Cluster Server 7.4.3 付属エージェントリファレンスガイド - Linux

RVGSnapshot

ファイアドリル用に VVR セカンダリにあるすべてのボリュームについて、トランザクション的に整合性がとれており、スペースが最適化されたスナップショットを生成、破棄します。 RVGSnapshot エージェントは、セカンダリ RVG で領域最適化スナップショットを取ります。 レプリケーションデータに影響を与えずに、スナップショットボリュームのマウントと書き込みを実行できます。つまり、領域最適化スナップショットは「ファイアドリル」に組み込むのに有効なツールであり、広域なフェールオーバーを確実に可能にします。 このエージェントを、レプリケートされているアプリケーションを管理する VCS Mount エージェント、CFSMount エージェント、VCS の他のエージェントと組み合わせることにより、特別なファイアドリルサービスグループを作成できます。 このサービスグループを定期的にスケジュールされた間隔でオンラインにしたりオフラインにしたりすることで、ディザスタリカバリ環境の堅牢性を検証できます。

エージェント自体に加えて、ファイアドリル用の VVR と VCS インフラストラクチャとファイアドリルを実行するスクリプト /opt/VRTSvcs/bin/fdsched、それらの結果を統合するテキストベースのウィザード /opt/VRTSvcs/bin/fdsetup も含まれています。

詳しい説明は、『 Cluster Server 管理者ガイド』にあります。