Cluster Server 7.3.1 管理者ガイド - Linux

一連のエージェントに対して IMF を有効にするには

• 次のコマンドを実行します。

  haimfconfig  -enable -agent agent(s)

  このコマンドは、指定したエージェントに対して IMF を有効にします。 また、モジュールがまだ読み込まれていない場合は、システム上の AMF モジュールの設定と読み込みも行います。 エージェントがカスタムエージェントの場合、モード値が正しく設定されていなければ、コマンドは Mode 値と MonitorFreq 値の入力を求めるメッセージを表示します。

  • VCS が実行中の場合、このコマンドでは設定のダンプとエージェントの再起動が必要になる場合があります。 続行するかどうかの確認を求めるメッセージが表示されます。［Yes］を選択すると、実行中のエージェントが再起動され、設定がダンプされます。また、IMF を有効にするために Mode 値（指定したすべてのエージェントの場合）と MonitorFreq 値（カスタムエージェントのみの場合）を適切に設定します。実行されていないエージェントの場合、このコマンドは Mode 値（指定したすべてのエージェントの場合）と MonitorFreq 値（指定したすべてのカスタムエージェントのみの場合）を変更して、エージェントの起動時に IMF がエージェントに対して有効になるようにします。

    メモ:

    設定変更を永続的にするかどうかを確認するメッセージが表示されます。 ［いいえ（No）］を選択すると、コマンドは終了します。 ［はい（Yes）］を選択すれと、IMF が有効になり、haconf -dump -makero コマンドを使用して設定がダンプされます。

  • VCS が実行中でない場合は、VCS 設定ファイルを変更することにより、Mode 値（指定されたすべてのエージェント）と MonitorFreq 値（指定されたすべてのカスタムエージェントのみ）を変更する必要性があります。コマンドは設定ファイルを変更する前に、確認のメッセージを表示します。［はい（Yes）］を選択すると、VCS 設定ファイルが変更されます。 VCS の開始時に、指定したエージェントに対して IMF が有効になります。

一連のエージェントに対して IMF を無効にするには

• 次のコマンドを実行します。

  haimfconfig  -disable -agent agent(s)

  このコマンドは、各エージェントと、Mode 値を上書きしたすべてのリソースで Mode 値を 0 に変更することによって、指定されたエージェントの IMF を無効にします。

  • VCS が実行中の場合、このコマンドは、エージェントの Mode 値と、これらエージェントのすべてのリソースの上書きされた Mode 値を 0 に変更します。

    メモ:

    設定変更を永続的にするかどうかを確認するメッセージが表示されます。 ［いいえ（No）］を選択すると、コマンドは終了します。 ［はい（Yes）］を選択すれと、IMF が有効になり、haconf -dump -makero コマンドを使用して設定がダンプされます。

  • VCS が実行中でない場合、Mode 値の変更はすべて、VCS 設定ファイルを変更することにより行う必要があります。コマンドは設定ファイルを変更する前に、確認のメッセージを表示します。［はい（Yes）］を選択すれと、設定ファイルで Mode 値が 0 に設定されます。