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製品マニュアル

Last Published: 2019-11-18

Product(s): Resiliency Platform & CloudMobility (3.4)

IMS の追加

Veritas Resiliency Platform には、資産を検出して監視する IMS (Infrastructure Management Server) が配備されています。Web コンソールで初めて Resiliency Platform を構成するときに、開始ウィザードで Resiliency Manager と Resiliency Domain を設定します。必要に応じて、1 台または複数の IMS を追加することもできます。開始ウィザードの終了後に IMS を追加することもできます。以下の手順で、IMS を後で追加する方法について説明します。

IMS を追加するには

前提条件
- 開始ウィザードを使用して Resiliency Manager と Resiliency Domain を設定する必要があります。
  ???を参照してください。
  新しい Resiliency Platform 構成の開始を参照してください。
- IMS に仮想アプライアンスを配備して構成する必要があります。
- IMS を AWS クラウドデータセンターに配備している場合は、IAM に付随する必要な権限すべてを保有する IAM の役割が IMS に割り当てられていることを確認します。
  Resiliency Manager、IMS、および Replication Gateway の IAM の役割に必要な権限を参照してください。
- IMS を追加するために必要な情報:
  完全修飾ドメイン名 (FQDN) または IP アドレス。
  IMS 仮想アプライアンスの管理者ユーザーのクレデンシャル。この情報は省略可能です。サーバーに直接アクセスできる場合にのみ入力する必要があります。
  サーバーに直接アクセスできない場合でも、データセンター、分かりやすい名前、および FQDN または IP アドレスのみを入力して IMS を追加するプロセスを始動できます。この場合、追加する IMS の仮想アプライアンスコンソールにログインした後に使用する必要がある登録 URL を先に取得し、それからデータセンターに IMS を追加します。
- IMS の IP アドレスとホスト名が Resiliency Manager で解決されることを確認します。
［設定 (Settings)］ (メニューバー)、［インフラ (Infrastructure)］、［詳細ビュー (Details View)］の順に移動し、［+ Infrastructure Management Server］を選択します。
また、［クイックアクション (Quick Actions)］メニューで［資産インフラの管理 (Manage Asset Infrastructure)］を選択して、このページにアクセスすることもできます。
［Infrastructure Management Server の追加 (Add Infrastructure Management Server)］で、IMS の情報を入力して送信します。
ヒント:
既存のデータセンターのリストから選択することも、新しいデータセンターを追加することもできます。
Infrastructure Management Server とデータセンターを関連付ける方法を参照してください。
- 新しいデータセンターを指定するには、［データセンター (Data Center)］フィールドで［新規 (New)］を選択して場所と名前を指定します。場所を入力する場合は、市区町村などの何らかの形式の場所識別子を入力すると、選択候補が示された場所のリストが表示されます。
- IMS の分かりやすい名前を入力します。
- サーバーの FQDN または IP アドレスを入力します。
- ユーザー名とパスワードを入力します。これら 2 つは、IMS に直接アクセスできる場合にのみ入力する必要がある省略可能な情報です。この情報を入力すると、データセンターに IMS がすぐに追加されます。
  IMS のユーザー名とパスワードを入力しないと、画面に登録 URL が表示されます。この URL は 30 分間のみ有効です。URL の期限が切れた場合は、登録 URL を再生成してプロセスを完了する必要があります。
  IMS の登録 URL の再生成を参照してください。
  URL 文字列をコピーして、IMS の仮想アプライアンスコンソールにログインします。klish メニューで次のコマンドを実行します。
  manage > configure ims_register
  IMS の klish メニューオプションを参照してください。
  IMS の登録 URL の入力を求められます。Resiliency Manager コンソールでプロセスを始動したら、取得した URL を入力します。
IMS が正常に追加されたことを確認します。
IMS が正常に追加されたら、IMS に資産インフラを追加できます。
資産インフラの追加を参照してください。
メモ:
IMS が独自のデータセンター内の RM に接続されている場合、その IMS は UI の同じ行の RM の横に表示されます。ただし、IMS が別のデータセンターの RM に接続されている場合、その IMS は RM の下の行に表示されます。
データセンターの DNS 設定を行った後、既存のデータセンターに IMS を追加する場合は、データセンターの DNS 設定に移動して DNS サーバーの修正オプションを選択し、テストするホスト名と IP アドレスを入力してテストを実行します。この操作により、新しく追加した IMS を使用して DNS 更新を実行できることを確認できます。
データセンターの DNS サーバー設定の構成を参照してください。

詳細情報

Infrastructure Management Server の管理