Cluster Server 7.4.3 付属エージェントリファレンスガイド - Linux
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Mount エージェントのエージェント関数
Online | ブロックデバイスをディレクトリにマウントします。 非 NFS のマウントに失敗すると、エージェントはファイルシステムを再びマウントする前に、デバイスに対して fsck コマンドを実行します。 ファイルシステムのタイプが NFS の場合は、エージェントは指定されたディレクトリにリモートファイルシステムをマウントします。 リモート NFS ファイルシステムは、BlockDevice 属性で指定されます。 メモ: SmartIO 機能のライトバックモードを有効にすると、ノードエラーや SSD(Solid State Drive)デバイスエラーが起きたときに保留中のダーティデータを含むファイルがアクセス不能になることがあります。 ライトバックキャッシュのリカバリについて詳しくは、『Veritas InfoScale SmartIO for Solid State Drives ソリューションガイド』を参照してください。 |
Offline | マウント済みのファイルシステムをマウント解除します。 |
監視 | ファイルシステムがマウントされているかどうかを調べます。 Mount エージェントに対して IMF が有効な場合、リソースは非同期に監視され、リソースの状態に変化があると、適切な処理のためすぐに VCS に送信されます。 |
imf_init | AMF(Asynchronous Monitoring Framework)カーネルドライバと連動するようにエージェントを初期化します。 この機能は、エージェントが起動すると実行されます。 |
imf_getnotification | リソースの状態の変更についての通知を待機します。 この機能は、AMF カーネルドライバと連動するようにエージェントが初期化された後に実行されます。 エージェントは継続的に通知を待機し、通知後にリソースでアクションを実行します。 |
imf_register | エージェントで監視する必要があるリソースエンティティを AMF カーネルドライバに登録します。 この機能は、リソースが安定した状態(オンラインまたはオフライン)に入った後に、リソースごとに実行されます。 このアクションのエントリポイントは、マウントエージェントのマウントポイント、ブロックデバイス、ファイルシステムタイプを登録します。 |
Clean | マウント済みのファイルシステムを強制的にマウント解除します。 |
Info | Mount エージェントの info 関数は、次のコマンドを実行します。 # df -h mount_point 出力として、次の Mount リソースの情報が表示されます。 Size Used Avail Use% info エージェント関数を開始するには、InfoInterval のタイミングを 0 より大きい値に設定します。info エージェント関数は 60 秒ごとに実行されます。 # haconf -makerw # hatype -modify Mount InfoInterval 60 Mount リソースに関する情報を取得するコマンドは、次のとおりです。 # hares -value mountres ResourceInfo 次のように出力されます。 Size 2097152 Used 139484 Available 1835332 Used% 8% |
アクション |
|
attr_changed | 1 から 0 まで VxFSMountLock の属性の値を変更するとき、マウントをロック解除します。 |