Cluster Server 7.4.3 付属エージェントリファレンスガイド - Linux
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- ストレージエージェント
- DiskGroup エージェント
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- VolumeSet エージェント
- LVMLogicalVolume エージェント
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- エージェントのテスト
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- VFRJob エージェント
VCS によるマルチパスソリューションのサポート
このセクションは次のエージェントに適用されます。
LVMLogicalVolume エージェント
LVMVolumeGroup エージェント
VCS は Veritas InfoScale の一部として含まれている Dynamic Multi-Pathing(DMP)をサポートします。 ハードウェア互換性リスト (HCL) に明示的にリストされていないマルチパスソリューションはサポートされません。HCL は、SORT Web サイトの[ドキュメント (Documentation)]タブにあります。ただし、オペレーティングシステムの一部として含まれているサードパーティのソリューションはサポートされます。
Veritas はサードパーティおよびネーティブのソリューションを詳細にテストしてサポートすることを目指していますが、すべてのサードパーティのマルチパスアプリケーションをテストすることはできません。これは、サポートマトリックスが複雑で、想定される製品の組み合わせの数が多すぎるためです。したがって、Veritas は HCL に明示的にリストされていないマルチパスソリューションを公式にはサポートしていません。また、SCSI3-PGR による I/O フェンシングなどの高度な機能は、HCL にリストされたアレイとマルチパスソリューションおよび Veritas InfoScale との組み合わせでのみサポートされます。
サードパーティのマルチパスソリューションを使っている場合、Veritas はデータパスを冗長に保つ必要性を理解し、ソリューションをアンインストールまたは無効にすることを強要しません。Veritas はサードパーティのマルチパスソリューションを無効とみなさず、引き続きサポートの問題のトラブルシューティングを行います。ただし、マルチパスソリューションに関連する持続的なサポートについては、マルチパスのベンダーに問い合わせる必要があります。