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製品マニュアル

Last Published: 2019-11-18

Product(s): Resiliency Platform & CloudMobility (3.4)

VMware vCenter Server での SNMP トラップの生成の構成

VMware vCenter Server が検出対象に構成されている場合、IMS は SNMP トラップの受信に利用できる vCenter Server のスロットのいずれかに IMS 自体を自動的に登録します。この自動登録が失敗した場合は、以下のいずれかを実行する必要があります。

Resiliency Manager から vCenter Server の構成を削除し、vCenter Server で SNMP スロットを受信に利用できるようにして、vCenter を検出対象に再度構成します。
vCenter Server の構成で、SNMP トラップ受信スロットのいずれかに IMS を手動で構成します。

VMware vCenter Server コンソールで以下の情報を入力し、SNMP トラップを生成して IMS に送信するように vCenter Server を手動で構成します。

以下のように、SNMP トラップの受信用 IMS (Infrastructure Management Server) を構成します。

SNMP の構成に移動します。いずれかの SNMP 受信を有効にして、以下の詳細を入力します。

フィールド	説明
受信する IMS の URL	vCenter Server に接続する IMS のホスト名を入力します。vCenter Server は、この IMS に SNMP トラップを送信します。また、162 番のポートを SNMP ポートとして構成します。162 番のポートを IMS の他のアプリケーションで使用していないことを確認します。
コミュニティ文字列	コミュニティ文字列を入力します。SNMP のバージョン v1 と v2 がサポートされています。

フィールド

説明

受信する IMS の URL

vCenter Server に接続する IMS のホスト名を入力します。vCenter Server は、この IMS に SNMP トラップを送信します。

また、162 番のポートを SNMP ポートとして構成します。162 番のポートを IMS の他のアプリケーションで使用していないことを確認します。

コミュニティ文字列

コミュニティ文字列を入力します。SNMP のバージョン v1 と v2 がサポートされています。

仮想マシンの状態が変わったり、仮想インフラ関連の変更が行われたときに、SNMP トラップを生成するアラームを構成します。

この手順では、仮想マシンの状態と vCenter Server インフラに関連する変更を監視するアラームを追加したり、適切な処理 (通知トラップの送信など) を追加したりします。

個々の仮想マシン、データセンター、または VMware vCenter Server 全体にアラームを設定できます。vCenter Server 全体にアラームを設定することをお勧めします。
アラームタイプの詳細については、以下のように指定します。
- 仮想マシンを監視するアラームタイプを設定する
- 該当のオブジェクトで発生している特定のイベント (VM 電源オンなど) を監視するアラームを設定する
- アラームを有効にする

仮想マシンの状態の監視要件を追加します。たとえば、VM が作成された、VM が移行された、VM の電源がオンになった、VM の電源がオフになった、VM が一時停止した、DRS により VM の電源がオンになった (DRS が有効になっているクラスタ環境) などです。フィールドの値は以下のとおりです。

イベントの値	選択する状態
VM の電源オン	設定解除
VM の電源オフ	設定解除
DRS による VM の電源オン	設定解除
VM の一時停止	設定解除
VM の作成	設定解除
VM の移行	設定解除
VM の再配置	設定解除
VM の名前変更	設定解除
DRS による VM の移行	設定解除

ホストの状態の監視要件を追加します。フィールドの値は以下のとおりです。

イベントの値	選択する状態
切断状態のホスト	設定解除
接続状態のホスト	設定解除

通知トラップを送信する新しい処理を追加します。以下の例のように、通知トラップの送信を指定します。

詳細情報

VMware イベントの準リアルタイム検出について

VMware イベントの準リアルタイム検出の設定