Veritas™ System Recovery 18 Service Pack 3 Management Solution 管理者ガイド

Veritas System Recovery 18 と Windows Server Core について

Windows Server Core には、他のバージョンの Windows で利用可能な従来のグラフィカルユーザーインターフェース (GUI) は含まれていません。主にコマンドを使用してコマンドラインインターフェースでインストールおよび管理されます。

Veritas System Recovery 18 は Windows Server Core にインストールできますが、これはエージェントのみのインストールです。Windows Server Core の場合、Microsoft .NET はサポートされません。したがって、Veritas System Recovery GUI をインストールできません。Veritas System Recovery は、ヘッドレスエージェントによってのみ Windows Server Core でサポートされます。Veritas System Recovery 18 は、コマンドラインのコマンドを使ってインストールできます。また、リモートコンピュータからエージェントをインストールする（プッシュする）こともできます。

Windows Server Core コンピュータのバックアップと復元でサポートされている方法は 1 対 1 の管理のみです。つまり、Windows Server Core コンピュータにエージェントをインストールしたら、次のいずれかを実行しているリモートコンピュータからそのエージェントに接続します。

Windows Server Core コンピュータにリモートからエージェントをインストールする前に、サーバーへのアクセスを許可するようにファイアウォールを設定する必要があります。デフォルトでは、ファイアウォールはサーバーにアクセスできないように設定されています。

Windows Server Core コンピュータのファイアウォールの設定について詳しくは、Microsoft 社の Web サイトを参照してください。

64 ビット版 Windows 上の Windows (WoW64) は、Windows オペレーティングシステムのサブシステムで、64 ビット版の Windows で 32 ビット版アプリケーションを実行するために必要になります。デフォルトでインストールされ、すべての 64 ビット版の Windows に含まれています。Windows Server Core コンピュータで WoW64 をアンインストールした場合は、Veritas System Recovery 18 をインストールする前に再インストールする必要があります。

コマンドを使用した Windows Server Core へのVeritas System Recovery 18 のインストールを参照してください。