Cluster Server 7.4.3 付属エージェントリファレンスガイド - Linux
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属性
ここでは、VMwareDisks エージェントの必須属性およびオプション属性を示します。
必須属性 | 説明 |
---|---|
ESXDetails | 仮想マシンが設定されている ESX ホストまたは vCenter のホスト名と資格情報のリスト。 キーは、ESX または vCenter ホスト名または IP アドレスです。値は次の形式である必要があります。
例: IPv6 ESXDetails = { "[2620:128:f0a2:900d::150]" = "root=GMIsMUlSKsNSlSLuJUo" } 例: IPv4 ESXDetails = { "192.168.0.100" = "root=GMIsMUlSKsNSlSLuJUo" } データ形式と値のタイプ: 文字列 - 関連 |
DiskPaths | VMwareDisks リソースによって管理されるディスクパスのリスト。 キーの形式は、「[データストア名]ディスクパス」となります。値の形式は、「SCSI コントローラキー: ターゲット ID(ディスクのユニット番号)」となります。 たとえば、0:2 です。RDM の場合、接頭辞「RDM: 」をディスクパスに追加します。 また、キーの形式は「Disk_UUID: [データストア名] Disk_path」である可能性もあります。RDM 場合は、「RDM: Disk_UUID: [データストア名] Disk_path」です。ディスク UUID が提供されない場合、エージェントは UUID を見つけ、属性を修正してディスクの UUID が含まれるようにします。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - 関連 |
オプションの属性 | 説明 |
---|---|
HAInfoDetails | vSphere HA が有効であるかどうかを判断します。この属性は、vCenter Server の vCenter ホスト名または IP アドレスを使用して、vSphere HA の状態を判断します。 値は、Key=Value の形式で指定する必要があります。ここで、
例: IPv6 HAInfoDetails = {"[2001::15]" = "Administrator@IAG=JPLvPXoVNvQVo"} 例: IPv4 HAInfoDetails = {"192.168.0.100" = "Administrator@IAG=JPLvPXoVNvQVo"} この属性値を指定しない場合、エージェントは IsVMHAEnabled 属性値に基づいて vSphere HA 設定を判断します。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - 関連 |
IsVMHAEnabled | vSphere HA が有効であるかどうかを定義します。 値 1 は、vSphere HA が有効であることを示します。この属性値は、VMware vSphere HA クラスタ内の vSphere HA 設定と一致する必要があります。 vSphere HA をオンにした場合、この 属性値を 1 (True) に設定します。vSphere HA をオフにした場合、この 属性値を 0 (False) に設定します。vSphere HA 設定は、HAInfoDetails 属性が設定されてない場合、またはエージェントが HAInfoDetails 属性に基づいた vSphere HA 詳細の取得に失敗した場合にのみ、この属性に基づいて判断されます。 デフォルト: 1 (True) データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー |
PanicVMOnESXLoss | ESX ホストがネットワーク接続を失った場合に、仮想マシンで「パニック」を引き起こすには、この属性値を 1 (True) に設定します。 デフォルト: 0 (False) データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー |
ForceRegister | 内部使用の属性です。 |
VMRegisterWait | 指定された時間間隔(秒)。この間に VMware HA は、ESX ホストにエラーが発生したときにその他の ESX ホストで仮想マシンを登録します。これは、IsVMHAEnabled が true に設定されている場合にのみ適用可能です。 デフォルト値: 120 秒 データ形式と値のタイプ: 整数 |
VirtualDiskMode | ディスクを接続したときに使われるモードを指定します。 この属性の値は次のいずれかに設定できます。
アプリケーション監視の設定後に値を変更する必要があります。 メモ: VMwareDisks エージェントはディスクが設定されているモードを検出できません。フェールオーバーの後、ディスクは属性値で定義されているモードで接続します。ディスクモードについて詳しくは、VMware のマニュアルを参照してください。 デフォルト値: persistent データ形式と値のタイプ: 文字列 - 関連 |