製品マニュアル

IBM XIV 構成の前提条件

Infrastructure Management Server (IMS) で IBM XIV ストレージアレイを検出するためには、ストレージネットワークの物理的な接続およびデバイス設定が正しく構成されていることを確認します。

Infrastructure Management Server (IMS) は、IBM XIV コマンドラインインターフェース (XCLI) ユーティリティを使用して IBM XIV Enclosure と通信します。IBM XCLI ユーティリティは、検出ホストにインストールする必要があります。IMS に資産として追加する Windows または Linux ホストを検出ホストにすることができます。

IBM XIV Enclosure のデバイス設定要件には、IBM XIV Enclosure との IBM XCLI 通信の検証が含まれます。この通信を検証するには、次の手順を使用します。

IBM XCLI 管理ホストのコマンドプロンプトで次のコマンドを入力します。

xcli  -x -y -u userName -p passWord -m  arrayIPAddress config_get

ここで、arrayIPAddress は IP アドレス、完全修飾ドメイン名、またはストレージアレイの名前です。userName は、アレイのアカウントの有効なユーザー名です。passWord は、userName のパスワードです。

通信が正常であれば、次の情報が表示されます。

<XCLIRETURN STATUS="SUCCESS" COMMAND_LINE="-x -y -u vrpuser -p ****** 
-m 172.31.255.255 config_get">
<OUTPUT>
<config id="0">
                <name value="dns_primary"/>
                <value value="172.31.255.255"/>
                <level value="User"/>
            </config>
            <config id="1">
                <name value="dns_secondary"/>
                <value value="172.31.255.255"/>
                <level value="User"/>
            </config>
            <config id="2">
 ......
            </config>

  </OUTPUT>
</XCLIRETURN>