6.  
          コーディネータディスクの I/O フェンシングキーのクラスタ ID がローカルクラスタの ID と一致しない
        7. フェンシングの起動時にすでに発生しているスプリットブレイン状態が報告される
          1.  
            すでに発生しているスプリットブレイン状態のクリア
        8.  
          登録済みのキーがコーディネータディスクから失われている
        9.  
          クラスタがオフラインになっているときに不具合のあるディスクの置換
        10.  
          rcp または scp コマンドが機能していないと vxfenswap ユーティリティが終了する
        11. CP サーバーのトラブルシューティング
          1.  
            CP サーバーサービスグループに関連する問題のトラブルシューティング
          2.  
            CP サーバーの接続の確認
        12. VCS クラスタノードでのサーバーベースのフェンシングのトラブルシューティング
          1.  
            サーバーベースのフェンシング用に設定された VCS クラスタ ノードでのフェンシング起動時の問題
        13. コーディネーションポイントのオンライン移行中の問題
          1.  
            vxfenswap コマンド実行後の vxfen サービスグループのアクティビティ
      12. 通知に関するトラブルシューティング
        1.  
          SNMP による通知を設定しても、SNMP コンソールにトラップが表示されない
      13. グローバルクラスタのトラブルシューティングとリカバリ
        1.  
          災害宣言
        2.  
          失われたハートビートと照会の機構
        3. VCS のアラート
          1.  
            アラートのタイプ
          2.  
            アラートの管理
          3.  
            アラートに関連付けられたアクション
          4.  
            取り消しイベント
          5.  
            起動時の同時性違反
      14.  
        Steward プロセスのトラブルシューティング
      15. ライセンスに関するトラブルシューティング
        1.  
          ライセンスキーの検証
        2. ライセンスのエラーメッセージ
          1.  
            [Licensing] Insufficient memory to perform operation
          2.  
            [Licensing] No valid VCS license keys were found
          3.  
            [Licensing] Unable to find a valid base VCS license key
          4.  
            [Licensing] License key can not be used on this OS platform
          5.  
            [Licensing] VCS evaluation period has expired
          6.  
            [Licensing] License key can not be used on this system
          7.  
            [Licensing] Unable to initialize the licensing framework
          8.  
            [Licensing] QuickStart is not supported in this release
          9.  
            [Licensing] Your evaluation period for the feature has expired.This feature will not be enabled the next time VCS starts
      16. セキュア設定のトラブルシューティング
        1.  
          FIPS モードが設定できない
      17. ウィザードベースの設定に関する問題のトラブルシューティング
        1.  
          hastop - all コマンドを実行すると、仮想ディスクが切断される
      18. [Veritas High Availability]ビューの問題のトラブルシューティング
        1.  
          [Veritas High Availability]ビューでアプリケーション監視状態が表示されない
        2.  
          アプリケーション表示名の特殊文字が原因で[Veritas High Availability]ビューがフリーズする場合がある
        3.  
          [Veritas High Availability]タブで[フェールオーバーシステムの追加 (Add Failover System)]リンクがグレー表示になる
  8. 第 VIII 部 付録
    1. 付録 A. VCS のユーザー権限 - 管理コマンドマトリックス
      1.  
        管理コマンドマトリックスについて
      2. 管理コマンドマトリックス
        1.  
          エージェントの操作(haagent)
        2.  
          属性の操作(haattr)
        3.  
          クラスタの操作(haclus、haconf)
        4.  
          サービスグループの操作(hagrp)
        5.  
          ハートビートの操作(hahb)
        6.  
          ログの操作(halog)
        7.  
          リソースの操作(hares)
        8.  
          システムの操作(hasys)
        9.  
          リソースタイプの操作(hatype)
        10.  
          ユーザーの操作(hauser)
    2. 付録 B. VCS コマンド: クイックリファレンス
      1.  
        VCS コマンドのクイックリファレンスについて
      2.  
        VCS コマンドラインリファレンス
    3. 付録 C. クラスタとシステムの状態
      1. リモートクラスタの状態
        1.  
          クラスタの状態遷移の例
      2. システムの状態
        1.  
          システムの状態遷移の例
    4. 付録 D. VCS の属性
      1.  
        各属性とその定義について
      2.  
        リソース属性
      3.  
        リソースタイプ属性
      4.  
        サービスグループ属性
      5.  
        システムの属性
      6.  
        クラスタ属性
      7.  
        ハートビートの属性(グローバルクラスタ用)
      8.  
        リモートクラスタの属性
      9.  
        サイト属性
    5. 付録 E. VCS のアクセシビリティ
      1.  
        VCS でのアクセシビリティについて
      2. ナビゲーションとキーボードのショートカット
        1.  
          Java コンソールでのナビゲーション
        2.  
          Web コンソールでのナビゲーション
      3.  
        ユーザー補助設定のサポート
      4.  
        補助技術のサポート

リソースタイプ属性

リソースタイプの一部の静的属性は無効化が可能です。

次に示す属性について詳しくは、『Cluster Server エージェント開発者ガイド』のエージェントパラメータの設定に関する章を参照してください。

表: リソースタイプ属性 にリソースタイプ属性の一覧を示します。

表: リソースタイプ属性

リソースタイプ属性

説明

ActionTimeout

(ユーザー定義)

Action 関数のタイムアウト値。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 30 秒

AdvDbg

(ユーザー定義)

拡張デバッグのアクティブ化を有効にします。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - キーリスト

  • デフォルト: 適用不可能

AdvDbg 属性について詳しくは、『Cluster Server エージェント開発者ガイド』を参照してください。

AgentClass

(ユーザー定義)

VCS エージェントプロセスのスケジュールクラスを指定します。

VCS でスケジュールクラスと優先度を設定するには、次の属性セットのどちらか一方のみを使います。

  • AgentClass、AgentPriority、ScriptClass、ScriptPriority

    または

  • OnlineClass、OnlinePriority、EPClass、EPPriority

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

  • デフォルト: TS

AgentDirectory

(ユーザー定義)

エージェントバイナリとスクリプトがあるディレクトリのパスを入力します。

エージェントは次のディレクトリでバイナリとスクリプトを検索します。

  • AgentDirectory 属性で指定したディレクトリ

  • /opt/VRTSvcs/bin/type/

  • /opt/VRTSagents/ha/bin/type/

前のディレクトリがいずれも存在しない場合、エージェントは開始しません。

この属性を AgentFile 属性と組み合わせて使って、別の場所またはエージェントの別のバイナリを指定します。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

  • デフォルト = ""

AgentFailedOn

(システムのみ使用)

このリソースタイプのエージェントに障害が発生したシステムのリストです。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - キーリスト

  • デフォルト: 適用不可能

AgentFile

(ユーザー定義)

エージェントバイナリの名前とパスを入力します。 この属性に値を指定しない場合、AgentDirectory 属性で定義したパスにあるエージェントバイナリを VCS は使います。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

  • デフォルト = ""

AgentPriority

(ユーザー定義)

エージェントプロセスを実行するときの優先度を指定します。

VCS でスケジュールクラスと優先度を設定するには、次の属性セットのどちらか一方のみを使います。

  • AgentClass、AgentPriority、ScriptClass、ScriptPriority

    または

  • OnlineClass、OnlinePriority、EPClass、EPPriority

データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

デフォルト: 0

AgentReplyTimeout

(ユーザー定義)

エージェントを再起動する前に、エージェントから送られるハートビートを受信するために、エンジンが待機する秒数です。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 130 秒

AgentStartTimeout

(ユーザー定義)

エージェントの起動後、エージェントを再起動する前に、エンジンがエージェントから最初の「ハンドシェーク」が成立するまで、待機する秒数です。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 60 秒

AlertOnMonitorTimeouts

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

この属性で指定されている値またはその倍数の値の回数だけモニタがタイムアウトすると、VCS はユーザーに SNMP 通知を送信します。 この属性をある値(たとえば N)に設定した場合、最初のモニタタイムアウトで通知を送信した後、2 回目の通知に対する最初のモニタタイムアウトを含めてモニタタイムアウトが N 回連続するごとに、VCS は SNMP 通知を送信します。

AlertOnMonitorTimeouts を 0 に設定すると、VCS は最初のモニタタイムアウトに対してのみ SNMP 通知をユーザーに送信します。モニタが正常に戻るまでの以降のモニタタイムアウトについては、VCS はそれ以上の通知をユーザーに送信しません。

AlertOnMonitorTimeouts 属性を FaultOnMonitorTimeouts 属性と組み合わせて使用すると、VCS で設定されているグループのリソースのモニタタイムアウト時の動作を制御できます。 サービスグループのすべてのリソースに対して FaultOnMonitorTimeouts を 0 に設定し、AlertOnMonitorTimeouts を何らかの値に設定すると、そのサービスグループで設定されているリソースに対しては VCS はモニタタイムアウト時に何も処理を実行せず、AlertOnMonitorTimeouts 属性で設定されている頻度での通知の送信だけを行います。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 0

ArgList

(ユーザー定義)

open、close、online、offline、monitor、clean、info、action 関数に値が渡される、属性の順序付きリストです。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - ベクトル

  • デフォルト: 適用不可能

AttrChangedTimeout

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

attr_changed 関数の処理は、このパラメータに指定した時間(秒数)内に完了する必要があり、完了しない場合は終了します。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 60 秒

CleanRetryLimit

(ユーザー定義)

リソースを ADMIN_WAIT 状態に移行する前に clean 機能を再試行する回数です。0 に設定すると clean は無限に再試行されます。

この属性の有効な値は 0 から 1024 までの範囲です。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 0

CleanTimeout

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

clean 関数の処理は、このパラメータに指定した時間(秒数)内に完了する必要があり、完了しない場合は終了します。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 60 秒

CloseTimeout

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

close 関数の処理は、このパラメータに指定した時間(秒数)内に完了する必要があり、完了しない場合は終了します。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 60 秒

ConfInterval

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

指定した時間(秒単位)、リソースがオンライン状態を継続した場合、前回の障害と再起動の試行は、エージェントによって無視されます (詳しくは ToleranceLimit 属性および RestartLimit 属性を参照してください)。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 600 秒

ContainerOpts

(システムのみ使用)

リソースを制御するエージェントに渡す情報を指定します。 これらの値はサービスグループの ContainerInfo 属性が設定されている場合にのみ有効です。

  • RunInContainer

    RunInContainer キーの値が 1 のとき、そのリソースのエージェント関数(エントリポイント)はローカルコンテナの内部で動作します。

    RunInContainer キーの値が 0 のとき、そのリソースのエージェント関数(エントリポイント)はローカルコンテナの外部(グローバル環境)で動作します。

  • PassCInfo

    PassCInfo キーの値が 1 である場合、エージェント関数はサービスグループの ContainerInfo 属性で定義されるコンテナの情報を受け取ります。 たとえば、この値を使ってコンテナ名をエージェントへ渡すことができます。PassCInfo キーの値が 0 である場合、エージェント関数はサービスグループの ContainerInfo 属性で定義されるコンテナの情報を受け取りません。

EPClass

(ユーザー定義)

online エージェント関数(エントリポイント)以外のエントリポイントのスケジュールクラスを、エントリポイントが C かスクリプトかに関係なく制御できます。

この属性の有効な値は次のとおりです。

  • RT(リアルタイム)

  • TS(タイムシェアリング)

  • -1 - VCS でエントリポイントのスケジュールクラスの制御にこの属性を使わないことを示します。

VCS でスケジュールクラスと優先度を設定するには、次の属性セットのどちらか一方のみを使います。

  • AgentClass、AgentPriority、ScriptClass、ScriptPriority

    または

  • OnlineClass、OnlinePriority、EPClass、EPPriority

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

  • デフォルト: -1

EPPriority

(ユーザー定義)

online エントリポイント以外のエージェント関数(エントリポイント)のスケジュール優先度を制御できます。 この属性は、エントリポイントが C かスクリプトかに関係なくエージェント関数の優先度を制御します。

この属性の有効な値は次のとおりです。

  • 0 - オペレーティングシステムでの、EPClass 属性で指定される設定済みスケジュールクラスのデフォルト優先度の値です。

  • 0 より大きい - オペレーティングシステムでのデフォルト優先度よりも大きい値です。この属性には 0 より大きい値を設定することを推奨します。システムの負荷が高ければ高いほど、この値を大きくする必要があります。

  • -1 - VCS でエントリポイントのスケジュール優先度の制御にこの属性を使わないことを示します。

VCS でスケジュールクラスと優先度を設定するには、次の属性セットのどちらか一方のみを使います。

  • AgentClass、AgentPriority、ScriptClass、ScriptPriority

    または

  • OnlineClass、OnlinePriority、EPClass、EPPriority

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

  • デフォルト: -1

ExternalStateChange

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

VCS の制御外でリソースが意図的にオンラインまたはオフラインになったとき、VCS がサービスグループの状態をどのように処理するのかを定義します。

属性は次の値をとることができます。

OnlineGroup: 設定済みアプリケーションが VCS の制御外で開始された場合、VCS は対応するサービスグループをオンラインにします。

OfflineGroup: 設定済みアプリケーションが VCS の制御外で停止された場合、VCS は対応するサービスグループをオフラインにします。

OfflineHold: 設定済みアプリケーションが VCS の制御外で停止された場合、VCS は対応する VCS リソースの状態をオフラインにします。 VCS が親リソースまたはサービスグループをオフラインにすることはありません。

OfflineHold および OfflineGroup は、互いに排他的です。

FaultOnMonitorTimeouts

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

この属性に定義した回数、monitor エントリポイントがタイムアウトした場合、clean 関数を実行して対象リソースを停止させます。 その後、RestartLimit 属性の設定に応じて、リソースの状態を FAULTED とするか、再起動を実行します。

この属性に 0 を設定した場合、monitor エントリポイントがタイムアウトしてもリソースの障害とは見なされません。 1 や 2 などの小さい値を設定した場合、特に負荷のかかっているシステムでシステムリソース不足が原因で monitor がタイムアウトしたとしても、リソース障害と判断する可能性があります。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 4

FaultPropagation

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

VCS が、リソースに障害が発生した場合に親リソースにも障害を伝播してサービスグループ全体をオフラインにするかどうかを指定します。

値 1 は、グループの AutoFailOver 属性を 1 に設定している場合にリソースエラーが起きたときに、VCS がサービスグループをフェールオーバーすることを示します。値 0 は、リソースエラーが起きたときに Critical 属性の値に関係なく VCS が他のリソースをオフラインにしないことを示します。 サービスグループは、リソースに障害が起きた場合にフェールオーバーしません。

  • データ形式と値の種類: ブール - スカラー

  • デフォルト: 1

FireDrill

(ユーザー定義)

このリソースタイプでファイアドリルを有効にするかどうかを指定します。 各値の説明を以下に示します。

  • 0: ファイアドリルを無効にする

  • 1: ファイアドリルを有効にする

この属性は変更できます。

  • データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

  • デフォルト: 0

IMF

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

IMF 対応のエージェントがインテリジェントなリソース監視を実行する必要があるかどうかを指定します。 リソースレベルでこの属性の値を上書きすることもできます。

データ形式と値のタイプ: 整数 - 関連

この属性は次のキーを含んでいます。

  • Mode

    この属性を定義して、インテリジェントなリソース監視を有効または無効にします。

    有効な値は次のとおりです:

    • 0 - インテリジェントなリソースの監視を実行しない

    • 1 - オフラインリソースについてはインテリジェントなリソースの監視を実行し、オンラインリソースについてはポーリングベースの監視を実行する

    • 2 - オンラインリソースについてはインテリジェントなリソースの監視を実行し、オフラインリソースについてはポーリングベースの監視を実行する

    • 3 - オンラインリソースとオフラインリソースの両方についてインテリジェントなリソースの監視を実行する

  • MonitorFreq

    このキー値は、エージェントが監視エージェント関数を呼び出す頻度を指定します。 このキーの値は整数です。

    インテリジェントなリソース監視に加えてポーリングベースのリソース監視をエージェントが実行する必要がある場合、この属性をゼロ以外の値に設定できます。エージェント固有の推奨事項については、『Cluster Server 付属エージェントリファレンスガイド』を参照してください。

    リソースが IMF 通知モジュールに登録した後、エージェントは次のように監視エージェント関数を呼び出します。

    • オンラインリソースの場合は(MonitorFreq x MonitorInterval)秒おき

    • オフラインリソースの場合は(MonitorFreq x OfflineMonitorInterval)秒おき

  • RegisterRetryLimit

    IMF を有効にした場合、エージェントは imf_register エージェント関数を呼び出して、リソースを IMF 通知モジュールに登録します。 RegisterRetyLimit キーの値によって、エージェントがリソースの登録を再試行する必要がある回数が決まります。 エージェントが、指定された制限内にリソースを登録できない場合、リソースの状態が変化するか、Mode キーの値が変更されるまで、インテリジェントな監視は無効になります。

IMFRegList

(ユーザー定義)

値が IMF 通知モジュールに登録される属性の順序付きリストです。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - ベクトル

  • デフォルト: 適用不可能

InfoInterval

(ユーザー定義)

特定のリソースタイプで状態が ONLINE のリソースについて、エージェントフレームワークが定期的に info 関数を実行する間隔を秒単位で定義します。

0 を設定した場合、info 関数の定期的な実行は行われません。 info 関数を手動で実行する場合は、hares -refreshinfo コマンドを実行します。 たとえば、あるリソースタイプ属性で、この属性値に 30 を設定した場合、そのリソースタイプで、状態が ONLINE であるすべてのリソースについて、30 秒ごとに info 関数が実行されます。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 0

IntentionalOffline

(ユーザー定義)

設定済みアプリケーションが、VCS 制御外で意図的に停止されたときの VCS の対応を定義します。

VCS 制御外での意図的なオフラインの検出をサポートするエージェントにこの属性を追加します。 意図的オフライン機能は、V51 以降で登録されたエージェントで利用できます。

値 0 は、サポート対象のリソースが VCS 制御外でオフラインにされたとき、障害を登録してサービスグループのフェールオーバーを開始することを示します。

値 1 は、対応するアプリケーションが VCS の制御外で停止されたとき、VCS がリソースをオフラインにすることを示します。

  • データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

  • デフォルト: 0

InfoTimeout

(ユーザー定義)

info 関数のタイムアウト値。 指定時間内に関数が完了しない場合、エージェントフレームワークは、この info 関数のスレッドを強制終了させます。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 30 秒

LevelTwoMonitorFreq

(ユーザー定義)

このリソースタイプのエージェントが第 2 レベル、つまり詳細な監視を実行する必要がある頻度を指定します。

データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

デフォルト: 0

LogDbg

(ユーザー定義)

リソースタイプ、またはエージェントフレームワークに対して、デバッグレベルを定義します。 DBG_1 から DBG_21 のキーを使ってこのエージェント関数にデバッグレベルを定義します。エージェントフレームワークからのデバッグメッセージは、デバッグのレベルを示す DBG_AGINFO、DBG_AGDEBUG、DBG_AGTRACE とともにログに記録されます。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - キーリスト

  • デフォルト: {} (なし)

LogDbg 属性は変更できます。LogDbg 属性を使ってリソースレベルで DBG_AGINFO、DBG_AGTRACE、DBG_AGDEBUG の重要度を設定できますが、これらのレベルはエージェントタイプに固有なので影響はありません。LogDbg 属性を使ってリソースレベルで DBG_1 から DBG_21 までの間の値に設定することを推奨します。

LogFileSize

(ユーザー定義)

エージェントログのファイルサイズをバイト単位で定義します。 最小値は 64 KB です。 最大値は 134217728 バイト(128 MB)です。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 33554432(32 MB)

LogViaHalog

(ユーザー定義)

設定した値に基づいて、エージェントログファイルやエンジンログファイルそれぞれに記録するすべてのエントリポイントのログを有効にします。

  • 0: エージェントのログをそれぞれのエージェントログファイルに記録する

  • 1: halog コマンドを使って C/C++ エントリポイントのログをエージェントログファイルに記録し、スクリプトエントリポイントのログをエンジンログファイルに記録します。

種類: ブール - スカラー

デフォルト: 0

MigrateWaitLimit

(ユーザー定義)

移行手順の完了後、リソースが移行するのを待機する監視間隔の数。 MigrateWaitLimit は、移行操作が移行元ノードのリソースをオフラインにして移行先ノードのリソースをオンラインにするので移行元と移行先のノードに適用できます。 移行手順の完了後に移行元ノードのリソースがオフラインになるのを待機する監視間隔の数値と、移行元ノードのリソースがオフラインになった後に移行先ノードのリソースがオンラインになるのを待機する監視間隔の数値として MigrateWaitLimit を定義することもできます。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 2

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

手動で起動されるプローブは、MigrateWaitLimit が設定されていて、リソースが移行するのを待っている間に数えられます。 たとえば、リソースの MigrateWaitLimit が 5 に設定され、MonitorInterval が 60(秒)に設定されている場合、リソースは最大で 5 監視間隔(5 × 60)だけ待機し、MigrateWaitLimit 内の 5 回の監視すべてでリソースをソースノードでオンラインとして報告した場合、ADMIN_WAIT フラグを設定します。 別のプローブを実行した場合、リソースは 4 監視間隔(4 × 60)だけ待機し、4 回目の監視で状態をソースでオフラインと報告しない場合、ADMIN_WAIT フラグを設定します。 この手順は 5 つの完全なサイクルで繰り返されます。 同様に、リソースが MigrateWaitLimit 内の状態がオンラインに移行しない場合は、ADMIN_WAIT フラグを設定します。

MigrateTimeout

(ユーザー定義)

移行手順は、このパラメータに指定した時間(秒数)内に完了する必要があり、完了しない場合は終了します。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 600 秒

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

MonitorInterval

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

状態が online のリソース、または ONLINE へ遷移中のリソースに対して連続して行われる monitor エントリポイント実行間隔を秒単位で定義します。

メモ:

メモ: MultiNICB タイプに対するこの属性の値は、IPMultiNICB タイプに対するこの属性の値よりも小さくする必要があります。詳しくは、『Cluster Server 付属エージェントリファレンスガイド』を参照してください。

同じタイプのリソースが多数存在するクラスタで、この属性値の値が小さい場合、VCS は頻繁に monitor を実行することになるため、処理速度に影響が出ることがあります。 値が大きい場合、障害の発生したリソースの検出に時間がかかる可能性があります。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 60 秒

MonitorStatsParam

(ユーザー定義)

監視時間の統計計算に必要なパラメータ値を格納します。

static str MonitorStatsParam = {Frequency = 10, 
ExpectedValue = 3000, ValueThreshold = 100, 
AvgThreshold = 40}

Frequency: 監視サイクルの平均時間を計算してエンジンに送信するまでの監視サイクルの数。 この属性を設定する場合は、1 から 30 までの値に設定する必要があります。値が 0 の場合は、監視サイクル時間が計算できないことを示します。 デフォルト: 0.

ExpectedValue: このタイプのすべてのリソースに対して予測される監視時間(ミリ秒)。 デフォルト: 100.

ValueThreshold: 期待監視サイクル時間(ExpectedValue)と実際の監視サイクル時間との許容差(%)。 デフォルト: 100.

AvgThreshold: 監視サイクル時間の基準平均と移動平均の間の許容差(%)。 デフォルト: 40.

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - 関連

  • デフォルト: パラメータごとに異なる値

MonitorTimeout

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

monitor 関数の処理は、このパラメータに指定した時間(秒数)内に完了する必要があり、完了しない場合は終了します。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 60 秒

NumThreads

(ユーザー定義)

リソースを管理するためにエージェントプロセスで使われるスレッド数です。 この属性で定義された数は、他の内部の目的で使うスレッドを含みません。

エージェントが管理しているリソース数が NumThreads 値以下の場合は、エージェントにちょうど同数のスレッドが作成されます。 ここでリソースをさらに追加してもサービススレッドが作成されません。 リソースを削除するとサービススレッドは終了します。 つまり、NumThreads を 1 に設定すると、リソースカウントにかかわらずエージェントは 1 つのサービススレッドのみを使うように強制します。 エージェントのフレームワーク上の制限で、この属性の最大値は 30 となっています。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 10

OfflineMonitorInterval

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

状態が OFFLINE のリソースに対する monitor エントリポイントを実行する間隔を秒数で定義します。 0 に設定した場合、OFFLINE 状態のリソースは監視されません。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 300 秒

OfflineTimeout

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

offline 関数の処理は、このパラメータに指定した時間(秒数)内に完了する必要があり、完了しない場合は終了します。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 300 秒

OfflineWaitLimit

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

オフラインプロシージャが完了してから、リソースがオフラインになるまで待機する監視間隔の数を定義します。 リソースがオフラインとなるのに、時間を要する場合は、この属性値を大きくします。

手動で起動されるプローブは、OfflineWaitLimit が設定されていて、リソースがオフラインになるのを待っている間に数えられます。 たとえば、リソースの OfflineWaitLimit が 5 に設定されている場合、MonitorInterval は 60 に設定されます。 リソースは 5 監視間隔(5 × 60)の最大だけ待機し、OfflineWaitLimit 内の 5 回すべての監視でリソースをオンラインとして報告する場合、clean エージェント関数を呼び出します。 ユーザーがプローブを実行した場合、リソースは 4 監視間隔(4 × 60)だけ待機し、4 回目の監視で状態をオフラインと報告しない場合、clean エージェント関数を呼び出します。 ユーザーが別のプローブを起動させると、監視サイクルがさらに 1 回消費され、リソースは 3 つの監視間隔(60 かける 3)を待機します。3 回目の監視で状態がオフラインであると報告されなければ、リソースは clean エージェント関数を呼び出します。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 0

OnlineClass

(ユーザー定義)

オンラインエージェント関数(エントリポイント)のスケジュールクラスを制御できます。 この属性はエントリポイントが C かスクリプトかに関係なくクラスを制御します。

この属性の有効な値は次のとおりです。

  • RT(リアルタイム)

  • TS(タイムシェアリング)

  • -1 - VCS でエントリポイントのスケジュールクラスの制御にこの属性を使わないことを示します。

VCS でスケジュールクラスと優先度を設定するには、次の属性セットのどちらか一方のみを使います。

  • AgentClass、AgentPriority、ScriptClass、ScriptPriority

    または

  • OnlineClass、OnlinePriority、EPClass、EPPriority

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

  • デフォルト: -1

OnlinePriority

(ユーザー定義)

オンラインエージェント関数(エントリポイント)のスケジュール優先度を制御できます。 この属性はエントリポイントが C かスクリプトかに関係なく優先度を制御します。

この属性の有効な値は次のとおりです。

  • 0 - オペレーティングシステムでの、OnlineClass 属性で指定される設定済みスケジュールクラスのデフォルト優先度の値です。

    OnlinePriority 属性の値は 0 に設定することを推奨します。

  • 0 より大きい - オペレーティングシステムでのデフォルト優先度よりも大きい値です。

  • -1 - VCS でエントリポイントのスケジュール優先度の制御にこの属性を使わないことを示します。

VCS でスケジュールクラスと優先度を設定するには、次の属性セットのどちらか一方のみを使います。

  • AgentClass、AgentPriority、ScriptClass、ScriptPriority

    または

  • OnlineClass、OnlinePriority、EPClass、EPPriority

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

  • デフォルト: -1

OnlineRetryLimit

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

リソースをオンラインにできなかった場合に、ONLINE 操作を再試行する回数です。 エージェントに clean 操作が実装されている場合のみ、この属性は有効です。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 0

OnlineTimeout

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

online 関数の処理は、このパラメータに指定した時間(秒数)内に完了する必要があり、完了しない場合は終了します。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 300 秒

OnlineWaitLimit

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

online エントリポイントの完了後、リソースがオンラインになるまで実行される MonitorInterval の回数を定義します。 リソースがオンラインとなるのに、時間を要する場合は、この属性値を大きくします。

ユーザーが実行した各プローブコマンドは、1 回の監視間隔として考慮されます。 たとえばリソースの OnlineWaitLimit が 5 に設定されるとします。これは、5 回の監視間隔後にリソースが障害状態になるということを意味します。 ユーザーがプローブを起動すると、4 回目の監視で状態がオンラインであると報告されなければ、4 つの監視サイクルの後でリソースに障害が発生します。 ユーザーがもう一度プローブを起動すると、監視サイクルがさらに 1 回消費され、3 回目の監視で状態がオンラインであると報告されなければ、リソースに障害が発生します。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 2

OpenTimeout

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

open 関数の処理は、このパラメータに指定した時間(秒数)内に完了する必要があり、完了しない場合は終了します。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 60 秒

操作

(ユーザー定義)

このリソースタイプのリソースの操作を定義します。 値は、OnOnly(オンラインのみ)、OnOff(オンライン、オフラインともに可)、None(オンライン、オフラインともに不可)のいずれかです。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

  • デフォルト: OnOff

RestartLimit

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

予期せぬ原因でリソースがオフラインになり、VCS がリソースを FAULTED と認定する前に、リソースをオンラインにしようと試行する回数です。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 0

ScriptClass

(ユーザー定義)

エージェントによって作成されたスクリプトプロセス(online など)のスケジュールクラスを指定します。

VCS でスケジュールクラスと優先度を設定するには、次の属性セットのどちらか一方のみを使います。

  • AgentClass、AgentPriority、ScriptClass、ScriptPriority

    または

  • OnlineClass、OnlinePriority、EPClass、EPPriority

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

  • デフォルト: -1

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

  • デフォルト: TS

ScriptPriority

(ユーザー定義)

エージェントによって作成されたスクリプトプロセスの優先度を指定します。

VCS でスケジュールクラスと優先度を設定するには、次の属性セットのどちらか一方のみを使います。

  • AgentClass、AgentPriority、ScriptClass、ScriptPriority

    または

  • OnlineClass、OnlinePriority、EPClass、EPPriority

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

  • デフォルト: 0

SourceFile

(ユーザー定義)

設定ファイルを定義します。 main.cf ではこの属性を設定しないでください。

この属性を設定するコマンドを実行する前に、パスがすべてのノード上に存在することを確認します。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

  • デフォルト: .\types.cf

SupportedActions

(ユーザー定義)

リソースタイプの有効なアクショントークン。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - ベクトル

  • デフォルト: {}

SupportedOperations

(ユーザー定義)

リソースタイプまたはエージェントに対する追加の操作を示します。 migrate キーワードのみがサポートされます。

  • データ形式と値のタイプ: 文字列 - キーリスト

  • デフォルト: {}

移行をサポートするリソースタイプの例は、KVM(カーネルベースの仮想マシン)です。

ToleranceLimit

(ユーザー定義)

メモ:

この属性による設定は、一時的に無効にできます。

リソースがオンラインになった後、monitor 関数が急にリソースの状態として OFFLINE と返した場合、その OFFLINE を何回連続して報告したかによって、そのリソースを FAULTED と認定するのかを定義します。

大きな値を設定した場合、リソースを障害と認定するのに時間がかかる可能性があります。

  • データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

  • デフォルト: 0

TypeOwner

(ユーザー定義)

この属性は VCS の通知のために使われます。 エージェントのリソースタイプに関するイベントが生じた際に、この属性で指定した人物に VCS が通知を送ります。 そのタイプのエージェントで障害または再起動が発生すると、VCS は TypeOwner に通知を送信します。VCS はほとんどのイベントをログに記録しますが、すべてのイベントが通知をトリガするとは限らないことに注意してください。

NotifierMngr エージェントの SmtpRecipients 属性で定義された 1 人以上の受信者または TypeOwner に送信する通知の重要度レベルを必ず設定してください。

  • データ形式と値の種類: 文字列 - スカラー

  • デフォルト: ""

  • 例: "jdoe@example.com"

TypeRecipients

(ユーザー定義)

TypeRecipients 属性で設定される電子メール ID は特定のエージェントに関連するイベントの電子メールの通知を受信します。 通知が送信されるエージェントに関連するイベントには、次の 2 種類があります。

  • エージェントのエラー - 警告

  • エージェントの再起動 - 情報