製品マニュアル

Resiliency Domain について

Resiliency Domain は、Veritas Resiliency Platform 配備の管理ドメインです。配備の範囲を表します。複数のデータセンターにわたって配備でき、複数の Resiliency Managers やその他の IMS などのコンポーネントを、管理対象および保護対象のインフラと一緒に組み込めます。Resiliency Domain 内の Resiliency Platform は資産を保護し、資産の作業負荷タスクの自動化を統制できます。

Resiliency Domain は、環境内に初めて Resiliency Manager を配備して Resiliency Manager コンソールにアクセスした後、Web コンソールから作成する論理オブジェクトです。

ディザスタリカバリ用には、Resiliency Domain に少なくとも 2 つのデータセンター (ソースデータセンターとターゲットデータセンター) を含める必要があります。これらはオンプレミスまたはクラウド上のどちらに配備されていても構いません。

Resiliency Domain は、作業負荷タスクの自動化のための単一データセンターで必要に応じて実装できます。

資産インフラには、IMS の検出および監視のために Resiliency Platform に追加するデータセンター資産が含まれます。資産インフラには、物理ホスト (Windows または Linux サーバー) と Hyper-V や VMware 用の仮想化サーバーを含めることができます。

Resiliency Platform 配備インフラを参照してください。

レプリケーションに使用する技術によっては、資産インフラに Replication Gateway またはエンクロージャ (ストレージアレイ) を含めることもできます。この図には、資産インフラのレプリケーションの詳細は示していません。

図: Resiliency Domain の Resiliency Platform コンポーネント

Resiliency Platform 配備でのレプリケーションを参照してください。

Resiliency Domain での効率化と耐障害性の計画を参照してください。