製品マニュアル

コンソール内での操作の権限について

Resiliency Platform 用に構成されたユーザーは、デフォルトで Web コンソールを表示する権限を持っていますが、操作を実行する権限はありません。操作のための権限は、Resiliency Platform 管理者が個別に割り当てる必要があります。この管理者は、ユーザーまたはグループに適切なペルソナを割り当てます。ペルソナとは、一連の操作へのアクセス許可を持つ役割です。管理者は、ユーザーがアクセス許可を持つ Resiliency Group などのオブジェクトを選択することによって、いくつかの操作の範囲をさらに制限できます。

たとえば、管理者は 1 人のユーザーに Resiliency Group RG1 の操作を実行する権限を割り当て、別のユーザーに RG2 の操作を実行する権限を割り当てることができます。他の Resiliency Group が後で追加された場合、管理者は新しい Resiliency Group へのアクセスを割り当てるために権限を更新する必要があります。

Resiliency Plan や Virtual Business Service などの一部のオブジェクトには、複数の Resiliency Group を含めることができます。このようなオブジェクトに操作を実行するには、ユーザーはそのすべての Resiliency Group へのアクセスが必要です。そうでないと、その操作は失敗します。