Cluster Server 7.4.3 付属エージェントリファレンスガイド - Linux
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- RVGShared エージェント
- RVGLogowner エージェント
- RVGSharedPri エージェント
- VFRJob エージェント
KVMGuest エージェントの属性
表: 必須属性
必須属性 | 説明 |
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GuestName | KVM のハイパーバイザまたは RHEV-M を使用して作成された仮想マシンの名前。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー 例: vm1 |
表: オプションの属性
オプションの属性 | 説明 |
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DelayAfterGuestOnline | 仮想マシンが起動するまでにかかる最大時間を秒単位で定義します。 この属性は必要に応じて変更できます。 データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー デフォルト: 5 例: 10 |
DelayAfterGuestOffline | KVM ゲストが開始するまでにかかる最大時間を秒単位で定義します。 この属性は必要に応じて変更できます。 データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー デフォルト: 30 例: 40 |
SyncDir | すべてのクラスタノードでデフォルト設定ディレクトリの /etc/libvirt/qemu/ を同期するために使われるディレクトリの絶対パスを指定します。 この属性を設定した場合、online エントリポイントはゲストを定義するために、指定のパスにあるゲスト設定ファイルを使います。 このディレクトリは共有ストレージ上に存在する必要があります。 この属性は KVM 環境でのみ有効です。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー 例: /kvmguest_syncdir |
GuestConfigFilePath | ゲスト設定ファイルの絶対パスを指定します。 この属性は、SyncDir に対する代替として使うことができます。 この属性を設定する場合は、ゲスト設定ファイルがすべてのクラスタノード上の同じパスで利用可能であることを確認してください。 VCS はこのパスを使って各ノードのゲストを定義します。 SyncDir と GuestConfigFilePath を両方とも設定した場合、SyncDir は GuestConfigFilePath に優先します。 この属性は KVM 環境でのみ有効です。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー 例: /kvmguest/kvmguest1.xml |
RHEVMInfo | RHEV 環境についての情報を指定します この属性と関連付けられるキーは次のとおりです。
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MigrateTimeout | 仮想マシンの移行のタイムアウト値を指定します。 デフォルト値: 300 秒 |
MigrateWaitLimit | 移行の待機制限を指定します。 属性値に指定した回数で監視エントリポイントが実行され、試行したリソースの移行が失敗したかどうかを特定します。 デフォルト値: 2 |
DROpts | DR オプションを定義します。 この属性の値は次のキーから構成されています。
データ形式と値のタイプ: 文字列 - 関連 |
表: 内部属性
内部属性 | 説明 |
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IntentionalOffline | IntentionalOffline リソースタイプ属性の使用方法について詳しくは、『Cluster Server 管理者ガイド』を参照してください。 |
CEInfo | これは内部属性です。 |
ResyncVMCfg | ResyncVMCfg 属性は havmconfigsync ユーティリティによって設定されます。 この属性が設定されると、エージェントは SyncDir 属性を使って仮想マシン構成(すでに存在する場合)を再定義します。 SyncDir 属性が設定されない場合は、GuestConfigFilePath 属性が使われます。 メモ: ResyncVMCfg 属性を手動で設定しないでください。 |
AEPTimeout | これは内部属性です。 この属性を変更しないでください。 この属性を使って、エージェントのエントリポイントのタイムアウト値が渡されます。 |