Cluster Server 7.4.3 付属エージェントリファレンスガイド - Linux
- 付属エージェントの概要
- ストレージエージェント
- DiskGroup エージェント
- DiskGroupSnap エージェント
- Volume エージェント
- VolumeSet エージェント
- LVMLogicalVolume エージェント
- LVMVolumeGroup エージェント
- Mount エージェント
- Mount エージェントの設定例
- VMwareDisksエージェント
- SFCache エージェント
- Network エージェント
- ネットワークエージェントについて
- IP エージェント
- NIC エージェント
- IPMultiNIC エージェント
- MultiNICA エージェント
- DNS エージェント
- AWSIP エージェント
- AWSRoute53 エージェント
- AzureDNSZone エージェント
- ファイル共有エージェント
- サービスエージェントとアプリケーションエージェント
- Apache HTTP サーバーエージェント
- Application エージェント
- CoordPoint エージェント
- KVMGuest エージェント
- KVMGuest エージェントに関する注意
- KVMGuest 環境の設定例
- RHEV 環境の設定例
- Process エージェント
- ProcessOnOnly エージェント
- インフラエージェントとサポートエージェント
- エージェントのテスト
- レプリケーションエージェント
- RVG エージェント
- RVGPrimary エージェント
- RVGSnapshot
- RVGShared エージェント
- RVGLogowner エージェント
- RVGSharedPri エージェント
- VFRJob エージェント
AzureDisk エージェント
Azure の仮想マシンは、データディスクを使用してアプリケーションデータを保存します。AzureDisk エージェントは、管理対象および管理対象外のデータディスクをサポートし、アプリケーションのフェールオーバー時にこれらのディスクの高可用性を提供します。
AzureDisk エージェントは、管理対象と管理対象外の Azure データディスクをオンライン化またはオフライン化したり、監視したりします。管理対象および管理対象外のデータディスクを、同じリソースグループまたは異なるリソースグループの仮想マシンに接続します。AzureDisk エージェントは、Azure Python SDK を使用して、Azure データディスクが Azure 仮想マシンに接続されているかどうかを判断します。
AzureAuth エージェントを設定します。
AzureAuth エージェントを参照してください。
Azure ディスクリソースは、AzureAuth リソースに依存しています。
Open | Azure VM の名前をフェッチします。 |
Online | Azure VM に Azure データディスクを接続します。 |
Offline | Azure VM から Azure データディスクを切断します。 |
Monitor | Azure データディスクが現在の Azure VM に接続されているかどうかを判断します。 |
Clean | 進行中のすべてのリソースアクションを終了し、Azure VM から Azure データディスクを切断します。 |
ONLINE | Azure データディスクが Azure VM に接続されていることを示します。 |
OFFLINE | Azure データディスクが Azure VM から切断されていることを示します。 |
FAULTED | Azure データディスクが、VCS 制御外の Azure VM から予期せず切断されたことを示します。 |
UNKNOWN | 次のいずれかの理由で問題が発生していることを示します。
|
表: 必須属性
属性 | 説明 |
---|---|
DiskIds | 管理対象ディスクの場合は、ディスクのリソース ID。 管理対象外ディスクの場合は、ディスクの VHDUri。 スペースで区切られた 1 つ以上のディスク ID を追加できます。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - ベクトル |
VMResourceGroup | Azure VM が存在する Azure リソースグループ。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー |
AzureAuthResName | Azure 関連の認証を処理する認証エージェントリソースの名前です。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー |
StorageAccountKey | ストレージアカウントのアクセスキー。 vcsencrypt ユーティリティを使用してこのキーを暗号化する必要があります。詳しくは、『Cluster Server 管理者ガイド』を参照してください。 この属性は、管理対象外ディスクが設定されている場合にのみ必要です。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー |
表: オプションの属性
属性 | 説明 |
---|---|
AzureVMName | エージェントが実行されている Azure の VM の名前。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー |
type AzureDisk ( static int MonitorTimeout = 120 static str ArgList[] = { StorageAccountKey, tempVMName, DiskIds, VMResourceGroup, AzureVMName, "AzureAuthResName:SubscriptionId", "AzureAuthResName:ClientId", "AzureAuthResName:SecretKey", "AzureAuthResName:TenantId" } str DiskIds[] str VMResourceGroup str AzureVMName str AzureAuthResName temp str tempVMName str StorageAccountKey )
管理対象ディスクを使用する設定例:
AzureDisk azure-res-disk ( DiskID = "/subscriptions/6940a326-fgh6-40dd-b616-c1e9bbdf1d63/ resourceGroups/azureRG/providers/Microsoft.Compute/disks/ AzureManagedDisk" VMResourceGroup = "azureVMRG" AzureAuthResName = "azure-auth-res" )
管理対象外ディスクを使用する設定例:
AzureDisk azure-res-disk ( DiskIds = "https://azureunstorageaccount2.blob.core.windows.net/ vhds/unmanageddisk.vhd" VMResourceGroup = "azureVMRG" AzureAuthResName = "azure-auth-res" storageAccountKey = fpjNjrNrgRupNnnLhlKHnlRjpKLitIpjTgnTpfNglSls )
AzureDisk エージェントは、DBG_1 デバッグログレベルを使用します。