Cluster Server 7.4.3 付属エージェントリファレンスガイド - Linux
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- RVGLogowner エージェント
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- VFRJob エージェント
ファイルレプリケーションの方向の変更
障害時にターゲットファイルが書き込まれ、その後プライマリサイトになった場合、古いソースファイルシステムを新しいターゲットファイルシステムに作ることができるようにレプリケーションの方向を変更できます。
VFRJob の元のシステムとターゲットシステムの両方が VCS 制御下にある場合、次の手順を実行して VFR のファイルレプリケーションの方向を変更します。
メモ:
vfr_job リソースは現在の元のシステムで実行されている VFRJob を表し、vfr_job2 リソースはターゲットシステムで無効化される(Enabled 0)VFRJob のリソースを表します。
元のシステムで次の手順を実行します
- 元のシステムの VFRJob リソースをオフライン化します
# hares -offline vfr_job -sys source_system、
vfr_job は VFRJob リソース、source_system は VFRJob がオンラインのシステムです。
- VFRJob がオフラインになった後、VFRJob リソースを無効化します。
# haconf -makerw
# hares -modify vfr_job Enabled 0
# haconf -dump -makero
- 元のシステムとターゲットシステムの両方で、VFR のレプリケーションの方向を変更する手順を実行します。
詳しくは、『Veritas InfoScale レプリケーション管理者ガイド』を参照してください。
新しい元のシステムで次の手順を実行します。
ファイルレプリケーションの方向が変更されると、初期のターゲットシステムが新しい元のシステムになります。
- VFRJob を有効化します
# haconf -makerw
# hares -modify vfr_job2 Enabled 1
# haconf -dump -makero
- 新しい元のシステムの VFRJob をプローブします
# hares -probe vfr_job2 -sys new_source_system 、new_source_system は、VFRJob2 の仮想 IP(vfr_vip2)がオンラインのシステムです。
- VFRJob をオンライン化します。
# hares -online vfr_job2 -sys new_source_system