製品マニュアル

IMS (Infrastructure Management Server) について

各 Resiliency Manager に、1 つ以上の IMS (Infrastructure Management Server) が必要です。IMS は、データセンター内の資産を検出し、監視します。Web コンソールを使って資産インフラを Resiliency Platform に追加し、そうすることで資産を IMS で検出し、監視できます。

資産インフラには、ホスト、仮想化サーバー、エンクロージャ (ストレージアレイ) などのオブジェクトを含めることができます。

IMS は、資産に関する情報を Resiliency Manager に送信し、その資産を Resiliency Manager が管理できるようにします。Web コンソールから始動する資産の管理操作 (仮想マシンの起動や停止など) は、IMS によって実行されます。

地理的に異なる場所に複数のデータセンターがある場合は、別の IMS が地理的なデータセンターの場所ごとに配備および構成されます。

各 IMS は、一度に 1 つの Resiliency Manager のみと接続します。Resiliency Manager エラーが発生した場合、IMS は同じドメイン内のもう一方の Resiliency Manager に自動的に接続できます。

同じデータセンターに複数の Infrastructure Management Server を構成することもできます。たとえば、規模に対応するため、人事管理や財務などのビジネスユニット別に個別の IMS を追加できます。1 つ以上の IMS を、同じ Resiliency Manager で管理できます。

図: データセンター内の複数の Infrastructure Management Server