製品マニュアル

アプリケーションオブジェクト

このカテゴリの API を使用して、アプリケーションインスタンスと、そのサブコンポーネントである中間層サーバー、データベース、およびサポートファイルの構成ファイル、データベースファイルなどを追加します。

アプリケーションインスタンスには、アプリケーションサーバーやアプリケーションの主なプロセスが含まれます。アプリケーションインスタンスのレポートは、Resiliency Platform の Web コンソールの［管理対象外 (Unmanaged)］タブにアプリケーションを表示し、それらの操作を実行するために必須です。

このインターフェースを使用して、アプリケーションインスタンス名、バージョン、ホームディレクトリなどのアプリケーションインスタンス固有のプロパティを追加するのに使用するアプリケーションインスタンスオブジェクトを作成します。実行するには、set_property API を使用します。アプリケーションの状態のプロパティ「State」の定義は、Resiliency Platform コンソールを使用してアプリケーションで追加の操作を実行するために必須です。

必須: はい

入力パラメータ: 文字列: アプリケーションインスタンスの名前。

戻り値: 0 およびアプリケーションインスタンスオブジェクト、それ以外の場合は任意の正の数。

例:

my $appInstObj = $appObj->add_application_inst ("test_inst");

アプリケーションユニットは中間層サーバー、データベースなど、アプリケーションインスタンスの機能をサポートする、アプリケーションのサブコンポーネントから構成されます。これらのコンポーネントのレポートは省略可能です。これらは Resiliency Platform コンソールに表示されないので、コンソールを使用してすべての操作を行うことはできません。しかし、アプリケーションの開始または停止操作をコンポーネントレベルで実行する場合は、これらのコンポーネントを定義する必要があります。

このインターフェースを使用して、アプリケーションデータベース名のようなアプリケーションユニット固有のデータを追加するのに使用するアプリケーションユニットオブジェクトを作成します。

必須: いいえ

入力パラメータ: 文字列: アプリケーションユニットの名前。

戻り値: 0 およびアプリケーションユニットオブジェクト、それ以外の場合は任意の正の数。

例:

my $appUnit1Obj = $appInstObj->add_application_unit("master_db");

my $appUnit2Obj = $appInstObj->add_application_unit("temp_db");

アプリケーションファイルは、構成ファイル、データベースファイルなどのアプリケーションサポートファイルから構成されます。アプリケーションファイルのレポートは、Resiliency Platform コンソールを使用して、ディザスタリカバリ操作を実行するために必須です。

このインターフェースを使用して、アプリケーションのファイル名、サイズ、パスのようなアプリケーションファイル固有のデータを追加するために使用するアプリケーションファイルオブジェクトを作成します。

アプリケーションのプロパティ「Type」の定義は、Resiliency Platform コンソールを使用してディザスタリカバリ用のアプリケーションを構成する場合に必須です。

必須: はい

入力パラメータ: 文字列: アプリケーションのファイルまたはファイルのパスの名前。

戻り値: 0 およびアプリケーションファイルオブジェクト、それ以外の場合は任意の正の数。

例:

my $appFileObj = $appInstObj->add_application_file("master.txt");

my $appFileObj = $appInstObj->add_application_file("temp.txt");